SCP-1387-JP
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SCP-1387-JP発信地点

アイテム番号: SCP-1387-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1387-JPを受信した電話機は受話器を上向きに固定した状態で防音室に設置し、通話内容を永続的に記録し続けてください。また、3年間の保管期間を完了した重要性の低い記録は随時廃棄してください。

SCP-1387-JP発信地は柵で囲い一般人の侵入を防止してください。この土地には定期的な監視が行われますが、あくまでSCP-1387-JPに付随した副次的な物であるため、最低限の知識を有したCクラス職員が担当します。

SCP-1387-JPはその性質から一般社会への危険性が限りなく低いため、過去に収容コストの削減を目的とした無力化の実施が提言されましたが、実施後に性質が変化する可能性を考慮した結果1、当提言は棄却されました。担当職員は"危険性の低い"現状を維持できるよう努めてください。

説明: SCP-1387-JPは1997/3/24に受信した不明な緊急通報です。現在2もSCP-1387-JPは緊急センターに接続され続けています。

SCP-1387-JPはフロリダ州ベレル市に位置する一軒家に置かれたクローゼットから発信されています。この家屋はSCP-1387-JP発生以前から所有者であるジョン・クック(1918〜1995)の死亡によって既に空き家となっており、内部に人間及び発信源とみられる機器類は存在しません。現在までSCP-1387-JPの発信方法やそれの維持を可能とする具体的なメカニズムは不明なままです。

SCP-1387-JP-1はSCP-1387-JPの発信者です。SCP-1387-JP-1は自身をメアリー・グラジアノと呼称しています。SCP-1387-JP-1は何者かに襲われており、クローゼットの中に隠れていると主張していますが、SCP-1387-JP発生時に警察が捜査した際にはSCP-1387-JP-1の主張を裏付ける証拠は発見されませんでした。

財団はジョン・クックを中心とした血縁関係や交友関係を重点的に調査しましたが、メアリー・グラジアノといった人物が存在した記録は確認できませんでした。


事案1: 2031/6/12に大規模なハリケーンがベレル市を通過し多くの家屋が倒壊しました。SCP-1387-JP発信地である一軒家も例外ではなく、内部のクローゼットを含んだ様々な構成要素が消失しました。財団は倒壊直後にそれらの回収を試みましたが全体の42%しか発見できませんでした。
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事案1発生後のSCP-1387-JP発信地


なお、当事案がSCP-1387-JP及びSCP-1387-JP-1に与えた影響は確認されておらず、依然収容は維持され続けています。

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