SCP-1178
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19██/██/██、最初の発射事件中のSCP-1178。

アイテム番号: SCP-1178

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1178の稼動域の周辺に排他域が設けられています。排他域内に侵入する人間もしくは乗り物は、即座に終了もしくは破壊されます。この地域を巡回する地上の保安職員は。無線を用いない状態を常に保つ必要があります。この地域を巡回する航空機は、SCP-1178の排他域から2km以上接近してはなりません。監視に用いる装備は1938年以前1の物品に限られ、常に財団職員が配置されている必要があります。

SCP-1178が通常外と考えられる動きの兆候が示された場合、それは終焉シナリオにつながる可能性のある収容違反とみなされます。SCP-1178周囲で準備された拡声機器は常に多様な種類の放送を行わなければならず、内容は以下を含みます。

  • 核武装しているNATO加盟国とソビエト連邦と中華人民共和国との間の局地的な核戦争を報じた偽のニュース。更にアメリカ合衆国中西部が報復攻撃により荒廃し、アメリカ陸軍がカムチャッカ半島に侵攻したことを示す報告も含まれることになっています。
  • ソ連軍とアメリカ軍の部隊の展開と通信を示す偽の放送。
  • 上記の出来事に沿った偽の民間放送。
  • ソビエト連邦で1962から1981年の間に放送されたテレビ番組。
  • ガスマスク、放射線スーツ、子供や親が使用する銃などの消費製品広告。

SCP-1178が加速を始めた場合、全職員はプレイティア・プロトコルを始めることになっています。プレイティア・プロトコルが失敗した場合、監視司令部は世界終焉シナリオが差し迫る可能性があるため臨戦体制を敷くことになっています。

説明: SCP-1178はソ連時代のRT-2大陸間弾道ミサイル(NATOはSS-5'スキーン'との名で報告しています)で、1962から1967年頃に製造されました。SCP-1178はソ連の前ミサイル基地█████からちょうど1.34km上空の地点で停止しています。SCP-1178のロケットは断続的に起動していますが、これまでに収容違反事件以外で動くところは観察されていません。

車両または哺乳類の生物が█████またはSCP-1178から200km以内に接近した場合、またはSCP-1178の範囲内で標準SCP-1178放送に反した放送がされた場合は、SCP-1178はゆっくりと基点より上方へと加速します。SCP-1178は非常にゆっくりと動き、最初の起動事件においては推測最高速度1.6kphが確認されました。SCP-1178の加速は違反事件とみなされ、SCP-1178の第2効果が引き起こされる引き金となります。プレイティア・プロトコルの開始はSCP-1178の加速から3分以内に実行されなければなりません。

SCP-1178の第2効果はミサイルの加速が0.2kphを超えた場合に開始されます。あらゆる旧ソ連国の早期核検知システムが、差し迫った核攻撃を検知するようになります。レーダー基地から始まり、これらの国に備わっている全ての機材が、核武装しているNATO加盟国からの大規模な核攻撃を検知するようになります。これらの国が核攻撃の可能性について警戒を始めると、核武装しているNATO加盟国の機材も全て、この時点でSCP-1178に影響を受けている国からの差し迫った核攻撃を検知するようになります。SCP-1178はこれらの国の早期発見装置に対してのみ影響を及ぼすのであって、実際の発射装置または先述の機器を委ねられた指揮官には影響を与えないことに注意して下さい。

プレイティア・プロトコルは、各NATO加盟国と旧ソ連国の核検知組織に潜入しているエージェント達に対し、潜入国にある稼働中の早期検知システムの妨害を命じます。これはシステムの誤検知について妥当な理由を作ることになっています。一旦達成されれば、職員はSCP-1178の影響を受けた機材の誤検知を無視するか、機材の故障を疑うことになっています。1国でも核攻撃を開始した場合、核攻撃による損害の最小化とXKシナリオの回避の為に、財団エージェントによる受信国の反撃システムの無力化が許可されています。

SCP-1178の収容前に、核攻撃に繋がりかねない幾つもの偶発的事故が、ソ連GRUとアメリカCIAから集積された情報によって財団に報告され、SCP-1178の異常性の発見と認知に至りました。SCP-1178によって引き起こされた事案の一部一覧がこの報告書に含まれています。

オブジェクトの経歴: ████/██/██に、SCP-1178はソビエト連邦によって試験発射されました。試験中、GRUの"P"部局は、SCP-1178が地上から約1.33kmで一旦加速を止めたことで異常性を示し始めたと報告しています。それと同時刻に、ソ連の早期警戒核検知装置はアメリカからの差し迫った核攻撃を示し始めました。ソ連がなぜこの検知に対して報復をしなかったのかは判明していません。事案発生からおよそ6日後、GRUは基地からの避難と基地の破壊を行い、長期監視センターを設立しました。

回収された記録においては、SCP-1178は現在のシベリア上空の大気中にて発射されたことが示されていますが、このオブジェクトに関する資料は1991年に全て破棄されているため、オブジェクトの外観や性能については判明していません。

不明な期間の後、SCP-1178は基地周辺地域に影響を与え始め、2回目の起動事件を引き起こしました。この事件の後、現在存在している周囲地域の排他が確立されました。キューバ危機の間、GRU職員は現在SCP職員によるSCP-1178の収容に用いられている信号の放送を始めました。これは、SCP-1178の研究の結果、SCP-1178を鎮め続けるために"戦後"の捏造を行ったものと推測されます。

GRUから回収した調査報告から、SCP-1178は核戦争を引き起こすためだけに起動し、すでに発生した場合は別の核戦争が発生する状況になるまで不活性になると推測されています。

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