SCP-1289
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SCP-1289の表面

アイテム番号: SCP-1289

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1289は、レベル4の防弾ガラスで構成された0.5m3のチャンバー内で保管されます。チャンバーにはグリニッジ標準時に設定された24時間式の原子時計が読めるように取り付けられます。コインは自由回転する電機子の中央に固定し、その両端を磁気による浮上により適所に保持してください。チャンバーは常時、現場での直接の監視と記録用、HQによる監視用と情報伝達ユニット-██用の最少で3台のカメラにより観察してください。SCP-1289のあらゆる動作は、サイト管理者に報告してください。

説明: SCP-1289は、正確に10gの重量を持っている起源が不詳なコインです。コインは磨耗の兆候を示していますが、冶金学的な分析のためにサンプルを採取することは不可能であることが判明しました。言語を分析したところ、コインの書き込みは未発展のラテン語であることが明らかになっています。財団の言語学者は、言語を翻訳している最中に、活性化イベント(下記参照)が起こると書き込みが変化することを発見しました。コインの表側には伝統的なグレコローマンの半面像が、裏側にはゴンドラスタイルのボートを漕いでいるローブを纏った男が描かれています。

特定の状況(以下、「活性化イベント」と表記)の下で、コインは自力で跳ね上がり、空中で回転を始めます。コインの最大回転速度は毎分170回の速さに達し、この状態は5分間維持されます(全てのイベントで一貫して測定された)。活性化したコインを抑制する効果的な手段は発見されていません。空中で回転しているときにコインを包むなどして拘束、固定を行おうとすると、コインの回転を妨げているものは全て粉砕されます。

コインが面で着地することが可能な場合、コインはバウンドや回転や端で着地するなどの不測の要素が発生することなく、表面もしくは裏面が確実に結果として示されます。現在の特別収容プロトコルは、活性化イベント中のコインの跳ね上がりと回転を妨げることなく、結果を「凍結」して収容することに成功しています。

活性化イベント: 情報伝達ユニット-██より提出: 活性化イベントと幾人かの有意な人物の間に相関関係が確立されています。「有意な人物」は世界的な出来事や文化に影響を与えた、生きている人物と定義されます。因果関係に関する研究1289-αは、コインの結果が「有意な人物」の生死に関する因果ではなく不吉な予言であり、要因に対し未知の方法で相関関係が確立されていることが判明しました。

有意な活性化イベントのログの一部

日付: 1959/02/03
結果: 裏面(死を示す、個人の特定不可、可能性のある対象多数)
翻訳: 単語。「沈黙」もしくは「静寂」と訳された

日付: 1962/06/12
結果: 表面(生を示す、個人は1979年に特定)
翻訳: フレーズ。「力を用いよ」もしくは「権力を利用せよ」と訳された

日付: 1981/03/30
結果: 表面(生を示す、個人は12時間以内に特定)
翻訳: 「凍りついた刃」もしくは「氷の武器」というフレーズ

日付: 1984/01/27
結果: 表面(生を示す、個人は24時間以内に特定)
翻訳: 「王様万歳」もしくは「統治者の人生」というフレーズ

日付: 1993/03/31
結果: 裏面(死を示す、個人は72時間以内に特定)
翻訳: 「決して見るな」もしくは「目を逸らせ」というフレーズ

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