SCP-1393-JP
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SCP-1393-JP

アイテム番号: SCP-1393-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1393-JPはサイト-81██の非金属のみで構成された12m×12m×3mの専用収容室内にて非金属製のケースに格納された状態で収容されます。収容室中央には金属製の角柱1本が設置されます。SCP-1393-JPを用いた実験は、担当研究員またはクリアランスレベル3以上の職員1名以上の同席の下で行われます。実験時及び収容室内に入室する場合は、金属類の所持は推奨されません。

追記: 現在、SCP-1393-JPの異常性の再現は確認されておらず、オブジェクトクラスの再分類が協議されています。詳細は実験記録018を参照。

説明: SCP-1393-JPは異常なステンレス鋼製のネジです。サイズは直径4mm、長さ50mmで後述する異常性を除き、通常の同型品との差異はありません。

SCP-1393-JPを手に取った1人間はSCP-1393-JPの形状と一致するネジ穴を捜索します。捜索範囲は、SCP-1393-JPに曝露した地点の一室内に限られます。床面積が120m2以上の仕切りのない空間で曝露した場合、異常性は発現しません。また、捜索行動中にSCP-1393-JPが何らかの原因で対象者の手から離れた場合、対象者はSCP-1393-JPの影響下から脱します。

捜索過程で、SCP-1393-JPと合致するネジ穴を発見した場合、対象者はその穴にSCP-1393-JPの先端部を挿入します。合致するネジ穴が発見できない場合、対象者は室内の何らかの金属製品に対し、穴の有無に関わらず、同様にSCP-1393-JPの先端を挿入します。

何れの場合も挿入後、SCP-1393-JPは自発的に回転し、SCP-1393-JP全体の8割程までを挿入します。その後、左右に数回の回転動作を行った後、自ら抜け落ちます。この一連の動作中、対象部位にネジ穴が無い或いは障害物等が存在する場合、それらはSCP-1393-JPの動きに合わせて消失し、SCP-1393-JPと合致するネジ穴を形成します。

以下はSCP-1393-JPの実験記録の抜粋です。全実験記録は[実験記録1393-JP]を参照。

実験記録002 - 日付20██/10/14

対象: D-1393-01

実施方法: 実験室内にて対象をSCP-1393-JPに曝露させる。実験室内にはSCP-1393-JPと合致するネジ穴が存在する棚(A)を設置する。

結果: 実験開始から約8分後、対象は設置した棚(A)からネジ穴を発見し、SCP-1393-JPを挿入した。当該のネジ穴に元々入っていたネジは消失。

実験記録009 - 日付20██/10/15

対象: D-1393-01

実施方法: ネジ穴の存在しない非金属製の専用実験室内にて対象をSCP-1393-JPに曝露させる。室内中央には、アルミニウム・鉄・銅・鉛・ステンレス鋼製の角柱を設置する。

結果: 対象はステンレス鋼製の柱にSCP-1393-JPを挿入した。その際、SCP-1393-JPは通常よりも多く左右への回転動作を行った後、ネジ部全体を挿入させた状態で停止し、約2分後に抜け落ちた。その後、同実験が計5回行われたが全て同様の結果となった。

実験記録015 - 日付20██/10/18

対象: D-1393-01

実施方法: 専用実験室内にて対象をSCP-1393-JPに曝露させる。室内中央のテーブル上にS字型に成型された鉄(対象物)を配置する。

結果: 対象は対象物の片端からSCP-1393-JPを挿入した。対象物の内部には対象物の形状に沿ったS字状のネジ穴が形成された。実験後のSCP-1393-JPの形状に変化は見られない。

実験記録016 - 日付20██/10/18

対象: D-1393-01

実施方法: 専用実験室内にて対象をSCP-1393-JPに曝露させる。室内中央のテーブル上にY字型に成型された鉄(対象物)を配置する。

結果: 対象は対象物の下端からSCP-1393-JPを挿入した。対象物の内部には対象物の形状に沿ったY字状のネジ穴が形成された。実験後のSCP-1393-JPの形状に変化は見られない。

実験記録018 - 日付20██/10/21

対象: D-1393-01

実施方法: 専用実験室内にて対象をSCP-1393-JPに曝露させる。対象物は配置しない。

結果: 映像記録および添付画像を参照。

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    <記録開始,(20██/10/21 16:20)>

    [00:00:05] 対象が実験室内に入室し、テーブル上のSCP-1393-JPを手に取る。

    [00:00:15] 対象は室内を見回しながら歩き回り、ネジ穴および金属を捜索する(室内にネジ穴、金属は存在しない)。これを約2分間継続する。

    [00:02:30] 対象は、うな垂れた様に室内北西の角に移動し、膝を抱えた状態で座り込む。対象は、広げた両手側面を合わせ、その上に置かれたSCP-1393-JPを見つめる。この状態を約58分間継続する。

    [01:00:50] 対象は突如、何かに気付いた様に「あっ」と声を上げ、それと同時に立ち上がる。

    [01:01:20] 対象は、自身の手を用いてSCP-1393-JPを変形させ、先端部をSCP-1393-JPの頭部に挿入した後、SCP-1393-JPをテーブル上に置く。

    [01:01:50] SCP-1393-JPはネジ部の下部を捻る様に回転動作を開始する。SCP-1393-JPはネジ部を激しくのたうちまわる様に繰り返し伸縮させ、回転動作開始から約15秒経過した時点で唐突に動作を停止する。

    [01:05:30] 監督研究員の指示により、対象は退室する。

    <記録終了,(20██/10/21 17:27)>

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    ore_tensai

    対象により先端部を挿入された直後のSCP-1393-JP。

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