SCP-1170
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フィールド実験IIの動画00:06:38時のSCP-1170-1の赤外線静止画像。

アイテム番号: SCP-1170

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1170-2の無形の性質の為、現地住人の安全を確保するまでの距離へと移動させる事はできません。そのため、SCP-1170-1の周囲にエリア-1170を構築しました。対象の集合住宅全体を閉鎖します:しかし、公共の場であるため、財団職員は視界内にいる場合には変装を維持します。

エリア-1170に配置された警備のシフト交代は3時間毎に実施します。例外を除き、どのような状況でも、SCP-1170-1への立ち入りは禁じられています。

説明: SCP-1170-1はブリティッシュコロンビア州██████にある████ ███████集合住宅のアパート#21の2階に位置する窓の無い寝室です。この部屋は8.5m×11m×3.2mの大きさで、硬材の床とコンクリート製の壁で出来ています。全ての監視カメラ上では空き室に見えます。SCP-1170-1は可視光線の全ての波長を吸収するとみられる為、この部屋では(施設照明設備を除き)可視光の照明を点ける事はできません。専門機材が無い場合、この部屋の内部は真っ暗に見えます。可視スペクトル以外の光はSCP-1170-1からの抵抗を受けないとみられ、赤外線と暗視カメラの使用は可能です。1m未満の波長の全ての光は、何らかの手段によってSCP-1170-1の影響を受けます。電波の操作も可能かは不明です。音声記録装置は最低限の部分的な機能を示しました。

SCP-1170-1の異常特性の活性化は、西に面した壁の扉から約0.75mに位置する施設照明設備の起動により発動します。被験体はこの光が部屋内部のベッドサイドのランプで点灯したと主張しますが、監視映像には発光の変化は示されず、赤外線カメラにも被験体以外の熱源は検知しません。更に、被験体はこの部屋にベッド1台、暖炉1基、ベッドサイドテーブル2卓、████████████、ランプ2本があると説明しますが、これらの内のどれも監視映像には記録されません。この効果は事実上完全に精神的な物であると推測されています。

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フィールド実験Iで撮影した動画00:02:36時のSCP-1170-2の暗視静止画像。倍率4x。

照明設備が起動した約1分30秒後、1体の実体(以下SCP-1170-2)が暗視カメラ上に現れます(しかし、10-6mの波長しか発しない為に微かに映るのみです)。SCP-1170-2の解剖学的構造は、関節が反転している事を除けば明らかに人型です。撮影された映像には被験体とSCP-1170-2による接触は見られません。SCP-1170-2が出現してから2秒から40分の間の幾つかの時点で、SCP-1170-2と部屋内の外部要素(カメラ、外部照明、実験被験体等)は消えます。SCP-1170-2は直近に照明設備が起動と、その後のSCP-1170-2の出現の間の全体的な時間をSCP-1170-1で過ごした人間の対象にしか見えません。[データ削除済]の為、SCP-1170-2が出現している間に部屋を退出する事は推奨されません。SCP-1170-2が物理的に存在するのか、またはSCP-1170-1が生成した近赤外線の幻なのかは不明です。

SCP-1170-2が存在する間、SCP-1170-1内の対象は互いに談話する様子が確認されています;これら談話の内容は、対象がSCP-1170-2と実際に会話している事を示唆します。また、この実体と談話をしている対象の突然な感情の変化は、SCP-1170-2がミーム的影響を有している事を示唆します。SCP-1170-2は愛やロマンチックな関係とは無関係な内容へと誘導する質問全てを避けました。

時折、物体がSCP-1170-1内に無作為に出現します。多くは一般的な物体で、見た目の異常特性はありません。しかし、この部屋の壁、床に複数の存在の血痕が確認されました:遺伝子検査でSCP-1170-2と共に消失したクラス-D職員の物であると判明しました。排泄物、精液、唾液、[データ削除済]も回収されており、その全てが前実験の被験体と一致しました。

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