SCP-1206-RU
評価: +1+x

アイテム番号: SCP-1206-RU

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: オブジェクトは、適切な大きさの透明なケースに収納した上で、5x5mの気密室に収容されなくてはなりません。SCP-1206-RUの格納室には常に紫外線を照射する必要があり、平均温度は+10℃以下に保たなければなりません。収容違反した際、[編集済み]全体を化学薬品で充填するセンサーシステムを収容室の壁に設置する必要があります。すべてのシステムは、定期的に問題や故障が起きていないか検査する必要があります。

担当職員は、SCP-1206-RU内に、レベル3防護服を着用することで進入することが許可されます。この規則に違反したものは、直ちに終了されます。オブジェクトと物理的に接触した場合、または防護服が損傷した場合、衛星検査および3日間の隔離観察を受ける必要があります。感染の兆候が確認されたばあい、それがいかなるクリアランスの人員であったとしても、[データ削除済み]されます。SCP-1206-1のサンプルの保管は、厳重に禁止されています。

いかなる状況下においても、純水がSCP-1206-RU内に持ち込まれることはありません。万が一持ち込まれてしまった場合、オブジェクトを含む収容室は直ちに14日間隔離する必要があります。さらに、状況にかかわらず、周辺のすべての生存している生物を収容、焼却する必要があります。

説明: オブジェクトは、約40cmの人型実体で、胎児の状態で維持されています。肌の色は暗い紫色で、体は木材のように硬く、代謝は見られませんが、しかし、生存を示す波はすべて放出しています。SCP-1206-RUの重量は約4.5kgです。この値は、オブジェクトの活動の状況によって、0.2kg以内で変動します。

SCP-1206-RUの体の状態は、極端に栄養不足ですが、食料、水、その他のエネルギー源は一切必要ありません。オブジェクトの体温は、活動に応じて、摂氏37度から45度の範囲で変動します。オブジェクトの背中には、不明な黒い金属でできた8本のチューブがあります。SCP-1206-RUの目と口は常に閉じており、明らかに癒着しています。鼻腔と背中のチューブをのぞけば、その体に開口部はありません。オブジェクトの胸には、対照的にXVIというローマ数字が刺青されており、そのシンボルは互いに上下に位置しています。

SCP-1206-RUの側頭部には、耳の部位に、リング状のデバイスが埋め込まれており、均一な赤色に光っています。オブジェクトは、定期的に周囲の人々の行動に応じて、複雑なモールス信号に似た信号を発信するのに、このデバイスを用います。この信号は、いまだに解読ができていません。SCPオブジェクトを用いたテレパス交信を行う試みは失敗しました。

時折、SCP-1206-RUは活性化状態に移行します。オブジェクトの重量が増加し、その体温が著しく上昇します。数秒後、オブジェクトは、背中のパイプから、SCP-1206-1と分類される濃密な煙を放出し始めます。オブジェクトがこの煙を放出する期間は、2秒から4.5時間の間で変動し、放出が終わると非活性状態に戻ります。これまでに失敗パターンかどうかが決定されます。

SCP-1206-1は未知の化学物質から構成されており、その組成はいまだに解明されていません。物体に接触すると、この組成物は直ちに炭素、酸素、水素、および窒素に分解されます。この物質は、大気中の分散系としては、最大で12時間まで存在する可能性があります。しかしながら、生命活動中の生物と接触した場合、この物質は分解されず、皮膚や粘膜を通して迅速に吸収されます。その感染は、3段階にわかれて進行します。

第一段階では、感染した体は軽度に虚弱になり、SCP-1206-RUと接触した場所から、かゆみ、発疹、腫れが現れることがあります。まれなケースでは、小さな裂傷が現れます。この段階は感染の程度と速度によって3時間から30時間続き、被験者はより活発になります。

つづいて第二段階へと進行し、これは4~15分間続きます。感染者は急性の腹痛をうったえ、その腹痛は胎児の姿勢をとることで緩和されます。感染者の皮膚は急速に感受性と弾力性を失い、色が暗くなっていきます。また、その体毛は急速に脱毛していきます(羊、鳥類、爬虫類による実験の結果判明しました)。感染者はこの段階からSCP-1206-2と分類され、歯を食いしばって目を瞑り、その呼吸はより深く、鋭くなります。この段階の終了時、[データ削除済み]を除く全ての動物、および約█%の人間はこん睡状態に陥り、すぐに死亡します。

最後の段階である第三段階の発症は非常に遅く、その発症まで数週間を要します。SCP-1206-2は、大きさを除いてSCP-1206-RUと同様の形態へと変成します。まぶたと唇が癒着し、筋肉と軟骨が萎縮し、体の比率が変化します。最も劇的な変化は、SCP-1206-RUと同様に、[データ削除済み]、および背中に6つもしくは8つの開口部および器官ができることです。この段階にいたったSCP-1206-2は例外なくSCP-1206-1を生成することができるようになりますが、その頻度はSCP-1206-RUと比較してはるかに少量で、頻度も低いものです。

補遺: オブジェクトは、██.██.████、レナ(南シベリア)の[データ削除済み]付近で発見されました。地元住民が水の中からSCP-1206-RUを拾い上げ、彼らの家に持ち帰って暖め、[編集済み]したことで最初に活性化状態に入り、[データ削除済み]を引き起こしたと考えられています。██.██.████、[編集済み]を捜査していた財団によって、ゾーンAと呼称されるエリアから発見されました。SCP-1206-RUは発見後、気密容器に密閉され、直ちにサイト7へと輸送されました。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。