SCP-1424-JP
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傘立て

発見時のSCP-1424-JP。異常性の無い傘も含まれています。

アイテム番号: SCP-1424-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1424-JPはサイト-8181内にある鍵付きチャンバーに収容されます。チャンバー内に傘と類似した物品、及びSCP-1424-JPと類似した物品を持ち込まないでください。担当者は、SCP-1424-JP内のSCP-1424-JP-aの本数が10本であるかを確認してください。SCP-1424-JP-aの数が基準を上回っている場合は、余分数を焼却処分してください。基準を下回っている場合は、SCP-1424-JPの受け皿に水を与え、SCP-1424-JP-2には水を与えないでください。SCP-1424-JP-aは研究目的での使用のみが認められています。SCP-1424-JP-aを研究目的で使用する際、サイト管理者及び担当者に使用用途を明確に伝達した上で許可を得る必要があります。その際、SCP-1424-JP-aの数が基準通りとなるように留意してください。

未収容のSCP-1424-JPを発見した場合は、直ちに回収し、SCP-1424-JPが収容されているチャンバー内に収容してください。未収容のSCP-1424-JP-aを発見した場合は、回収後直ちに焼却処分してください。

説明: SCP-1424-JPは、外寸法74×33×51cm、質量は5.2kgの傘立てです。フレーム部分は鉄で、受け皿はHIPS1で構成されています。上面に格子フレームがあり、格子の間に傘を差し入れて使用する形式のものです。
SCP-1424-JPは、雨天時に 受け皿に水が付着した際、数本の傘(以下、SCP-1424-JP-a)を発生させます。SCP-1424-JP-aが発生した際、受け皿に付着した水は減っていきます。受け皿に水が存在する限り、SCP-1424-JP-aは断続的に発生します。但し、後述のSCP-1424-JP-2に限り、受け皿が乾燥している際にSCP-1424-JP-a-4を発生させます。SCP-1424-JP-aは格子フレームの中を通過し、石突部分が受け皿部分に着いた状態で発生します。SCP-1424-JP-aの長さが格子フレームまで届かない長さの場合は、縦のフレームに立てかけられた状態で発生します。

SCP-1424-JP-aは現在までに3種類 4種類が確認されています。

名称 傘の種類 概要
SCP-1424-JP-a-1 洋傘 傘布の部分はビニール製。傘骨は鉄製で、持ち手はプラスチック製。大きさは傘直径108cm、全長87cm、親骨65cmの物が多く、稀に傘直径115cm、全長92cm、親骨70cmのものも確認されている。
SCP-1424-JP-a-2 折りたたみ傘 傘布は布製。傘骨は鉄製で、持ち手はプラスチック製。大きさは傘直径98cm、親骨50cm、全長最大時55cm、折りたたみ時25cm。
SCP-1424-JP-a-3 和傘(番傘) 傘布は手漉き和紙製。傘骨持ち手共に竹製。大きさは傘直径115cm、全長75cm。
SCP-1424-JP-a-4 遮光日傘 傘布の部分は布製。傘骨は鉄製で、持ち手はプラスチック製。大きさは傘直径108cm、全長87cm、親骨65cm。SCP-1424-JP-2からのみ発生する。

SCP-1424-JP-a-4については事案記録-1424-1を参照してください。

発見経緯: SCP-1424-JPは山形県の山形市立██小学校にて発見されました。周辺地域にて「無人なのに増える傘」「室内の人数と本数が合わない傘立て」という噂話が流布されていることが財団エージェントに注目され収容に至りました。

当初、SCP-1424-JPは「雨の日に傘が増える傘立て」としてAnomalousアイテムに指定されていましたが、後述される異常性が発覚したため、Safeクラスに指定されています。詳しくは事案記録-1424-1を参照してください。


事案記録-1424-1: 初期調査を行った後、SCP-1424-JPより全てのSCP-1424-JP-aを引き抜き焼却しました。また、空の状態になったSCP-1424-JPを、当時の特別収容プロトコルに基づき低脅威度物品収容ロッカーに収容しました。収容から1ヶ月後、ロッカーを突き破った状態でSCP-1424-JPの亜種(SCP-1424-JP-2)が発生しました。SCP-1424-JP-2はSCP-1424-JPと異なり、受皿が3日以上乾燥していると、遮光日傘(SCP-1424-JP-a-4)を発生させます。

当該事案を受け、SCP-1424-JPに関する追加実験を行った結果、SCP-1424-JPの受け皿に水が無く、SCP-1424-JP内にSCP-1424-JP-aが存在しない時に、SCP-1424-JP-2が発生することが分かりました。SCP-1424-JP内にSCP-1424-JP-aが存在する場合には、この異常性は発生しません。

実験記録を基に特別収容プロトコルの改定がなされ、オブジェクトクラスがAnomalousからSafeへと変更されました。


事案記録-1424-2: SCP-1424-JP-aが、SCP-1424-JP以外の場所から発生しました。発生場所は山形県██市のコンビニエンスストアのゴミ箱です。当該ゴミ箱はSCP-1424-JP-3に指定され、収容チャンバーへ収容されました。この発見を皮切りに東日本を中心とした地域でSCP-1424-JPが発見されるようになりました。また、電車内、忘れ物センター、焼却場等からSCP-1424-JP-aが発見されています。

当該事案を受けて追加実験が行われました。


実験記録75 - 日付2018/12/11

対象: SCP-1424-JP-a、異常性のない傘立て

実施方法: 傘立てにSCP-1424-JP-aを立てかけ、受け皿に水を与える。

結果: 実験開始から3日後、SCP-1424-JP-aが2本出現。傘立てをSCP-1424-JP-19として登録。

分析: SCP-1424-JPがSCP-1424-JP-aを発生させていると考えられていたが、実際はSCP-1424-JP-aがSCP-1424-JPを苗床にして、自身を発生させているのではないだろうか。 -佐野谷博士

実験記録76 - 日付2018/12/15

対象: SCP-1424-JP-a

実施方法: SCP-1424-JP-aをバーミキュライトを詰めた植木鉢に挿し、水を与える。

結果: 実験開始から3日後、SCP-1424-JP-aが4本出現。実験で使用した物品をSCP-1424-JP-20として登録。

分析: SCP-1424-JP-aは肥料や栄養分が無くとも、水があれば発生するようだ。 -佐野谷博士

実験記録77 - 日付2018/12/26

対象: SCP-1424-JP-a、D-40831

実施方法: D-40831にSCP-1424-JP-aを括り付ける。その後、D-40831に水をかける。

結果: 実験開始から5日後、SCP-1424-JP-aが3本出現。発生箇所は口腔、███、██であった。D-40831はSCP-1424-JP-aを自身から除去するも、その後、出現箇所が耳、爪と指の間、████等と増え、際限なくSCP-1424-JP-aが出現し続けた。SCP-1424-JP-a発生開始から18時間後、D-40831は終了した。この間に出現したSCP-1424-JP-aは███本であった。

分析: SCP-1424-JP-aの発生要因は、ある程度同じ場所に接地していること、水分が確保できることのみのようです。それだけでどんなものでも苗床にしてしまいます。かなり強い繁殖力です。これだけでも厄介ですが、日本で発生したことが収容難易度を上昇させています。日本という国は大量に傘を消費する国です。そのため、傘に酷似したSCP-1424-JP-aは人間に持ち運ばれることで生息範囲を広げ、だれにも怪しまれることなく爆発的に数を増やしていくでしょう。その前に手を打たなくてはならない。Keterへのオブジェクトクラス変更を申請いたします。 -佐野谷博士

申請は承認待ちです。


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