SCP-1556
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事案1556-09以前の、財団の観測チームを調べるSCP-1556。

アイテム番号: SCP-1556

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1556は人間との接触を避け、現在彷徨っている場所がどの居住区や道路よりも15km以上は離れている事から、封じ込め手順は群れの監視と追跡のみを必要としています。SCP-1556を追跡するフィールド職員は常に少なくとも200mの距離を維持し、防御反応を引き起こす可能性がある武器を公然と持ち歩かないようにしてください。

SCP-1556標本の鎮静を伴う実験は無期限に中止されています。

説明: SCP-1556はアメリカ合衆国[編集済]の約135km南西にある山岳地帯を放浪している16頭 15頭のマスタング(野生馬)の群れであり、構成はリーダー格の雄馬1頭・雌馬8頭 7頭・仔馬7頭です。SCP-1556は視認性を100m以下に低下させる霧が発生している場合のみ観察されており、各標本は特異行動や、光を反射する琥珀色の目(これは輝板の存在を暗示しています)で判別が可能です。SCP-1556を観察するには霧が不十分である期間は、群れの痕跡は発見されません。SCP-1556個体によって残された跡は、さしたる理由もなく単純に途絶えてしまいます。

█年間の継続的な観察により、SCP-1556は一日当たり1.1kmの速度で[編集済]から[編集済]までの約87kmの距離を、連珠形(∞)のパターンで彷徨っている事が判明しています。この特定パターンの移動の理由は不明ですが、当該地域の気象条件や土着動物種の動きに対応してはいないようです。

SCP-1556は通常の野生馬よりも高い体力と持久力を見せており、知能面でもより高レベルです。SCP-1556は、お互いの身繕いをする・問題を解決する・協調性を有するといった、ウマ種には極めて珍しい挙動を示すのが観察されています。SCP-1556はまた、悪天候および高地の影響に特別な耐性を示し、山頂上、または通常の馬にとって有害であることが証明されている極端な低温状況下でも観察されています。

補遺1556-01: 事案1556-09

██/█/██、フィールド調査およびタグ付けのためにリーダー格の雌馬SCP-1556-3を鎮静する事に関しての監督者承認が降りました。財団のフィールド研究者によって発射された鎮静剤ダーツの命中直後、SCP-1556-3は痙攣を始め、崩れ落ちました。現時点では、SCP-1556-3が鎮静剤にアレルギー反応を示したためか、投与量が過剰であったためかは判明していません。しかしながら、残るSCP-1556個体は非常に攻撃的になり、銃器を装備した職員およびSCP-1556-3の死骸に接近しようとする職員を襲いました。全職員は怪我の治療と群れの観察のため、安全な距離まで後退するように命じられました。SCP-1556-3の死骸は回収されず、周辺の霧が晴れると群れの残りと共に消失しました。これ以降、SCP-1556-3は観察された事がありません。

この事案以来SCP-1556は人間との接触を避けており、群れに近付く職員に対して攻撃的な振る舞いに及ぶようになりました。更なる実験は、追って通知があるまで停止されています。

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