SCP財団

イベント指定 1366-アウトバースト-01
SCP-1366-A要旨 電気技師未だにレナードから逃亡中
記事の要約 記事には電気技師として知られる連続殺人犯について記載されています。電気技師は決まって被害者の性器を車のバッテリーや電線に接続することで、被害者全員を感電死させることで有名です。
アウトバースト説明 公共事業関係の仕事をしていたロバート・クレーマーは仕事中に精神的な衰弱に苦しみ、逃避前に送電線で同僚を襲いました。クレーマー氏は1ヵ月以上行方不明でしたが、その間にも記事に掲載された殺人事件を反映した殺人事件が数件町で発生しました。地元当局は最終的にクレーマー氏をSCP-1366まで追跡したところ、彼は様々な電気機器を備えた隠れ家を建てていました。
その後の動向 クレーマー氏は大量の証拠があるにもかかわらず、自分が罪を犯したことを知らなかったと主張したために身柄を拘束され尋問されました。
備考 最初に判明した1366-アウトバーストインシデント。町の記録によると過去数年間に同様の事件がいくつか発生していましたが、それ以前はもっとずっと日常的なものでした。財団は事件と似たような内容の記事があったことから調査に乗り出しました。本インシデントが発生してから3ヶ月以内に収容が完了しました。

イベント指定 1366-アウトバースト-03
SCP-1366-A要旨 ビデオゲームは血と暴力の狂乱を齎した
記事の要約 記事では数名の10代の若者がビデオゲーム「マーダースポルト5」に関連して銃乱射を行ったことを示しています。そのようなビデオゲームは存在しません。
アウトバースト説明 数名の10代の若者がビデオゲーム「グランド・セフト・オート4」を完全に改変した「マーダースポルト5」のコピーをプレイしていることが判明しました。このゲームをプレイしている10代の若者はすべて火器を入手することができました。
その後の動向 「ディスクを高速で回転させるとコンソール内でディスクが粉々になる製造上の欠陥」により全ゲームは回収されました。死傷者は出ず、すべてのコピーは抗議なく回収されました。
備考 1366-アウトバーストイベントの失敗およびSCP-1366-A実例の自然燃焼が初めて確認された例です。

イベントの指定 1366-アウトバースト-05
SCP-1366-A要旨 ブーディッカ: 新たなキラー・ドラッグ
記事の要約 記事にはブーディッカとして知られる、タンポポ、ブタクサ、メヒシバ、その他さまざまな雑草を発酵させて生成されたと見られる合成物質を飲用する薬について記載されています。その混合物は幻覚誘発剤であり、催淫剤であり、しばしば致死的であるとのことです。
アウトバースト説明 5名の10代の若者集団が自家製レシピから薬を再現しようと試み、1366名が薬物摂取のために交流を行い、その影響下で性交渉を行いました。
その後の動向 すべての人物が不法侵入で逮捕されました。Dクラス被験者で実験したところ、ドラッグには軽度の胃刺激性以外の影響は認められませんでした。
備考 本インシデントはSCP-1366-A周辺にフェンスを設置する前に発生しました。そのため集団は簡単に建造物に侵入することができました。

イベントの指定 1366-アウトバースト-14
SCP-1366-A要旨 666人の花嫁カルト教団大量自殺を図る
記事の要約 記事には「メフィストフェレスの666人の花嫁」として知られる女性だけのカルト教団について記載されています。カルト教団は「悪魔の力を使って男性の世界を取り除くこと」に捧げられたとされていました。教団の大規模な一派は放棄された倉庫に侵入し裸になって集団性交渉を行い、ヒ素が混入したワインを飲用しました。
アウトバースト説明 地元の牧師の妻と当時の町の市長を含めたサイト-403に住む███名以上の女性たちは、同様の目的でカルトを結成し、集団自殺が試みられるまでSCP-1366の近くまたはその中で週に1回の儀式を13週にわたって行いました。
その後の動向 潜入していた財団エージェントがワインの中の毒と睡眠剤とすり替えたため、死傷者は確認されませんでした。クラスA記憶処理を施された「カルトメンバーたち」は、その後一般社会に解放されました。
備考 このインシデントの後SCP-1366付近に警備隊が配置されました。

イベントの指定 1366-アウトバースト-17
SCP-1366-A要旨 ゲームが子供たちを殺すのか？
記事の要約 記事ではロールプレイングゲーム[編集済]がいくつかの集団殺人および自殺に関与したということが主張されています。
アウトバースト説明 8名の10代の若者集団が地元の高校でロールプレイングクラブを開始し、SCP-1366に侵入できないために代わりに高校の地下でゲームをプレイし、お互いそして彼らの両親と知り合いに「魔法」をかけました。
その後の動向 不幸にも、財団工作員はクラブの会合がSCP-1366から離れていたために行われていたことに気付かず、1366-アウトバーストイベントはまったく発生していないと仮定しました。その結果、10代の若者8名のうち5名は様々な方法で自殺に成功し、生存者は重傷を負いました。
備考 SCP-1366の周囲から警備員は排除され、代わりにモーション検知カメラが取り付けられました。SCP-1366-Aの対応する実例はその長さから12cmが削除されたことが示されています。

イベントの指定 1366-アウトバースト-23
SCP-1366-A要旨 スナッフフィルム製作者逮捕される
記事の要約 ハリウッドの著名な映画監督であるアラン・スミシー³が、主演男優を「芸術のために」撮影中に殺害しようとしたとして逮捕されました。
アウトバースト説明 2名のアマチュア映画制作者ジェイコブ・レバスとメリー・ベス・ジョーンズは、動物虐待と動物殺害の撮影を開始し、最終的には2名のSCP-1366への侵入まで発展し、ジョーンズ女史を製材所のコンベアに乗せ、彼女を殺害するためにヘッドソーを起動させようとしました。
その後の動向 財団工作員が突入し2名は取り押さえられました。2名は勾留後、自分たちの行動について知らなかった主張し、尋問後に解放されました。
備考 N/A

イベントの指定 1366-アウトバースト-36
SCP-1366-A要旨 マッドガッサー再び！
記事の要約 不特定の都市で、麻酔ガスを換気システムに注入して役所を襲撃する「マッドガッサー」について記載されています。
アウトバースト説明 この地域の市長と郡保安官事務所、および財団現地オフィスは身元不明の人物または集団によってドアと窓が密閉された後、一酸化二窒素が充満し6名が窒息死しました。
その後の動向 現時点で加害者は特定されておらず、市民は異臭やシューという音は通報するよう勧告されています。
備考 財団施設に対する最初の直接攻撃。SCP-1366-Aの対応する実例はその長さから17cmが削除されました。

イベントの指定 1366-アウトバースト-40
SCP-1366-A要旨 狂牛病に侵されたハンバーガーパティ
記事の要約 全米の牛肉流通業者が、数名の死者を出した牛海綿状脳症(BSE)に感染した肉をどのように販売していたかを記載しています。
アウトバースト説明 この記事の発表から一週間以内に、クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)の集団感染が発生しました。この感染は地元のファストフード店で汚染された肉から始まったと見られます。CJDの症状が現れるまでには通常数年かかるという事実にもかかわらず、症状は著しく加速し汚染された肉を食べてからわずか12時間で死亡例が報告されました。
その後の動向 30名以上がCJDの合併症により死亡しました。
備考 SCP-1366-Aの対応する実体から6.7mが削除されました。市民の安全が懸念されたため、強制避難命令が発令されました。サイト-403から12/6/4までに退避してください。

12/6/2の9時30分に住民の避難が開始しました。巨大な嵐を理由に一週間前から町に避難指示が出されていました。14時までに、12名を除く全員が自主避難し、残りは強制的に移送されました。その後、居住者全員が車に乗せられ、█████、 ███ ████、 および██████の各都市にある近隣の財団施設まで運転して、報告と記憶処理を行うよう指示されました。3台の車両は問題が起こらないよう財団の護衛下に置かれました。

避難終了からちょうど7時間後、シスキンの元住民全員が同時に倒れ、昏睡状態に陥りました。さらに4時間かけて、避難したすべての人の体のほとんどが徐々におが屑に変化しました。シスキンの住民が所有するすべての個人的所有物および車両についても同様でした。回収されたおが屑試料は異常な性質を示しませんでした。

このインシデントの後、約6000人の新しい住民がサイト-403に居住していることが判明しましたが、財団の介入前に避難しようとしたこと、以前の住民、財団の介入前のアウトバーストイベントに関する記憶がありませんでした。サイト‐403(仮称SCP-1366-B)内に居住する新しい人物の観察から、飲料水と食物供給における大量のおが屑(地元のスーパーマーケットの食料品やレストランの食事にも含まれる)、サイト‐403外の家族関係の欠如、および外の世界との直接接触の欠如(ソーシャルメディアサイト、外部メールサービスなど)といったいくつかの異なる異常性を発見しました。後の調査で同様の事象がサイト‐403の以前の住民にも該当することが判明しました。

収容プロトコルおよびSCPの説明は後日改訂される予定です。