SCP-1362
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アイテム番号: SCP-1362

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: グリーンランドの1km2がSCP-1362の収容区域として指定されています。この区域の外に駐在する職員はSCP-1362-1の日々の動き及びそれら実体が作りだす煙の変化を監視しなければなりません。警備職員は収容区域に侵入したものを追い払い、SCP-1362の中心から3kmの範囲に地雷警告標識を設置します。

財団職員はSCP-1362の狼煙に関する報告を秘匿し、この煙はキャンプをしている人達が地元住民に向けて出しているものであると噂を流してください。SCP-1362の現象を見た者は拘束し、インタビューを行い、クラスC記憶処理を施した後にそれぞれの住居へ解放します。

説明: グリーンランドに存在する500m2の区域がSCP-1362に指定されています。SCP-1362の中央には黒鉛で構成された12cm×12cm×12cmの立方体があります。この立方体の上面には小さな円が刻み込まれています。

SCP-1362内に存在する6体の人型実体はSCP-1362-1に指定されています。SCP-1362-1実体は身長1.6m、体重が72kgです。実体はそれぞれブランド及び出自が不明の黒いシャツ、黒いズボン、黒いサンダルを身に着けています。全てのSCP-1362-1実体の上半身からは常に濃い黒煙が発生しており、それは自身の顔及び胴体上部を覆い隠しています。

活性時、SCP-1362-1は自身が視認できる輸送機関に対して合図を送ろうとします。SCP-1362-1実体は収容区域に入る財団の車両や周辺に駐在する職員に手を振り、それに加え、親指をあげる、口笛を吹く、及び車両の周囲を取り囲む事によって外へ出ていく事を妨害しようとするといった行動をします。SCP-1362-1実体は車両を追いかける為に収容区域外に出る事はありません。

収容区域の周辺に車両がない時、SCP-1362-1実体はSCP-1362の境界部もしくは内部をゆっくりと歩きながら周辺区域の記録をとります。それぞれの実体は周辺の地勢について異なった分野の情報を記録します。全ての実体は24時間ごとにSCP-1362内の花崗岩に集まり、意味を持った英語の文字列の様な狼煙を空にあげます。

実体 動作
SCP-1362-A SCP-1362-AはSCP-1362の境界部をゆっくりと歩き、周辺の環境について英語で記した狼煙を作り、意味を持たない煙の発生量は他の個体と比べると極めて小規模です
SCP-1362-B SCP-1362内を転がり、表土の組成、地中における有機物の分解速度、及びグリーンランドにおける大陸移動の速度を報告します。
SCP-1362-C SCP-1362における大気の質と組成及び注目すべき組成の変化について記録します。SCP-1362-Cは自身が出会った珍しい気体を記録し、気体の塊に独自の名前をつけます。
SCP-1362-D SCP-1362-Dは音を全く発しませんが、SCP-1362内外で常時もしくはまれに発生する音に反応します。 野生の動物が日常的に発しているものよりも大きく突発的な音に関心を持つと考えられ、時が経つにつれ自身が予想できる音に対しては反応をしなくなってきています。
SCP-1362-E SCP-1362内の土、植物、可食性の非有機物を摂取し、それらの食感や栄養価、及びそれらを調理もしくは焼いた時にどのように使用できるかの考察を記録します。有害物質を摂取した場合、SCP-1362-Eは有害物質による症状及びそれによって体験する異常な感覚について報告します。致死的な有害物質を摂取した場合SCP-1362-Eは死亡する代わりに直ちに開口部から全ての有害物質を排出します。
SCP-1362-F 突発的な気候変動、SCP-1362周囲の森を起源とする有史以前の生命の突発的な発生、新天地への乗り物の入手、大地が引き裂かれそれによってSCP-1362が地球の核へと落ちていく事等、奇抜な事象の可能性を推察します。

補遺: SCP-1362より発信された狼煙の記録です。

日付: 19██年██月██日
狼煙: 第一報: 冷たい裸の木々。最低限の生命体。不適合。

日付: 19██年██月██日
狼煙: 小さな宿営地点が存在。他の場所への移動を試みる。

日付: 19██年██月██日
狼煙: 移動手段は得られなかった。

日付: 19██年██月██日
狼煙: 一帯には延々と続く木々。土地は主として不毛であり、寒く、役に立たない。
備考: SCP-1362から出ていくSCP-1362-1実体は1体もいませんでした。

日付: 19██年██月██日
信号: 調査はほぼ完了。他の場所へ。

日付: 19██年██月██日
狼煙: 調査完了。移送を待つ。

日付: 20██年██月██日
狼煙: 移送要求。もう調査すべき事はない。

日付: 20██年██月██日
狼煙: 突然の変化あり。もう終わってくれ。
備考: この狼煙の前に注目すべき出来事はありませんでした。調査はこのメッセージが作られる約34年前に完了しています。

日付: 20██年██月██日
狼煙: 終わりだ。頼む。終わったんだ。

20██年██月██日以降新しい狼煙はありません。報告書の修正は検討中です。

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