SCP-1163-JP
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アイテム番号: SCP-1163-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1163-JPは低脅威度オブジェクト収容ロッカーで保管されます。

財団のWebクローラはSNSの投稿を監視し、デュエル・マスターズについての不自然な投稿を通知します。SCP-1163-JPである疑いのあるカードは持ち主から秘密裏に回収されます。通常のデュエル・マスターズのカードと視覚的に区別することが困難であるため、回収後のカードは実験によって異常性の有無が確かめられます。

実験は脱走対策の取られた実験室で行い、警備部門スタッフが同席します。問題が起こった際は即座にゲームのプレイ終了を宣言しなければいけません。

説明: SCP-1163-JPは、男性人型実体の召喚1を可能とする、"デュエル・マスターズ"2のカードです。SCP-1163-JPは財団のWebクローラで発見された不審なSNSの投稿をもとに、伊賀研究員によって発見されました、その後、氏の体調不良による休職を受けて、現在は指導担当にあたる池野研究主任が実験・研究を引き継いでいます。現在SCP-1163-JPは、9枚が確保されています。

現在までに回収されているSCP-1163-JPは、すべて『エイエイオー』『サイバー・G・ホーガン』『サイバー・T・クラウン』『電脳大河バタフライ・ブランデ』『封魔ベルアリタ』のいずれかのカードと同一のデザインを有しています。これらのクリーチャーカード3は共通して"連鎖"と呼ばれる効果を有しています。"連鎖"効果は、「自身が召喚されたとき、山札の一番上を見る。そのカードが自身よりも低いコスト4のクリーチャーであれば、コストを支払わず召喚できる」というものであり、SCP-1163-JPの異常性に関係します(図1)。

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図1. デュエル・マスターズにおける通常召喚プロセスと"連鎖"効果による召喚プロセス

 
SCP-1163-JPの異常性は、デュエル・マスターズをプレイしている最中に、SCP-1163-JPを召喚した場合発生します(SCP-1163-JPの弱い認識阻害効果によって、以下の異常現象はSCP-1163-JPの異常性に関する知識を持つ人物以外から異常として認識されないことに留意してください)。まずSCP-1163-JPが召喚されると、SCP-1163-JP使用者の山札に覆いかぶさるように、うつぶせ状態の男性人型実体が出現します。この男性人型実体の外見は実際に存在する/した、使用者の関係者の容姿に酷似していますが、身長が88 mm5に縮小されています。このとき選択される容姿は使用者ごとに一定の一貫性があります。次に、SCP-1163-JP使用者が男性人型実体に手をかざすと、男性人型実体は浮かび上がったのち回転し、仰向けになります。その後、実体は直立し、通常召喚されたクリーチャーが置かれる場所に浮遊したまま移動します。その際、実体は容姿の元となった人物の身長まで拡大されます。以降男性人型実体は、一体のクリーチャーとして扱われます。SCP-1163-JPによる"連鎖"効果が複数回発生した場合、男性人型実体は複数体発生しますが、その容姿はすべて同一です。

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図2. 本オブジェクトにおける"連鎖"効果のプロセス

 
男性人型実体は知性を有しており、しばしば自身の容姿のもととなった人物しか知りえないことについての知識を有します。ただし実体はその行動の多くを制限されているようであり、主体的に行える行動は発話のみです。その発話についても、実体は多くの場合恐慌状態に陥っているため、満足に行うことには成功していません。実体はプレイヤーの指示に強制的に従わされるように行動し、アタックを命じられた場合はその対象のカード・プレイヤーに対し攻撃的な動作を行います。また、実体はクリーチャーとして扱われ、効果やアタック処理の結果破壊された場合は、その破壊の原因となったカードの影響が再現される形で死亡・消失します6

実験記録1: 以下は男性人型実体に関する実験記録からの抜粋です。

内容 補足 結果
実体による、相手クリーチャーへのアタックを宣言する。 N/A 実体は対象のカードへの踏み付けを行った。
実体による、相手プレイヤーへのアタックを宣言する。 N/A 実体は相手プレイヤーに接近し、平手打ちを行った。相手プレイヤーはそれにより痛みを感じたように振舞ったが、それが異常なものであるとは認識せず、暴力行為に対する嫌悪感も示さなかった。なお、シールドが残っている場合は、実体の攻撃は相手プレイヤーの直前で停止し、到達しなかった。
実体に対し『バースト・ショット』を使用する。 『バースト・ショット』は場のパワー2000以下のクリーチャーをすべて破壊する効果を持つ。実験の様子は以下の映像記録を参照。 実体は破壊された。
実体が召喚された状態で、『悪魔神バロム』を召喚する。 『悪魔神バロム』は召喚された際、場にある闇文明7以外のクリーチャーをすべて破壊する効果を持つ。 実体は破壊されなかった。
実体が召喚された状態でゲームのプレイを終了する。 N/A ゲームの終了が宣言された時点で、実体は消失した。

映像記録

実施者: 伊賀研究員(休職前に行われた実験)

実験内容: 複数のカード効果に対する男性人型実体の反応から、男性人型実体のゲーム上での扱い(属性、能力等)を調査する。

付記: 今回扱ったSCP-1163-JPは『サイバー・G・ホーガン』のデザインを持つものであった。このクリーチャーは"連鎖"の上位効果にあたる"激流連鎖"の効果を持つ。"激流連鎖"では、山札から上の2枚を見て、その中から『サイバー・G・ホーガン』よりコストの少ないクリーチャーを好きな数召喚することができる。

本記録ではSCP-1163-JP使用者を"使用者"、使用者と対戦する人物を"対戦相手"と呼称する。"使用者"は、事前に異常性についての説明を受けたDクラス職員であった。

<開始>

第9巡目 "使用者"の手番:

SCP-1163-JP(『サイバー・G・ホーガン』)を召喚する。

"激流連鎖"の効果によって、山札の上に中年男性の容姿を持つ2体の男性人型実体(同一の容姿を持つ)が出現し、それぞれバトルゾーンに移動する8。男性人型実体は混乱している様子を見せる。"使用者"は自身の手番を終了する。

第9巡目 "対戦相手"の手番:

"対戦相手"が『学校男』を召喚する。『学校男』は場に出したとき、自身の場にあるクリーチャーを2体破壊する。その後、相手は自身の場にあるクリーチャーを1体選び破壊しなければならない。

"対戦相手"は自身の場にあるクリーチャーを2体選び破壊する。"使用者"はSCP-1163-JP、男性人型実体2体の内から、実体1体を選び破壊することを宣言する。

選ばれた実体の周囲に、"対戦相手"が破壊した2体のクリーチャーを模した視覚効果が出現し、実体を襲撃する。実体は悲鳴をあげ、抵抗を試みるが、少しずつ損傷し、流血しながら齧り取られていく。

伊賀研究員は実体から目を逸らす。"使用者"は実体を無表情で観察している。実体は消失する。

[中略のためのカットが入り、画面が暗転する]

第11巡目 "使用者"の手番:

"使用者"がSCP-1163-JPを用いて"対戦相手"にアタックする。"対戦相手"の最後のシールドカードがブレイクされ、手札に加えられる。

"対戦相手"が"シールドトリガー"9として、"バースト・ショット"を発動する。

男性人型実体が四肢を大量の弾丸に撃ち抜かれて、その場に倒れこむ。実体は呻き声をあげて、痛みを感じているような振る舞いを見せる。

"使用者"は実体が消失するまでゲームプレイを中断し、その様子を観察する。実体の消失後、自身の手番の終了を宣言する。

<終了>

実験者による考察: ここまでの実験の結果、男性人型実体はゲーム中、一貫してパワー2000以下、闇属性のクリーチャーとして扱われているようであった。これは容姿・使用者によって左右されなかった。男性人型実体は、口頭では述べられないものの、何らかの既存のクリーチャーとして扱われている/何らかの既存のクリーチャーを元としている可能性がある。

実体が破壊される際の演出において、実体が即死せず、消失まで時間がかかる場合が多数を占めた。そのため上の映像記録のように、実体は消失まで苦しむ様子を見せることになるが、使用者がオブジェクトの異常性について理解している場合、その様子を目を逸らさずに観察するケースが見られた。また実体の容姿が使用者の関係者と同様であるにもかかわらず、使用者は実体が破壊されること自体を忌避しない傾向にあった(映像記録中、実体ではなくSCP-1163-JPを破壊する選択肢もあったが、使用者は実体を選択した)。

これらの不自然な反応について、死に対する忌避感の希薄化などの認識的異常現象が疑われ、検証が行われたが、その結果は認識的異常の可能性に否定的なものであった。

 
実験記録2: 以下は男性人型実体の容姿がどのように選択されるかを検証した実験記録からの抜粋です。実体の容姿はSCP-1163-JPの使用者に依存するため、記録は使用者と実体の容姿の対応表として記載されています。
使用者 容姿 補足
伊賀研究員 池野研究主任 休職以前の初期収容時に行われた実験。
D-11631 中学生時代の担任教師 N/A
D-11632 D-11632の父親 すでに死亡済み
D-11631 池野研究主任 選択される容姿が変わった唯一の例

実験者による考察: 結果を総合すると、選択される容姿は「使用者と直接的な関わりがあり、使用者より社会的な地位が高い人間」であると考察できる。D-11631に対応する容姿に変化が見られたのは、彼が実験中に指示を出す私を「社会的な地位が高い人間」とみなしたからだと考えられる。

 


 

注記: 本報告書を執筆した池野研究主任について、研究不正の嫌疑が浮上しています。以下は氏の嫌疑にまつわる告発の記録です。本告発は、定期カンファレンスにおいて、池野研究主任によるSCP-1163-JPについての発表の直後に行われました。告発者である田原博士は、池野研究主任の発表直後に登壇し、氏にその場に留まることを要求したうえで、発表を開始しました。

田原博士: これから行う発表は、正式な手順を追っていないため、非難の対象となるでしょう。しかし、私の矜持は蛮行を許すことができませんでした。それに、彼の罪は我々の黙認してきた悪習の結果でもあります。ですから、多くの人の目につくこの場で告発を行うのです。非難は受け入れますし、全責任も私が負いましょう。ですから皆さんには、耳を塞がず、少しだけ私の発表を聞いていただきたい。

[田原博士は池野研究主任に向き直る]

田原博士: さて池野主任、私はある疑いから、あなたの提出したデータを詳しく確認しました。あなたは消したつもりでしょうが、ファイルの更新履歴を辿ってみると、色々と不自然な部分が見えてきましたよ。 [発表用スクリーンにデータの一部分が投影される]

池野研究主任: これは驚きました。私が研究不正に手を染めていると?

田原博士: ええ。例えば、男性人型実体の容姿についての部分。一部のDクラス職員が使用した際、男性人型実体が彼ら自身の形を取って表れたことが記録されています。そのほか、ごく少数ですが、かつての同僚が出現した例もありますね。これらはあなたの「使用者より社会的地位が高い人物の姿が選択される」という説を支持しない結果であり、それゆえにあなたのデータからは"抹消"されていたのだと、私はそう考えます。

池野研究主任: [沈黙]

田原博士: 他にも、実験日が書き換えられていることがわかります。これを出勤日や実験室の使用記録と照らし合わせると、実際にほとんどの実験を行っていたのは、あなたではなく伊賀研究員だということになります。あなたが実際に実施したと考えられる実験は、D-11631の出現させる人型実体の容姿があなたの容姿へ変わったとされる、最後の実験くらいのものです。あなたの仮説にお墨付きを与えるために、何度も何度もSCP-1163-JPの召喚を繰り返させたそうですね。それにこれは今回に限った話ではないようです。過去のデータも確認しましたが、これ以前に少なくとも4回、あなたは彼の行った実験を自分名義にして論文を発表しているようです。それらの論文にも不自然な点が――

[そのほか3点の指摘が続く]

池野研究主任: [咳払い] なるほど。あなたのおっしゃりたいことはわかりましたよ。実験の名義変更は認めましょう。

[会場のざわめき]

池野研究主任: ですが、これは合理的なことですよ。彼のような無名の研究者が発表するより、私名義で発表したほうが彼の貢献が世界の役に立つ。そうして私が昇進すれば、彼も注目を集めることができる。誰もが得をするやり方ですし、他の場所でもやられていることでしょう。

[会場のざわめきが少しずつ収まる]

池野研究主任: 私の思いやりを不正呼ばわりされるのは残念ですね。もっと残念なのは、"彼が"実験データを改竄していたことですが。いえ、これも私の指導不足が原因。その点については私に原因があります。謝罪しましょう。

田原博士: 全く、言葉も出ませんね。おっしゃる通り研究の名義変更による権威付けや横取りは我々――広く研究者に蔓延する悪習です。しかしそれを開き直るにとどまらず、不正の責任を伊賀研究員に擦り付けるつもりですか。不正な更新があったのは彼が休職していた期間ですよ。更新に使われた端末があなたの研究室のものであることもわかっています。

池野研究主任: 伊賀研究員には私の研究室のカギを渡していましたから、不自然なデータに後から気付いてこっそり侵入し、変更したのでしょう。全く嘆かわしいことです。そもそも彼が休職したのは、実験で実体が無残に死ぬのを何度も見たからだと聞きましたが、その理由も本当かどうか……。良いデータが取れなかったから、すべてを私に投げ出して逃げただけなのかもしれません。そもそも人型が死ぬのを見たくらいで休職するようでは、財団の職員は務まらないですがね!

田原博士: [沈黙]

池野研究主任: もうやめにしましょう。倫理部門に通報しようが何をしようが、勝手になさってくれて構いませんが、それで不利益を被るのは私ではなく、伊賀君ですよ。私がやったという証拠もありません。むしろ私は、成果の出せない凡才の焦りに巻き込まれた被害者なんですから。

[池野研究主任が振り返って降壇しようとする]

田原博士: 本当はこんな悪習の話に若い人を巻き込むのは嫌なのですが、そうもいきませんか。

池野研究主任: しつこいですよ。研究者なんですから、仮説にはエビデンスを……

田原博士: ありますよ。伊賀研究員が改竄をしていないという証拠は。彼は休職期間中、あなたの研究室とは建物から違う、私の研究室にずっといましたから。

池野研究主任: 一体何を……

田原博士: ビデオ記録もありますし、監視カメラや建物の入館記録を照会すれば、すぐにこれが真実だとわかるはずです。彼のかつての小さな研究不正で脅して、彼に首輪をつけたつもりでしたか。

池野研究主任: ……馬鹿馬鹿しい。私が彼を脅している? 違いますよ。彼は自分より優れた私を尊敬し、自主的に協力しているだけです。あなたの勝手な推論でモノを言わないでください。

田原博士: 強情ですね。それでは本人の口から聞くことにしましょう。

[観客席から一人の男性職員が階段を降りて来る。彼は田原博士の隣に立つ]

池野研究主任: 伊賀…… [咳払い] 伊賀君、君の不正のせいで、私は酷い目にあっているよ。さすがに私としてもこれは許せないのだが――

伊賀研究員: ……主任、申し訳ありません。確かに、記録をお渡しするときに意図的に省かせていただいた記録があります。それが、『バースト・ショット』に関する実験の映像記録でカットされていた部分です。

池野研究主任: 何を言っている。あれはあくまでも冗長な部分の削除――

[伊賀研究員がPCを操作し、実験の映像がスクリーンに投影される。場面は9巡目"対戦相手"の手番である]

[実体が『学校男』の効果で破壊される。実体が損傷し、消失する]

伊賀研究員: ここから先がカットされたデータです。

[被験者が山札に手を伸ばし、カードを3枚引く。映像がストップする]

伊賀研究員: 男性人型実体が破壊されたとき、被験者はカードを3枚引いています。

池野研究主任: つまり、このカードは「自身が破壊されたときカードを3枚引く」効果を持って――

伊賀研究員: いいえ。この後『バースト・ショット』で実体が破壊されたときには、カードは引かれていません。つまり、実体は「他のクリーチャーが破壊されたとき、カードを一枚引く」効果を持つと考えられます。ここで引かれているカードは、破壊された実体ではなく残った実体の方の効果だというわけです。……これは、ご自身で少しでもまともな研究をなさっていれば、見逃すはずのないことですよ。

池野研究主任: [沈黙] それで、それがどうしたと。名義の書き換えは私も認めていることだし、君も喜んで協力をしていたじゃないか。

伊賀研究員: ……SCP-1163-JPは、すべてコスト6以上のカードです。逆に言えば、『タラリラ・クロウラー』、『アクア・ジャック』等の、"連鎖"を持つコスト5以下のクリーチャーのSCP-1163-JPは発見されていません。"連鎖"の対象が自身よりコストの低いクリーチャーであることを考えると、召喚される実体は「コスト5」として扱われている可能性が非常に高いと考えられます。そして『悪魔神バロム』を用いた実験から、このカードは闇文明のカードだということが分かります。

池野研究主任: 一体何の話を――

伊賀研究員: コスト5、闇文明、パワー2000以下、他のクリーチャーが破壊されたときにカードを1枚引くことができる。この条件を満たすカードは、1枚しか存在しません。それが……

[スクリーンに、ボルトや傘がささった緑色でスライム状のクリーチャーカードが映しだされる]

伊賀研究員: 『屑男』です。

[会場のざわめき]

伊賀研究員: ここから推測される、男性人型実体の容姿の選択基準、それは「自身より地位の高い男性」ではありません。「使用者によって嫌悪され、見下されている男性」――すなわち、「"クズ"だと思われている男性」でしょう。そうすればあなたが除外したデータも、私が使ったときにあなたの姿が出現するのも、すべて説明がつきます。

池野研究主任: [沈黙]

伊賀研究員: 休職については、体調不良と嘘をついてしまいました。本当は、データ改竄についてのアリバイを作るためです。田原博士には無理を言ってご協力いただきました。データを隠していたことについても謝罪します。ですが、あなたに真実を知られるわけにはいかなかった。私があなたを「クズ」だと思っていることがバレれば、あなたは尻尾を出してはくれなかったでしょう。これは、研究を奪われ続けた私の最後のチャンスだったんです。

池野研究主任: ……君は、私を屑男だと、ずっとそう思っていたということか?

伊賀研究員: [目を逸らし、小さく頷く] ……はい。

[池野研究主任が無言で伊賀研究員に殴りかかろうとする。田原博士がそれを押さえつける]

[池野研究主任は、警備スタッフに拘束され、会場の外に連れ出される]

[田原博士が発表の終了を宣言し、伊賀研究員と共に降壇する]

田原博士、伊賀研究員、池野研究主任の3名に対する処分は検討中です。本報告書は今後、伊賀研究員が提供したデータによって更新される予定です。

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