SCP-1491
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実験4の間のSCP-1491

アイテム番号: SCP-1491

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1491は標準的な人型収容房に収容します。その他の特別な取扱手順は必要ありません。非破壊試験の要請書は研究管理責任者(現在はRichard Littlefield博士)へ提出してください。

説明: SCP-1491は肉眼では46歳の白人男性で、以前は██████ █████████と呼称されていました。電子媒体または写真媒体を通して見た時、SCP-1491はポールに取り付けられた総身長3.1mの███████社製の固定式速度制限取り締まりカメラに見えます。

SCP-1491の異常な性質は、███████████都心部で発生した無関係な強盗事件の後、現地警察による監視カメラ映像の再調査の際に明らかになりました。SCP-1491は身元が確認された後に自宅で拘束されました。

SCP-1491 Test log

実験1:
被験体: SCP-1491
手順: 収容房内の被験体には一切の説明を与えない。被験体を目視とビデオ録画によって観察する。
結果: 被験体は目視において、財団の標準仕様人型SCP用ジャンプスーツを着用した人間男性に見えた。被験体が収容房内で座り込み、歩き回り、就寝する姿が観察された。ビデオによって観察した被験体は███████ブランドの速度違反取締りカメラに見えた。被験体は不明な歩行方法で移動し、支柱の土台によって直立したまま床に沿って滑っていた。被験体は床から”跳ね”て椅子の座面に上がり、その場で直立したまま静止して”座る”様子が見られた。被験体はベッドの上で真っ直ぐに横たわって静止した。
注記: 一番に興味深い点は被験体が着席した際の柔軟性に欠ける性質だ。天井がもっと低ければどうなっただろう? - Littlefield博士

実験2:
被験体: SCP-1491。透明な蓋付きのパースペックス1製の箱(寸法1.5m×1.5mx1.5m)。
手順: 被験体に箱の中へ座って蓋を閉じるように指示した。その状態で被験体を目視とビデオ録画で観察した。
結果: 目視では被験体が箱の中へ潜り込んで胡座をかいて座り、蓋を閉める様子が観察された。ビデオでは被験体が箱の中へ跳ねて入り、蓋を閉める様子が観察された。
注記: どうやってか高さ3mのオブジェクトが1.5mの箱へ何かの方法で体を曲げることも折り畳むこともせずに収まることができていた。ビデオを通して私はその様を見ていたが、説明できない。よく見ようとするほどに目から涙が出てくる。後は物理学者に任せよう。 - Littlefield博士

実験3:
被験体: SCP-1491。小さなゴムボール1個。
手順: 被験体にテーブルからボールを拾うように指示する。ビデオ録画で被験体を観察する。
結果: ボールはテーブルから跳ねて、目に見えない力により被験体の隣で宙に浮かんだ。ボールは同じようにテーブルへ着地した。その後の検査でボールは異常性を示さなかった。
注記: 何を信じるべきか分からなくなってきた。私のこの目か、それともカメラの目か。あるカメラを我々が人間のように錯覚しているのか、それとも人間がカメラを騙して己をカメラだと錯覚させているのか? どちらにせよ、これは哲学者に任せよう。 - Littlefield博士

実験4:
被験体: SCP-1491。█████ブランドの乗用車一台(Littlefield博士所有)。
手順: Littlefield博士の運転する乗用車が130kphでセクター25の実験用トラックを通過する間、被験体にその脇へ立っているように指示した。被験体をビデオ録画で観察する。
結果: 被験体の赤外線フラッシュが動作する様子が観察された。実験から4日後、Littlefield博士の自宅へ████ █████████警察からの固定罰金通知書が届いた。追加調査で警察の記録がこの通知と一致し、████道路付近で違反したものとして記録されていた。
注記: 私は私有地で運転してたのに! 払わないからな。 - Littlefield博士

補遺: 予期し得ない事態だったものの、Littlefield博士は実験4の結果が軽度の収容違反にあたるとして勧告を受けました。以降類似した実験は避けるように規定されています。

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