SCP-1240
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アイテム番号: SCP-1240

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: ニュースメディアを、異常なペットへの言及がないか監視します。このような言及があった場合、機動部隊オメガ-3(“飼育員”)による調査が行われます。SCP-1240-C個体がその後発見された場合は、記憶処理とカバーストーリー流布が必要に応じて行われ、個体はサイト-██へ移送されます。インターネット上では定期的にSCP-1240-Aを捜索します。発見されたSCP-1240-A実例は財団のコンピュータ専門家によって削除され、MTFオメガ-3が調査および記憶処理のために実例の掲載者まで派遣されます。

SCP-1240-C個体はサイト-██の異常動物収容棟に収容されています。SCP-1240-C個体の実験は██████博士の許可を得て行うことができます。新たな個体を求める研究者は██████博士に要望書を提出できます。承認が下りた場合、彼女が自ら新たな個体を調達します。

説明: SCP-1240-Aは郵便の宛先住所である[編集済]です。████████に█████通りという地名は存在しておらず、エリアコード█████の広範な捜索では得るものがありませんでした。SCP-1240-Aにポストを介して送付される文書または小包は、途中で消失します。同じ通りの隣接住所番号である███や███に手紙や小包を送付する試みは、それらが差出人まで戻って来る結果となります。

SCP-1240-Bは、ただ”メールオーダー・ペットショップ”とだけ知られている、SCP-1240-Aに関連した企業・組織・あるいは実体です。特定の動物に言及する内容の手紙を差出人住所付きで、SCP-1240-AにいるSCP-1240-Bへ送付した場合、SCP-1240-C個体が差出人住所へ5~7平日後に配送されます。手紙が実際に動物を注文する必要はなく、動物に関するどのような文脈での言及もSCP-1240-C配送を誘発します。動物の特定のタイプに言及していない手紙には何の応答もありません。購入できる動物のカタログ要求は全て無視されてきました。支払いはSCP-1240-C個体の受け取りに必要とされていません。動物を要求した全ての例において、現金は求められていません。SCP-1240-Cは日照時間中の何処かの時点、誰も直接観察していない瞬間に、差出人住所の正面玄関に現れます。配達人や配送車両はこれまで観察されていません。正面玄関がカメラで監視されている場合、カメラは瞬間的に監視に失敗し、SCP-1240-Cはその瞬間に出現します。

SCP-1240-Cは動物であり、生活環境空間または配送手段の内部に収まって届けられます。SCP-1240-Cは、配送を引き起こした手紙で言及されている動物の種類ではありませんが、常に言及された動物の一部習性を模倣します。当該動物の生理機能が模倣を妨げる場合、模倣は異常な手段によって達成されます。全SCP-1240-C個体は、同種の非異常個体と細胞レベルで同一の解剖学、ならびに同一の生化学およびDNAを有しているため、どのように異常な振る舞いが可能となっているかは不明です。

SCP-1240-C個体例:

SCP-1240-C-12:

言及した動物: モルモット。

配送された動物: ペリカンアンコウ (Melanocetus johnsonii)。

SCP-1240-C-12は、杉のおが屑・ペレット飼料・水のボトルを配備したワイヤーケージに入った状態で配送された。SCP-1240-C-12はモルモットの成獣が地面から身体を持ち上げているのと同じ高さを未知の手段で”泳ぐ”ことができ、正常なモルモット成獣と同程度に障害物を乗り越えることが出来た。SCP-1240-C-12は常に乾く事のない塩水の膜に覆われており、歯が完全に目的に不向きにも拘らず植物質を支障なく食べ、アンコウが完全肉食性にも拘らず野菜食で1年以上生存した。

SCP-1240-C-13:

言及した動物: 深海性のアンコウ。

配送された動物: ドブネズミ (R. norvegicus)。

SCP-1240-C-13は、塩水で満たされた水槽に入れられて配送された。到着時には死亡していた。解剖の結果、個体の肺は塩水で満ちていたが、死因は溺死ではなく減圧症によるものと判明。

SCP-1240-C-21:

言及した動物: ピラニアの繁殖用番い。

配送された動物: ゴールデンハムスター (Mesocricetus auratus) の繁殖用番い。

SCP-1240-C-21は、新鮮な水で満たされた水槽に入れられて配送された。SCP-1240-C-21は水中で呼吸し、空気呼吸を試みると”溺れ”た。脚で水をかいて泳ぐが、その速度と敏捷性は移動手法から可能と考えられるものより遥かに素早い。ピラニア同様に肉を食べ、魚を捕食するが、通常のハムスターのように頬袋に食料を溜めこむ。

財団の所有化に入った数ヶ月後、SCP-1240-C-21は通常のハムスターのように交配。雌は通常のハムスターと同じ時間をかけて妊娠したが、巣作りを行わなかった。出産後には、卵を産んだ雌のピラニアに似て、幼児に対する注意を払わず。幼児は身を丸めて固い小さなボール状になり、母親から乳を飲むことなく、時間と共に大きく成長していった。通常のハムスターが乳離れする年齢に達すると、幼児は丸めていた身体を解いて、親と同じように泳ぎ、食べ始めた。

SCP-1240-C-30:

言及した動物: コーンスネーク。

配送された動物: トビイロシワアリの欧州近縁種 (Tetramorium caespitum)。

SCP-1240-C-30は、コーンスネークの飼育に使用されるものとして典型的な手法で設置されたテラリウムに入って配送された。SCP-1240-C-30は通常のアリのように移動し、コーンスネークとは異なり、垂直方向と上下逆さまの表面を歩く事が可能であった。感覚や知覚の範囲はコーンスネークと同様と思われる半面、周囲の感知には触角を動かして対応している。コーンスネークの締め付けに対応する異常な振る舞いは見せなかった。ネズミの死骸を見せるとアリに実行可能なはずのものよりも大幅に速いスピードで接近し、到達すると口が(大顎と頭部の他部位は除く)巨大化して部分的にネズミを呑みこんだ。SCP-1240-C-30はその後、”嚥下”動作を行い、ネズミをさらに口の中へ移動させた。完全に呑みこまれたネズミはゆっくりとSCP-1240-C-30の胸部へ、その次に後体部(腹部)へと移動し、SCP-1240-C-30の身体は対応して弾力的に伸縮した。ネズミが完全に後体部に収まると、SCP-1240-C-30は休憩場所へ移動しようとしたが、膨張した後体部によって胸部と足が地面から持ち上げられているため、脚を無意味にバタつかせる結果に終わった。1時間後、脚のバタつきは緩やかになって停止し、SCP-1240-C-30が休眠状態に入ったと仮定された。

時間と共に後体部の膨らみは縮小。質量が何処へ移ったかは不明である。ネズミが毛と爪になるまで消化された後、肛門が一時的に膨張して残留物が排泄された。この時点でSCP-1240-C-30は再び移動することが可能になった。

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