SCP-1480
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2005/01/14にタイタン地表で撮影されたSCP-1480

アイテム番号: SCP-1480

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCPSオッカムは現在、その正規の地質調査任務に加え、タイタン地表のSCP-1480を監視して通信を維持するよう指令されています。SCPSオッカムの存在が秘密にされる限り、タイタンとの距離と、到達のための技術的困難が適切な封じ込め手段となります。財団連絡係によって吟味され、指示を受けた一握りのESA職員にのみ、SCPSオッカムの存在と目的が通知されます。タイタン地表を撮影した写真の一部は、財団職員によってSCP-1480の存在を除去するために改竄された後で、ESAが公表するために提供されます。

SCPSオッカムは、その内部の実体を含めたSCP-1480との接触を確立する試みを続けてください。

説明: SCP-1480はブルーバード製の2004年式C型スクールバスで、現在はタイタンの地表に静止しています。「64」という数字を除いて、典型的なスクールバスに見られるあらゆるマーキングは除去されています。物理的な刻印やその細部から、SCP-1480は2007/02/11にドレスデン小学校から消失したウィークリー郡の学区のスクールバス、またはその注意深く作られた複製であると断定されています。バスの消失とSCP-1480の発見の間にある時間的矛盾については、未だいかなる説明もつけられていません。

SCP-1480の窓は不透明で、いかなる波長の光もそこを通過することができませんでした。オブジェクト内部の超音波イメージングも要領を得ない結果に終わりました。定期的に、点滅する光がSCP-1480の窓から発せられます。この現象は、SCPSオッカムのタイタンへの着陸前には頻繁に検出されましたが、着陸後には非常に稀なものとなっています。この発光はモールス信号として解釈することができますが、どのように実体がモールス信号プロトコルに精通したのかは不明です。言葉遣いと点滅の速度から判断すると、1つの窓は1つの思考または声を表しているようですが、窓と思考との対応は一貫しています。英語に翻訳されたメッセージは、補遺1480-Aに記載されています。

補遺1480-A: SCPSオッカムは現在、欧州宇宙機関、NASA、財団内の数名の高レベル職員によって主導された、SCP-1480とは無関係の学術交流プログラムの一環としてタイタン地表に展開されています。財団からの特定分野の技術協力と、任務から得られたあらゆる機密外の科学的データを入手し利用する権限と引き換えに、NASAとESAは惑星間宇宙機と、機体の任務パラメータに対する財団の最終制御権を提供する契約を結んでいます。オッカムは数千kmの距離からSCP-1480とその内部で点滅する光を検出することができました。オッカムは2005/01/14に着陸し、この時点でSCP-1480の点滅は停止しました。これ以降、光は定期的な間隔で出現を続けています。以下に、SCP-1480から記録された通信内容の選択的な抜粋を示します:

2005/01/11: 時刻02321から90秒間、全ての窓が一時的に活性化しました。この時点ではバスの片側の窓しか観察できなかったため、任意の時点での全ての会話を記録することはできませんでした。記録されたメッセージの内容は主に、「だめだめ」、「そんなことしちゃだめ」、「分かった?」などの短い平叙文で構成されています。時刻0234、フロントガラスは「席に戻って大人しくしなさい」というメッセージを発し、全ての窓は点滅を止めました。

2005/01/13: バスの右側後方の複数の窓が、別の窓と明らかな会話を行う形で点滅し始めます。最後尾の窓が「タイラーはなんでバスに乗らなかったの」と質問し、その1つ前の窓が「彼はセンダーに選ばれたんだ」と応答しました。第一の窓は(文字通りに解読すれば)「aww man」(「かわいそうに」)と応答し、「センダー」として言及される未確認の実体についての一連の不満の声が続きました。後ろから3番目の窓が「センダーって誰」と点滅した後に点滅は休止しましたが、これは反対側の窓が質問に答えていたものと考えられます。この休止の後、フロントガラスが「何をしてるの?」と点滅しました。フロントガラスは点灯を続けたまま、バスの側面の窓が前から順番に点灯を開始しました。光が到達するまで、バスの後方の窓からは一連の苦痛のメッセージが発せられていました。そして、全ての窓の光が消えました。これ以降、この2枚の窓と、反対側の後方にある別の窓が点滅するところは観察されていません。

2005/01/14: SCPSオッカムは22:01前後に着陸しました。着陸マニューバを開始する前に撮影された映像からは、オッカムに最も近い窓から「あれが見える?」、「あれは何」、「私のママなの?」などのメッセージが発せられており、オッカムがタイタン地表に接近するにつれ、これらのメッセージはより高頻度で出現するようになりました。しかし、オッカムがタイタンに接地すると、SCP-1480の窓は一度だけ白く光り、その後黒くなりました。オッカムがSCP-1480の調査を開始した後の反応は、実体のフロントガラスから時折発せられる、「彼らは貴方達のものじゃない」というメッセージのみでした。これはオッカムの着陸後にSCP-1480から受信された、意味を持つ唯一のメッセージです。

SCP-1480と関連した他の異常な事象に関する情報については、文書SCP-1680SCP-1380を参照してください。

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