SCP-1317
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SCP-1317の2実体

アイテム番号: SCP-1317

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 認知されている全てのSCP-1317実体は、サイト-77のSafeクラスSCP棟の13番貴重品保管室に収容されます。各ユニットは、容器の化学的腐食を防止するために輪番制で検査されます。SCP-1317物質の小規模なサブセットは、割り当てられた実験を目的として保管して下さい。追加のSCP-1317実体が発見された場合は、それらを目録化し起源を捜索して下さい。

説明: SCP-1317は年代物の化粧品群であり1942年のある時期に生産されました。SCP-1317の各容器(ブリキ製)の重さは約0.5kgです。SCP-1317の各容器は茶色であり、僅かにベージュがかっています。"ザ・ファクトリー"という言葉が各SCP-1317実体の底部に浮き彫られています。

SCP-1317が生体組織と接触した時、その組織と融合し始めます。継続的なSCP-1317の塗布は、被影響組織の完全なSCP-1317への置換に至ります。また、SCP-1317は置き換わった組織の生体機能を再現する他、肌上の傷やシミは取り除かれます。染料の追加で肌の色合いを変えることができ、SCP-1317に練り合わせて調整することが可能です。いわば害を引き起こさない白土のようなものです。

使用者がSCP-1317の塗布を継続しなかった場合、被影響組織は5週間をかけて結合を失い、それは使用者の致命的外傷に繋がる可能性があります。

SCP-1317が発見されたのは1943年で、複数のアメリカの都市で重大な皮膚症状の患者が不自然なほど多数報告されたことからです。被害者へのインタビューにより、彼らは地方新聞に掲載された"市場テスト用"新化粧品の広告を通してSCP-1317を入手したことが明らかになりました。広告主より得られた住所を追跡した結果、████個以上のSCP-1317実体が保管されている倉庫を発見しました。しかしながらこの倉庫発見から間もなくして、アメリカ、カナダ、イギリス、イタリア、ロシア、フランス、ドイツ1の薬局や新聞広告でSCP-1317実体が出現し始めました。1943年から1946年にかけて、これら地域から推定█████個のSCP-1317実体が追加回収されました。

補遺1317-A: 1946年5月以降、これら地域でのSCP-1317の出現は止みました。これら追加のSCP-1317実体が生産された場所、あるいはその場所へどのように輸送・備蓄されていたのかは現在の所不明です。

補遺1317-B:

SCP-1317による症状の経過
1週間 使用者はSCP-1317の被影響部位の痒みを報告し、軽い発疹が見られる。皮膚のはがれの増加を報告する場合もあり。
2週間 使用者の被影響部位の発疹がさらに深刻になる。通常、これら発疹は暗緑色もしくは薄紫色をしている。また、幾人かの使用者は被影響部位の体毛が抜け始める。
3週間 使用者は被影響部位の大きな不快感を報告。 発疹は変色し、被影響部位は使用者に大きな傷みを与える。この段階に至った使用者は被影響部位の見た目からかなり引きこもり気味になるが、医学治療を求めるのは極少数。
4週間 この段階に至った使用者は極度の疲労感を感じ始める。また、多数の組織が崩れ始める。暴露から4週間経過した使用者の98%は、被影響部位の全ての体毛が抜け落ちる。
5週間 5週間経過後、使用者の被影響部位の組織は結合を失い始める。表面の組織は溶解して眼球や頬、肌のゆるい部位のような軟組織となり、歯腔部に対しては歯茎の死滅や歯の喪失という結果になる。これに続き、筋肉や靭帯といった深い組織も溶解を始める。SCP-1317の使用から6週間以上経過した場合、腸・肝臓・膀胱といった臓器の溶解と共に、視皮質や嗅皮質の部分的な液状化に至る。
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