SCP-1199-JP
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SCP-1199-JPの1シーン

アイテム番号: SCP-1199-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1199-JPの映像内容は記録されたDVD1枚のみがサイト-81██の低危険物収容室内のロッカーにて保管されます。新たに発見されたSCP-1199-JPが含まれる記録媒体は、破壊または当該箇所の削除を行ってください。SCP-1199-JP-2は標準人型収容室にて収容され1日に最大900gのエノキタケが配給されます。SCP-1199-JP-Aの発見に伴い、現在SCP-1199-JP-2へのエノキタケの配給は禁止されています。

説明: SCP-1199-JPは██県のローカル局である██放送に於いて放映された30秒のテレビCMです。SCP-1199-JPは20██/10/10~16に渡り、1日に1度、03:551から放送されました。SCP-1199-JPは主にエノキタケ2(Flammulina velutipes (Curt.: Fr.) Sing.)を称賛する内容となっており、最後の5秒間に表示されるアニメーション(SCP-1199-JP-1と指定)を視認した対象はSCP-1199-JP-2へ変化します。

以下はSCP-1199-JPの詳細な映像内容です。

SCP-1199-JP-2へ変化した対象は変化後、約24時間で頭髪が元の髪と同じ色4・長さのエノキタケに生え変わり、エノキタケに対し非常に強い執着を見せるようになります。 SCP-1199-JP-2はエノキタケを可能な限り摂食しようとし、エノキタケ以外の飲食物を拒絶します。エノキタケ以外の飲食物を強制的に飲食させた場合は、それらを吐き出します。 また、一切の排泄行為を行いません。

補遺: 20██/██/██ SCP-1199-JP-2が排泄行為を必要としない原因の究明の一環として行われた、超小型GPS発信機を内蔵したエノキタケの摂食実験で、摂食されたエノキタケがN36° ██.███' E138° ██.███' 地点に転移している事が判明しました。

その後、現地に派遣されたエージェントによって同地点から全長150mの”エノキタケで構成された塔”が発見され、SCP-1199-JP-Aと指定されました。また、発見当初SCP-1199-JP-Aは1日約15cmのペースで成長していましたが、現在では300m時点で成長は停止しています。

事案記録1199-JP: 20██/10/01 02:20頃、収容中であったSCP-1199-JP-2計██名全員が突如として消失しました。それとほぼ同時刻、SCP-1199-JP-Aの先端から、直径約50mのエノキタケで構成されたと見られる球体(SCP-1199-JP-Bと指定)とSCP-1199-JP-2 ██名が発射されました。

以下は当時██山の山頂付近に設置されていたSCP-1199-JP-A監視用カメラの映像記録です。

SCP-1199-JP-B及びSCP-1199-JP-2はその3分後には大気圏外へと達し、急激に速度を上昇させながら太陽に向かって移動を続けました。 その後、SCP-1199-JP-B及びSCP-1199-JP-2は最大1██,███,███km/hまで速度を上昇させ、発射から1時間57分後、太陽から約13万km地点で完全に焼失しました。

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