SCP-122-KO
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アイテム番号: SCP-122-KO

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-122-KOは現在、財団が海上に建てた27個の臨時サイトで1ヶ月に1回、海水を採取してその中に含まれているか否かを確認しなければなりません。もし海水からSCP-122-KOが検出された場合、船舶、潜水艇、ヘリコプターなどを利用し、そのサイトを基準にして半径50kmの一般人の進入を遮断しなければなりません。SCP-122-KOは海水の自浄作用で消失し、これは最短10日から最長1ヶ月の時間が必要となります。オブジェクトが自浄作用で中和されたという判断が下された後、追加で10日間オブジェクトがその区域のサンプルから検出されなかった場合、封鎖を解除してください。

SCP-122-KOの発生原因は特定が不可能であるため、可能な限り早期に発見し、対応することを優先してください。現在オブジェクトの解毒剤は、塩という名目で世界各地に普及しています。解毒剤は体内に蓄積され、成人基準で1日に10~20mgの摂取を推奨しています。

説明: SCP-122-KOは、構成を分析することのできない特殊な物質です。SCP-122-KOを微量摂取した場合、嘔吐、多汗、呼吸困難、視力低下などの症状を見せ、摂取量が増加するにつれて自律神経、不随意筋などに損傷を与え対象を死に至らせます。更にDクラス職員を対象に実行した経口投与方式の半数致死量実験では、20mg/kgという数値が出ました。

現在、SCP-122-KOの発生要因は発見されていません。非定期的に世界各地で発生しており、特に海水に含まれた状態で発見された例が最も多いです。これらのSCP-122-KOの効果は海洋生物には発現せず、その理由は現在まで判明していません。また、海水からよく発見されることを考慮し、SCP-122-KOを摂取した海洋生物をDクラス職員に摂取させる実験を行ったところ、これによる2次中毒は発生しないことが明らかになりました。

オブジェクトを最初に発見したのは、世界に名の知られていない██████博士です。博士はSCP-122-KOに対抗するために対抗物質の製造を試み、これに成功しましたが、汎国家的な機関を通じた普及に失敗しました。当該機関が博士の提案を拒否したことには、特定の団体の介入があったものと推測されます。普及に失敗した博士に当時の財団職員の一部が接触、財団は解毒薬の味が既存の塩と類似していることを利用して、新しい「塩」として普及を開始しました。現在市場に流通している塩の約87%が解毒剤であり、着実に普及率が増加しています。

以後██████博士は、財団で雇用されるようにという誘いを断り、個人的にオブジェクトの発生原因や、海からの発生を抑制する方法などを研究していたものと推測されます。これは███の██地方で発見された██████博士の日記に基づく推測です。日記は長い期間管理をされていなかったせいで破損していましたが、特定の部分からは人為的な破損の痕跡が発見されました。日記の内容によると、博士が何らかの方法を介してSCP-122-KOが海の自浄作用で中和されるようにしたと推測されます。現在に至るまで、その方法を探り出すことはできませんでした。

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