SCP-1248
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SCP-1248

アイテム番号: SCP-1248

オブジェクトクラス: Safe-nuntii

特別収容プロトコル: SCP-1248は、SCP-1248で録音した全てのカセットテープとともに、サイト20の標準収容ロッカーへ保管して差し支えありません。SCP-1248の実験は、観察区域と隔てられた防音室でのみ行われるべきです。

SCP-1248に対する必要以上の損害を避けるため、SCP-1248によって作成された録音(SCP-1248-1と呼称する)による実験は、SCP-1248以外のカセットプレイヤーでのみ行ってください。実験の際には、最低2名のレベル3職員による許可が必要です。

説明: SCP-1248は、日常的に使用されて老朽化したと考えて矛盾のないウォークマンWM-D6録音装置です。このモデルの通常の装置と同様に、カセットテープを挿入すると、SCP-1248は録音することが可能です。装置の下部に、"エリック"という名前が彫られていることが確認されています。

ある人物が、ひとり以上の人物の聴き取り可能な声を録音したSCP-1248-1標本を聴いたとき、SCP-1248の異常な特性が現れます1。録音を聴いた被験者は、録音再生が止まるか、さもなくばSCP-1248-1を聴くことができなくなるまで、無関心かつ無反応になります。無反応状態から回復すると、全ての被験者が、SCP-1248-1により声が聞こえた人物の中のひとりの人格特性を示すようになります。しかしながら、記憶・知性及び技能は通常は変化せずそのままです。

曝露したのが彼ら自身の声である場合を除いて、一回目の曝露の後、SCP-1248-1標本を聴いても影響を受けないことが判明しています。SCP-1248-1によって録音された声に込められた感情は、一般的に重要ではないことに注意してください。

補遺: 録音の発言内容の変化が被験者に対する影響を変化させる可能性が見出されています。詳細については実験記録1248-Aを参照してください。


実験記録1248-Aからの抜粋

録音された音: 犬の鳴き声
被験者: D-3639
特記状況: なし
Result: D-3639は非常に混乱した様子を見せ、話すのをやめた。さらに、複雑な情報を処理する能力を喪失した。

録音された音: Hathaway博士が唄う"アイ・オブ・ザ・タイガー"
被験者: Schroeder博士、Hathaway博士及びWhite博士
特記状況: Hathaway博士は実験前に多量のアルコールを摂取していた。実験は無許可で行われた。被験者は誰もSCP-1248の特性を知らなかった。
結果: 推測の通り2。しかしながら、アルコールが抜けたと思われた後も、3人の被験者全員がアルコール中毒の徴候を示し、その行動を継続した。一週間後、3人は記憶処理薬を投薬の上、一般の療養所へ送られた。

録音された音: エージェントDixonが自分の名前を言っている。
被験者: 姓名不詳、捕獲したカオスゲリラのエージェント
特記状況: エージェントDixonは、財団に対して卓越した忠誠心を示している。
結果: 被験者は協力的な態度を示し、ニューデリー付近の防諜基地疑惑に関する機密情報を暴露しようとしたが、その最中にのどの深刻な腫脹を感じた。加えて、被験者の気道の至るところに大量の瘢痕組織が生じた。被験者はその後まもなく窒息により死亡した。
注記: カオスゲリラによる防諜目的でのanomalousアイテムの使用が確認された。

録音された音: D-2180が"なにか(something)"という単語を言っている。
被験者: D-2344
特記状況: SCP-1248-1を再生したテープレコーダーには深刻な損傷があった。
結果: D-2344は、時間の半ばはD-2180と一致する人格での振る舞い、残りの半ばは彼女自身の人格での振る舞いを示し、前兆なしにふたつの人格が入れ替わった。D-2344は一見したところこのような交代に気がついていなかったが、彼女は疲労感を強く訴えた。

録音された音: D-2180が"なにか(something)"という単語を言っている。
被験者: D-2360
特記状況: テープは逆再生された。
結果: 推測の通りD-2360はD-2180の人格を得たが、D-2360は虚言癖を持つ人物にもなった。内在的な神経学的原因は見つからなかった。

録音された音: D-2180が財団の訓練マニュアルの短い段落を読んでいる。
被験者: D-2348
特記状況: D-2180の声は、フェーズ・ボコーダー3及び"オートチューン4"で変化させられている。
結果: 実験上D-2348の人格がD-2180の人格に一致しているであろう間、直接的な発言を除き、身体的及び音声的に感情を表現することはなかった。さらに被験者は、D-2180には存在しない反社会性及び人間嫌いな傾向を感じると主張した。

録音された音: なし
被験者: D-5552
特記状況: SCP-1248のマイクは、録音の前に遮断された。
結果: D-5552は恐怖の徴候を示し、触れられることへの不快感を表明した。思い通りに振る舞うことが許されると、D-5552は焼身自殺をしようと試みた。

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