SCP-1173-JP
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アイテム番号: SCP-1173-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1173-JPはサイト-81██外部からのみ閲覧可能な財団のデータベースに保管されています。クラス3以上のセキュリティクリアランスによる許可を得た職員以外の閲覧は禁止されています。サイト-81██に所属する職員に対して、閲覧許可を与えないでください。また、SCP-1173-JPの閲覧許可を得た職員は以降、SCP-1173-JPの実験時を除いてサイト-81██への侵入を禁止されます。

説明: SCP-1173-JPは、20██/08/██にサイト-81██で発見されたUSBメモリに記録されていた2つの報告書と1つの文書データの総称です(以下、報告書をそれぞれSCP-1173-JP-A、SCP-1173-JP-B、文書データをSCP-1173-JP-Cと称します)。作成者はサイト-81██に19██/03/██から200█/04/██まで在籍していた勅使河原 ██博士(200█/04/██、財団外部の事故により逝去)となっていますが、サイト-81██のデータベースには勅使河原博士がSCP-1173-JP-A、SCP-1173-JP-Bに記載されている異常存在に関連した研究を行っていた記録は存在せず、サイト-81██職員へのインタビューの結果、同様の研究に参加していた職員は存在しないことが判明しています。

SCP-1173-JPの異常性は、SCP-1173-JP-A、またはSCP-1173-JP-Bのいずれか片方のみを閲覧した人間(以下曝露者)がサイト-81██に侵入した際に活性化します。曝露者は輪郭がはっきりとしない人型実体(以下SCP-1173-JP-D)の存在を認識するようになると同時に、SCP-1173-JP-Dが勅使河原博士であり、曝露者本人はSCP-1173-JP-DのもとでSCP-1173-JP-A、またはSCP-1173-JP-Bに記載された異常存在(各報告書に記載された“SCP-1173-JP”を指します)の研究員であるという認識災害を受けます。クラスB以上の記憶処理によってこれらの影響を取り除くことが可能ですが、異常性が活性化した曝露者がSCP-1173-JP-Cを閲覧した場合、記憶処理は一切の効果を発揮しません。SCP-1173-JPが記録されたUSBメモリには、一切の異常性が確認されていません。

現時点まで、曝露者以外によるSCP-1173-JP-Dとの交流は成功しておらず、記憶処理の行われた曝露者は交流内容を記憶していません。曝露者を利用したSCP-1173-JP-Dの姿、発声を媒体に記録する試みは、全て失敗に終わっています。

補遺: SCP-1173-JPに記載されている情報を参考にサイト-81██の調査を行ったところ、異常性の見られないアカミミガメが多数、生物収容ユニットにて飼育されていることが判明しました。SCP-1173-JP-Bに記載されている“SCP-1173-JP”の飼育されているとされる収容ユニットの確認も行われましたが、該当する収容ユニットは現在使用されていませんでした。このことから、SCP-1173-JPに記録されている異常存在は仮に実在しているとしてもExplained、或いはNeutralizedに相当すると考えられています。

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