SCP-1402-JP
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アイテム番号: SCP-1402-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 前哨基地-XIXは事実上のSCP-1402-JP収容サイトとなりました。前哨基地-XIXには常に4名以上の保安職員が駐留し警備します。SCP-1402-JPの背部が床面に接するように専用の収容コンテナが設置されています。

SCP-1402-JPの周辺から発見された物品群はサイト-51サイト-361に移送され検査・記録・保管されます。

SCP-1402-JPから回収された情報はレベル3以上の職員の承認のもとで閲覧可能です。

説明: SCP-1402-JPは過去に財団で使用されていた旧型の任務補助用アンドロイドと同一の機械実体です。本来は個体識別番号が打刻されている箇所には"SCP財団 怪奇部門"と刻印されています。

SCP-1402-JPの異常性はその不動性にあり、現在の位置に対して相対的に移動不可能1です。SCP-1402-JPは重力を含むいかなる外力による影響も受けず、接地面からの支えが取り除かれた場合も空中に留まり続けます。SCP-1402-JPの不動性はSCP-1402-JP全体のみに作用しており、機構の開閉や内部データの取り出しなどには影響力を持たないことが判明しています。

SCP-1402-JPは[編集済]の収容任務のために前哨基地-XIXを建設した際に地下2mほどの深度から発掘されました。非破壊検査により現在も機能可能な状態を保っていることが判明していますが、SCP-1402-JPは発見から現在まで完全な非活性状態を維持しています。

補遺: 回収されたファイル
SCP-1402-JPから回収されたファイルの復元の書き起こしです。"声2"はSCP-1402-JPの規格の標準の合成音声と一致しました。"声1"の人物の身元は特定されていません。

Bibliography
1. F. Usami, & P. Triplett (1986) 不動性実体分類 絶対的不動性相対的不動性。財団研究誌、07(02)、159-175。
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