SCP-1422
評価: +2+x
i-will-spank-you-and-make-you-beg-for-it.jpg

イエローストーン国立公園の地図.
クリックで拡大

アイテム番号: SCP-1422

オブジェクトクラス: Neutralized(補遺1422-3を参照)

特別収容プロトコル: SCP-1422に関するすべての情報はレベル4のオペレーター職員に限定されています。2009年3月18日現在ではイエローストーン国立公園の存在は全職員に対し通知されており、権限が不十分な職員に対してはSCP-1422に関する記憶は消去されています。

SCP-1422の起源を同定するための財団の取り組みに関する情報については機動部隊Alif-4に特権が与えられていますのでご参照ください。この起源の同定は最優先事項です。

説明: SCP-1422は、2007年7月9日以前は、(Dクラス職員や共同雇用職員といった徴収された人々を含む)財団の全職員がイエローストーン国立公園1の存在を知ろうとすることを妨げている、と信じられていた異常現象でした。SCP-1422の存在はいくつかの方法によって確かめられました。

  • 2008年における5000人を超える職員の調査では、同公園に関する知識を述べることのできた職員はゼロでした。この中にはワイオミング州に長期間居住していた職員達や、自身を大の旅行好き、および/またはナチュラリストであると見なしていた職員達、アメリカ合衆国国立公園局に配属されていた3人の職員が含まれています。
  • 国立公園局の記録の中にはイエローストーン国立公園内における財団職員によるいかなる購入記録も存在せず、また財団職員が行ったいかなる種類の許可証や予約の購入記録も記録されていません。財団職員の近親による購入記録は存在しますが、予想される数を下回っています。
  • 2007年7月9日以前は、財団の職員が所有するすべてのコンピューターのインターネットのブラウジング履歴からイエローストーン国立公園に直接関係する検索2が完全に欠落しています。(また財団以外の情報源から獲得した検索履歴と比較すると、同公園にまったく関係がないわけではないが直接の関係がない検索履歴も欠如しています。)
  • 財団はイエローストーン国立公園に言及された2007年7月9日以前の日付の書類を1枚も所有していません。

面談を受けた職員は、イエローストーン国立公園が位置するアメリカ合衆国の地域に注意を払う理由がないと述べるか、もしくは、どちらかといえばその地域内に何があるかということを思い出せませんでした。何人かの職員はイエローストーン国立公園が言及されやすい会話や出来事を思い出すことが出来ましたが、公園そのものを思い出すことは出来ませんでした。

数回の調査からは同公園内もしくは近辺における通常ではない水準の異常活動は検出されておらず、イエローストーン国立公園自体はいかなる異常性も有していないと確信されています。

補遺1422-1: スクラントン次席研究員によりSCP-1422が発見され、2007年7月9日に無力化されたと信じられている。スクラントン次席研究員は彼のSCP-████3内における実験について記述されたレポートの編纂を依頼されていた。その中にはイエローストーン国立公園への家族休暇について記述された2つの段落が含まれていた。スクラントン次席研究員はSCP-████に立ち入るまでは同公園の名を聞いたことがなかったと書き留めていた。グラフ博士とハルボルセン次席研究員によってこの文章の再調査が行われた。

グラフ博士が関連性のある参考資料の大まかな調査を行い、イエローストーン国立公園の記述が存在するだけでなく、世界的に有名な広く知られた公園であるということを発見した。次いで彼女はサイト44のメーリングリストにメールを送り、同公園について聞いたことがあるかどうかを職員に尋ねた。誰も同公園のことを知らないということが明るみになったとき、この異常をより詳しく調査すべくグラフ博士は財政的支援と職員の要求と調達を行った。

補遺1422-2: SCP-1422の原因と正確な性質に関する情報は非常に限定的です。SCP-1422に関連するいくつかの仮説が以下のように立てられています。

  • SCP-1422は別の影響を与える可能性をもつ異常によって引き起こされたという仮説。執筆時点では、財団はこの仮説を検証する手段を保有していません。
  • スクラントン次席研究員のSCP-████への接触以前はイエローストーン国立公園は存在せず、その後に同公園を内包するように現実が改竄されたという仮説。これはSCP-████、そのテストに使われた何らかの道具、もしくはスクラントン次席研究員の未確認の性質によるものかもしれません。この挙動はSCP-████に関する既知の情報とは一致せず、詳細な検査からはスクラントン次席研究とSCP-████のテストに使われた道具には異常が見られないことを示されています。
  • 決してSCP-1422が財団職員がイエローストーン国立公園について知ろうとすることを妨げているということはなく、しかし代わりに同公園の存在に関わる記憶をすべて消していたという仮説。この場合には、SCP-868の研究がSCP-1422と同類の仮説に基づいた異常に対抗する手段をもたらしてくれるかもしれません。しかしながら当面の間はこの仮説をすぐに実施することはできません。
  • SCP-1422はイエローストーン国立公園内もしくは周辺における活動を財団から隠蔽するために意思ある機関によって作られたものという仮説。疑いのある様々な集団と人々に対して行われた取り調べから、いかなる人々や組織もSCP-1422のような異常を作り出すもしくは利用することは出来ないということが最終的に示されました。しかしながら、この仮説に基づく人々もしくは集団が存在すれば彼らは財団からの発見を逃れる手段を有するものと思われますが、これは予想外ではありません。

補遺1422-3:

何人かの職員は、SCP-1422は本当の意味で無効化されたというわけではなく、単純に我々が認識できないような別の方法で動作しているのかもしれない、と正しく指摘することが出来た。または代わりにSCP-1422に類似した特定の場所、個人、さらには概念に応じた多数の異常が存在するかもしれない、と指摘する者もいた。確かに、これらのうちどちらかが真実であると証明されれば、SCP-1422はKeter-ubique4に分類されることが最も相応く、取扱方を大幅に修正することになるだろう。しかしながら、SCP-1422が(もはや実質存在しないように見えるという点を除けば)観測され得る異常性を示すことはなく、別の方法で証明されるまでは無効化されたと見なす。- グラフ博士

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。