SCP-1315-JP
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ドローンによって偶然撮影されたSCP-1315-JP-1後の落下。

アイテム番号: SCP-1315-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1315-JP発生に備え、全ての財団関連施設は上空15km地点を望遠カメラによる監視を行い、被害者の落下地点の計算が行われます。近隣のフィールドエージェントは速やかに現場へ向かい、可能な限り現場保存と被害者の身元確認をし、周囲の封鎖を行います。

また、警察機関と連携しSCP-1315-JPの被害者、場合によっては近隣住民にも記憶処理を含めた情報隠蔽を行い、全国的に流布したカバーストーリー「落下する夢を用いた夢占い」を用いた説得を行います。

Web走査Bot-180(“ドリーム・ハイディング”)はネット上にアップロードされたSCP-1315-JP-1の瞬間をとらえた記録媒体を削除し、記録者に対しては記憶処理を実施します。また、必要に応じてカバーストーリー「飛び降り自殺」「無許可のスカイダイビング」を流布してください。

説明: SCP-1315-JPは地球上に存在している人物及び人型実体(以下対象)がノンレム睡眠を開始してから1時間が経過した際稀に発生する2つの現象(以下SCP-1315-JP-1、-2)の総称です。

SCP-1315-JP-1は対象が自身が寝ていた場所の上空15km地点に瞬時に転移する現象であり、SCP-1315-JP-2はSCP-1315-JP-1が発生した後、対象が元々睡眠をとっていた地点に転移する現象です。JP-1発生後、被害者は自由落下を始め、暴風や轟音、気温の変化などにより即座に覚醒しますが、その多く1はJP-2の発生により元いた場所に戻るためJP-1を夢であったと錯覚します。この時被害者の落下エネルギーは完全に無効化されます。ただし、JP-1からJP-2までの発生は最短で1.5秒、最長では43日、次点で4日の開きがあることが確認されています。

JP-1により対象が上空へ転移した後、地表への衝突までにJP-2が発生しない場合、対象は通常通り死亡します。その後JP-2が発生する際、飛び散った肉体や血液なども含めて対象が元々寝ていた場所へ転移します。

補遺:
発見当初SCP-1315-JPは超常現象として記録されていました。以下その記録です。

概要紹介: 新潟県████町の民家にて██████ ██氏が死亡していた。一階で死亡した形跡があるにも関わらず██████ ██氏の死因は高所からの落下により著しく損壊していた。また遺体からは現場の近隣にある███池と同じ成分の水と泥が検出された。
発生日時: 19██年6月5日
場所: 新潟県████町

事件記録1315-JP

事案No 対象情報 記録されたJP-1か
らJP-2発生までの
インターバル2
備考
1 宮城県雄勝町に住む一般人男性 推定3時間 遺体の損壊が高所からの落下によるものであること、発生する時間帯が夜間であるなどの共通点から、SCP-1315-JPが超常現象事案からSCPオブジェクトへの変更を検討される切っ掛けとなった事案。
9 長野県のある集落の住人7名 推定4時間 SCP-1315-JPが非常に近い範囲で多数発生した稀有な例。この事案により睡眠中の人物が対象となると推測される。内2名は山中の杉の木に突き刺さり死亡していた。
この事案によりその集落の住民が全員死亡したため、カバーストーリー「土砂崩れ」が適用された。
28 南米で任務中だった
エージェント・日和
約12秒 エージェント・日和が仮眠をとっていた際に発生。本人は当初夢であったと錯覚したが、帰国後にカウンセリングを担当した甘ヶ崎研究員によって報告された。
この事案により、財団が確認できていないSCP-1315-JP発生案件が存在する可能性が提言された。それを受け、過去一年間に"高度から落下する夢"を見た人物の情報を収集し精査した結果、捕捉されていないSCP-1315-JP事案が年間2000件は存在する可能性があるとの試算結果が報告された。また、対象者の生存が確認されたこと、及び財団職員が対象者となったことが確認された最初の事案。
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