SCP-1223-JP
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アイテム番号: SCP-1223-JP

オブジェクトクラス: Explained Neutralized

特別収容プロトコル: SCP-1223-JPは異常性を消失しました。収容の必要はありません。

説明: SCP-1223-JPは1968年から2016年にかけて、地球上全域において発生した異常現象です。この期間中に地球上に存在していた全ての人類は、1968/08/12にアメリカ合衆国のケンタッキー州に誕生したハワード・スミス(Howard Smith)が2016/09/14に落雷によって死亡することを認知していました。ハワード氏は1995/10/10に財団の研究員として就職後、2007/02/26に博士に昇格し、以降死亡するまでの間、財団職員として勤務していました。SCP-1223-JPの影響対象は地上に存在する全てのヒト、或いはヒトをルーツとするオブジェクトに限定されており、例としてSCP-1156はハワード博士の存在を認知していませんでした。

SCP-1223-JPは、宇宙ステーションに偽装されているサイト-81██の職員によって偶発的に発見されたことで報告書が作成されました。SCP-1223-JPの被影響者が、他者によってハワード氏の存在を認知していることを指摘された場合、一時的に一部影響から脱し、その事象へ違和感を抱くこととなります。この際、被影響者は強い動揺を覚えることが確認されています。財団職員は一般人に対し、ハワード氏に関連する指摘行為を禁止されています。

2016/09/14、ハワード博士は落雷を原因とする火災に巻き込まれて死亡しました。

補遺: SCP-1223-JPはハワード博士の死亡と同時に急速にその影響力を喪失していき、2019年現在、財団が確認する範囲で全人類の記憶からSCP-1223-JPの影響は消滅しました。SCP-1223-JPはNeutralizedクラスのオブジェクトとして再分類されました。

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