SCP-1168
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収容直後のSCP-1168

アイテム番号: SCP-1168

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1168は現在厚さ5cmの施錠された箱に入れられた上で、Site-██のロッカールームで保管されています。アクセスには少なくとも2人以上のレベル4職員の許可を必要とします。

SCP-1168を取り扱う際には遠隔操作可能な機械装置の使用がなされます。2台の予備装置が、主要な装置の故障が生じた時のために現場で保管されています。緊急時には最低20cm以上の長さのトングを使って、SCP-1168を取り扱うことになっています。SCP-1168とコンタクトを取った者は誰でも拘留あるいは、それが適切なら解雇されることになっています。

説明: SCP-1168は特色のない布の人形で、黒色のドレスをまとった人型の姿に作られています。それには、公式に存在する人形のメーカーを特定できるようなマークを何一つ持っていません;しかし、そのデザインは、それが19世紀中頃に製造されたことを示しているようです。"電氣の大将軍!"という単語が黒いフェルトペンでSCP-1168の背中に書かれており、これは初めて製造されてからある程度の時間が経過した後に付けられた物と推測されます。

SCP-1168が生きている多細胞生物の1.2cm以内に来る時、その異常な性質が発揮されます。この効果は完全には判明していませんが、影響を受けた対象の電気伝導率の増加に関係しているように見えます。研究用ラットを用いた実験で以下が示されました:

実験で、SCP-1168で観察される効果は動物間で同じ一貫したパターンに従うと判明しました。研究用ラットを用いた実験の1件においては、反応時間と聴力が初めの6分間に向上したのが確認されました。

11分後、突飛な行動-痙攣性筋収縮と不規則な運動を含む-、体温の低下、著しい運動の減少(運動の減少は部分的な運動障害と、部分的な被験体の肌と毛皮の摩擦の増加に因るものと思われます。)が記録されました。18分時点、上述の影響は更に増大しました。23分以内で、この被験体は極度の低体温症で死亡しました。

耐熱の損失を最小限にする為に周囲温度を37℃にまで上昇させた別の同様の実験においては、被験体はまる1時間生存し、この時点でこの実験は終了しました。温度の低下とは別に、この被験体は最初の実験と全く同様の影響を受けました;しかし、38分時点で透明性が顕著に目立つようになり、この影響はその後の22分間発展し続け、おそらく一時的な視覚障害に陥ったと考えられます1。より詳細は実験記録SCP-1168-1~7を参照して下さい。

SCP-1168は非生物の物質及び単細胞生物に対しては効果を示しません。接触している対象が重度の怪我を負っている場合、SCP-1168の効果は即座に終了します。

回収記録概要: ████-04-11、S███████の███████村で3人の思春期前の子供の関連する死亡が発生した後、SCP-1168は初めて回収されました:2人(███████・W███████と█████・K██████)は上記で説明されている状態で死亡していると判明しました。3人目(████・K██████)は彼の部屋にあるプラグソケットの1つに金具を差し込んだ事で重傷を負ったと判明しました。

SCP-1168は文書1168-1(下記参照)と共に、マークのないパッケージに入れられて明らかに配送物としてこの住居に届けられていました。

文書1168-1: 以下はSCP-1168の回収時に発見された手紙のコピーです。SCP-1168の効果の概要を目的としているように見えますが、全体的に不正確です。文章はSCP-1168の背中のラベルと同じタイプと色のフェルトペンで書かれています。

やあ、子どもたち!さあ、これはただのふつうの人形のように見えるね、だけどこれは何と電氣の大将軍なんだ!これといっしょなら、きみはまわりをこおらせたり、ちょう速く走ったり、とうめいになったり、すごく素早く反応できるようになれるんだ-もちろん-電氣を使ってね。ただ2ただ単にこれを持つだけで、きみはありとあらゆることができるようになれるんだ。

元の筆者とSCP-1168の前の所持者の可能性がある人物の調査が進行中です。この筆跡と起源は両方ともまだ不明です。

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