SCP-1299-JP
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アイテム番号: SCP-1299-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1299-JPの動向は常にGPS等を用いて把握してください。また、SCP-1299-JPが航行中の海域はカバーストーリー「軍事演習」を用いて財団以外の船舶や潜水艦の航行を制限します。

SCP-1299-JP内部へ人間が侵入する試みは全て禁止されます。内部調査を行う場合はドローンを用いてください。

説明: SCP-1299-JPは財団で使用されていた潜水艦「がんりゅう」です。SCP-1299-JPは「航行」と「停泊」を4週間ごとに行いながら、16週間かけて2012年に行われた演習航海の航路を辿ります。現在までこの航路を著しく逸れたことはありません。陸に揚げる等の妨害をした場合は消失後、正常な航路上に再出現します。

SCP-1299-JP内部に侵入した物体及び生命体は侵入後1時間以内に消失します。この現象が発生する瞬間は現在まで観測できていません。また、SCP-1299-JPが浮上している際は常に内側から叩く音や引っ掻く音を観測できます。調査の結果、この音はSCP-1299-JP内部に存在する人型実体が発していると推測されています。調査方法が放射線透過検査であるため、あくまでも実体の骨格を確認したのみですが、2018年5月現在、この実体の数は合計で87体です。

SCP-1299-JPが異常性を有するようになった原因は判明していません。少なくとも、財団の基地に入港する直前に行われた通信では異常が確認されませんでした。最後の通信から財団側が異常を認識するまでの時間は10分です。着艦時、前方のハッチがひとりでに開いたことが確認されています。

補遺: 以下はSCP-1299-JPから送られてきたメールの一部です。

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