SCP-1244
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アイテム番号: SCP-1244

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1244は現在サイト-██の鍵付き箱██-█に収容されています。 SCP-1244は現在、Dクラス用カフェテリアのキッチンと壁を共有している保管室██で観察下に置かれています。監督された実験手順以外の如何なる状況でも上部のボタンを押してはいけません。

説明: SCP-1244は██████ ██████ブランドのストップウォッチ — 具体的には19██年に製造されたモデル — のように見えます。当該機器のX線スキャンは、様々な材質の歯車やレバーで満たされた極めて複雑な内部機構を映し出します。内部機構は複雑さと材質構成の両方において、外見上予想される部品との関連性が殆どないし全くありません。スキャンを基にして設計を複製する試みはおろか、図案化さえもが何度も失敗し続けており、分解要請は機器を損傷するリスクのために却下されています。背面には“すぐにお会いしましょう - C”という刻印があります。

ストップウォッチの上部にあるボタンが押されると、針は素早く時計回りに回転して10秒から60秒の間の何処かの目盛りを指し示した後、標準的なストップウォッチと同じ速度で0の目盛りまでのカウントダウンを開始します。針が0に至るとSCP-1244は大きなカチッという音を立てて停止し、正確に同じ瞬間、最低範囲16mの至近距離にいる人物にとって重要性を持つ何らかの事象が発生します。この出来事は常に一定の時間経過によって引き起こされる類の物であり、全ての事例でボタンが押される前から進行していました。統計的に見ると、このような事象の多くがSCP-1244の使用中には異常な頻度で発生しており、未知の手法による時間的な因果関係の一種が存在することを示唆しています。

実験ログ


設定: デジタル時計のアラームを30秒後にセット。
日付: ██/01/13

SCP-1244は30秒を指し示し、デジタル時計と同期してカウントダウンした。


設定: デジタル時計のアラームを8分後にセット。
日付: ██/01/17

SCP-1244は53秒を指し示した。0に達した時、レベル2研究員██████が室内に飛び込み、実験の予定時刻に遅れたことを謝罪した。当該研究員は奇妙な強制衝動を何ら感じていなかったが、研究に夢中で時間を忘れていたため、時間通りに到着しようとして施設内を走ってきていた。


設定: あらゆる計時装置を部屋から除去し、全ての研究者が室内に待機した。
日付: ██/01/17

SCP-1244は10秒を指し示した。0に達しても、何の事象も記録されなかった。
注記: これは後日、警備シフトCの終了時刻と一致していたことが判明しました。当時、室外の廊下には2名の警備員が駐留していました。 - ██████博士


設定: 部屋の一番遠い隅にいる研究者が、頭の中で30秒数えるように指示された。
日付: ██/01/17

SCP-1244は27秒を指し示し、研究者のカウントと同時に0に達した。
注記: あの人は多分数えるのが少し速かったんでしょう。 - ██████博士


設定: 研究者でない職員を実験棟から退避させた。
日付: ██/01/19

SCP-1244は57秒を指し示した。0に達しても、何の事象も記録されなかった。
注記: この事象は現地時刻で午後11時ちょうど、もしくは当時██████博士の妻が生活していた████████の時刻で午前0時ちょうどに発生しました。彼女は夫が記念日に留守だった事に腹を立てていました。 - ██████博士


設定: 実験棟を無人にして、ボタンを遠隔操作のロボットアームで押した。
日付: ██/01/21

SCP-1244は32秒を指し示した。0に達した時、ロボットアームは火花を上げてSCP-1244を取り落とした。
注記: アームの内部からは、購入から正確に2年が経過して保証期間が満了したサーボ機構が見つかりました。故障した時刻と秒単位で一致します。どうやら、同期できる明白なカウントダウンが無い場合、これは… 自力で見つけ出すようです。 - ██████博士


設定: デジタル時計のアラームを61秒後にセット。
日付: ██/01/22

SCP-1244は60秒を指し示した。0に達した時、█████研究員が床に倒れ、脳動脈瘤の破裂で死亡した。後に発見された90日前の医療報告書は、彼の寿命を残りおよそ3ヶ月としていた。
注記: 私の思い込みかもしれませんが、今回の事案には若干の悪意が感じられます。当該オブジェクトに対する実験は終了と見做すことを奨めます。私ならこいつをこれ以上怒らせたり、施設内にいる他のSCPとの相互作用の危険を冒すような真似はしませんね。 - ██████博士


事案1244-A:
██/03/19、清掃スタッフがSCP-1244の鍵付き箱から聞こえる微かなカチカチという音に気付きました。これは研究スタッフに通知され、彼らはSCP-1244が約2ヶ月間の収容状態を経て自力で活性化したものと断定しました。研究スタッフは対象が何と同期していたかを特定できませんでしたが、対象はその後、カフェテリアのキッチンに隣接する部屋へ移転されました。監視装置は、SCP-1244が時折活性化し、壁の反対側にあるマイクロ波時計と同期することを示しています。移転以来、これが記録されている唯一の付加的異常活動です。

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