SCP-1230-JP
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発見時のSCP-1230-JP

アイテム番号: SCP-1230-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1230-JPは感圧センサーを設置した低脅威度収容物保管庫に収容されています。定期使用時および実験時を除いて収容庫は施錠してください。SCP-1230-JPを用いた実験はクリアランスレベル4以上の職員による許可が必要です。SCP-1230-JPによる外部への転移を防止するため15日に一度の頻度で担当に割り当てられたDクラス職員にSCP-1230-JPを使用させてください。SCP-1230-JPの収容違反が認められた場合、機動部隊と-2-情報捜索統括部隊("鬣犬-斑")による広域捜査を実施してください。

説明: SCP-1230-JPは█████社製の万年筆です。SCP-1230-JPは使用者とSCP-1230-JPを用いて行われた執筆、描画などの情報に対して異常な影響を及ぼします。

使用者がSCP-1230-JPを用いて完成させた1作成物は情報受容者に対して認識災害を引き起こし、内容に関わらず必ず一定以上2の肯定的な評価を受けます。この作成された情報への認識災害の付与はSCP-1230-JPを用いて完成された最初の創作物に限定され、以降に作成された創作物にこの異常性は反映されません。この認識災害を付与された全ての情報はSCP-1230-JP-1に分類されます。

SCP-1230-JP-1の完成以降に対象が執筆や描画それに準ずる活動を行った場合、使用者の完成させた全ては強力な認識災害誘発因子を含みます。これら作成物はSCP-1230-JP-2に指定され、使用者はSCP-1230-JPの使用の有無に関わらず一切の他者からの肯定的な評価3を得ることが出来なくなります。これにより使用者は反社会性パーソナリティー障害や躁鬱病、強迫性障害等の精神障害を発症することが多く、自殺や反社会的行動に及ぶ例も確認されています。

SCP-1230-JP-2の影響は永続的なものであり使用者への記憶処理やSCP-1230-JP-2への認識災害誘発因子除去の試みも失敗しています。SCP-1230-JP-1、SCP-1230-JP-2の影響を除去するには情報受容者が認識不能なほどに情報を欠落させる事が有効ですが、使用者からSCP-1230-JP-2生成能を取り除く方法は発見されていません。

SCP-1230-JPは使用者が存在しない状態、又は使用されない状態が15~20日以上継続するとその場から転移します。転移のプロセスは不明ですがSCP-1230-JPの転移は瞬間的に消失、別地点に再出現することで行われます。確認されている転移先までの距離は消失地点を基準として半径19.3m~3954kmです。新たな出現先としては何らかの形で執筆、描画が行われる施設や個人の生活拠点が対象となる傾向にあります。

補遺1: SCP-1230-JPの異常性の解明を目的とする実験が行われています。以下は過去に実施された実験の記録です。

補遺2: SCP-1230-JPは著名な作家として知られる█████氏4の自宅から発見されました。当時、█████氏は自宅で練炭心中を図っており警察による調査の過程で氏の遺書からSCP-1230-JPの存在が浮上しました。警察内部に潜入していたエージェントによりオブジェクトは回収され、関係者には記憶処理が施されました。氏の遺書(アーカイブ-1230-JP-0355)にはSCP-1230-JPに関する独自の考察等が含まれていました。遺書からの抜粋は以下の通りです。

氏の自宅から回収された文書のうち6972点はSCP-1230-JP-2と同様の性質を有している事が確認されています。遺書を含むこれらはアーカイブとしてSCP-1230-JP-2に分類され保管されています。

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