SCP-125-FR
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発見当時のSCP-125-FR

アイテム番号: SCP-125-FR

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-125-FRは、サイト-Zayinの補強された標準安全格納庫に保管しなければなりません。SCP-125-FRはキャタピラーが地面に接触しないように、盛り上がったコンクリートブロックの上に置かなければなりません。SCP-125-FRの収容違反に備え、SCP-125-FRの進行を防ぐための対戦車用障害物を格納庫の周りに配置する必要があります。
車体を傷つける、またSCP-125-FRに何かを投げるなどの行為は推奨されません。
SCP-125-FR内に侵入する、また何かを投げることは厳禁です。
攻撃が誘発されるため、いかなる状況下でもSCP-125-FRの近辺でドイツ語を話すことは禁じられています。
SCP-125-FRは、定期的に修理する必要があります。月に一度、工業学を習得したメンテナンスチームがSCP-125-FRの外部機構を清掃し、1917-1918年代に実施されていた外部メンテナンスを実行する必要があります。
この手順の詳細は、文書125-FR-Aに記載されています。
6ヵ月ごとに、SCP-125-FRの元の塗装を再現するために再塗装する必要があります。塗料の材料は、1917年に使用されるものと完全に同一である必要があります。
SCP-125-FRの攻撃を避けるために、技術者は第一次世界大戦における英国の技術者と同じ英語を話し、同じ服を着なければなりません。

説明: SCP-125-FRは1917/6に製造された英国のマーク IV 戦車(雄)であり、シリアル番号は9601024です。なお、全長8.05m、幅4.11m、高さ2.46m、重量28tです。武装は製造された時代に対応せず、2つの6ポンド(2x5.7cm)大砲と4つの.303ルイス軽機関銃で構成されています。このSCiPは、燃料や弾薬の供給を必要としていないようです。

SCP-125-FRはドイツの観光客に発砲した事件の後、ブリュッセル陸軍博物館から回収されました。この事件までSCP-125-FRが不活性状態であったかは、判断出来ませんでした。
博物館のアーカイブには、ベルギーの考古学者がカンブレーの戦いから200km離れた場所でSCP-125-FRを発見したと書かれています。

SCP-125-FRは、2つの異常現象を示しています。無人にも関わらず、6km/hの速度で単独行動し、すべての武器を発射可能です。なお、意識は一般的な形で与えられているようです。傷つける、破壊する、またはその近辺でドイツ語を話さない限り、敵意を示しません。このSCiPは、対象に応じて最も適応した武器で規則的に発砲し、障害を回避するために限られた範囲で環境を認識することが出来るようです。

2番目の異常な現象は、上部のハッチまたは2つ存在するタレットの1つを介してSCP-125-FR内に侵入した時に発生します。これが起きた時、侵入した人間と身に付けている物は完全に消失します。SCP-125-FRの内部に侵入することで、亜空間に移動するのか被験者が分解するのかは現在のところ分かっていません。 実験125-FR-A1によって、SCP-125-FR内に侵入した人々は、1917年カンブレーの戦いが起こった戦場の時空に転移することが示されています。

補遺125-FR-A1 : SCP-125-FR内に入ったメカニックが消滅した後、内部にDクラス職員を送り込む実験が実施されました。D-4556はGPSを装着し、昔使われていた古い服を着ていました。被験者が内部に侵入するとすぐに、GPSは反応を失いました。考古学者チームがカンブレーの戦いが起こった戦跡を発掘した際、発見された骨の1つにその時代の医療技術に合っていないチタンクリップが付けられているのに気付き、偶然にも被験者の死体は発見されました。第2実験では、放射性トレーサーを注射したラットを用いて行われました。結果、戦跡にて対応する放射線が検出されました。その後、財団はこのタイムトラベルに関するすべての証拠をすぐに消去しました。以来、追加実験は許可されていません。

英国王室記録館での調査によって、シリアル番号9601024の戦車は、カンブレーの戦い終期にドイツの砲兵によって撃墜されたことが明らかになりました。なお、戦車乗員の記録はありませんでした。現在、情報が欠落しているのか、元から存在していないのかを知ることは不可能です。

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