SCP-1257-JP
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kurage-JP

SCP-1257-JP

アイテム番号: SCP-1257-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1257-JPはサイト-81██の海洋生物収容ユニット内に収容し、1日に2回解凍した冷凍ブラインシュリンプを与えてください。SCP-1257-JPが発見された地域には人工干潟の設置や付近の工場の立ち退きを地域の自治体に命じ、被害の対策を行ってください。

説明: SCP-1257-JPはアカクラゲ(Chrysaora pacifica)に類似した未知の種類の刺胞動物です。

SCP-1257-JPの異常性はSCP-1257-JPにプランクトンが接触した場合に発生します。SCP-1257-JPがプランクトン1に接触すると、プランクトンが持つ色素2を改変し、プランクトンの色彩を無色透明へと変化させます。改変された色素を持つプランクトンは水質変化に対する適応能力が高くなり、塩分濃度やpHの極端な変化3に適応可能になります。なお、植物プランクトンは色素を改変されても光合成が可能であることが確認されています。

SCP-1257-JPは██港周辺において水の色が無色透明であるにもかかわらず、魚類の死体がよく発見される事や水から悪臭を感じるという██市自治体への抗議が財団の注意を引き、発見且つ収容に至りました。収容後、██港付近は赤潮4であることが判明し、人工干潟を作ることによって、経過観察と対策を行っています。

SCP-1257-JPは水質変化に対する適応能力が優れていますが、代謝率が非常に高く栄養失調に陥りやすい事が判明しています。そのため主に栄養塩が豊富で、動物プランクトンが多い水域に生息しています。海岸付近に設置された工場付近の用水路といった汽水域や淡水域にも進出が確認されました。

補遺1: SCP-1257-JPが発見された██港付近で半透明のボラ(Mugil cephalus)が釣り人によって発見され、海中を捜索するとあらゆる海洋生物が半透明で生息していることが判明しました。財団はSCP-1257-JPによって色素を改変されたプランクトンが保持している何らかの化学物質が生物濃縮5によって他の海洋生物を半透明にしていると推測し、半透明の生物に含まれている化学物質を現在解析しています。

またこの現象によって、同種の生物が互いを認識出来ないことによって繁殖が出来ず、その種の絶対数が減少する事や、サメなどの海洋危険生物が無色透明になることによる人間への被害、海産物を認識出来ないことによって市場に出る海産物が減少、海産物の値段が高騰し、経済市場に大打撃を与える可能性が懸念されています。このオブジェクトのKeterクラスへの再分類は検討中です。

補遺2: 補遺1において捕獲された半透明のボラはAnomalousアイテムとしてサイト-81██内にて飼育されています。

もしこの港のような被害がただ認知されていないだけでまだどこかで起こり続けているならば、我々の未来の食卓から魚が消える日はそう遠くはないだろう。-SCP-1257-JP収容担当██研究員

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