SCP-159
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アイテム番号: SCP-159

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-159は現在サイト-██の安全保管ロッカーに留め置かれています。SCP-159に関する知識を持つのはレベル3以上の者に、アクセスするのはレベル4以上の者に制限してください。仕方のない状況なら別として、どの職員もSCP-159を使用してはいけません。O5司令部は、破滅的シナリオを回避するのにSCP-159を使う必要がある場合ならいつでもSCP-159を移動するよう命令を出して構いません。

SCP-159をそのように利用する場合には、専用の高効率発電機で動力供給し、予備燃料が手元にあるようにしてください。SCP-159動作中には少なくとも2人の職員が常時スタンバイしていてください。

説明: SCP-159の見た目は「OPEN」と読める標準的なネオンサインで、小規模店舗でよく見られるスタイルのものです。SCP-159を建物の窓越しに提示し、そしてコンセントを抜くことで1電源を落とすと、その建物はどのようにしても入場できなくなります。この封鎖作用はSCP-159のコンセントを再び差せばすぐさま止みます。SCP-159のスイッチを切ってからコンセントを抜けば、その作用が活性化することはありません。

SCP-159の封鎖作用が活性であるとき、内部でSCP-159を掲示している建築物は事実上外部から破壊できなくなります。建物の素材は普通であれば破壊されるだろうほどの力にも耐えきり、中程度砲撃すら凌ぎ得ます。影響下の建築物はまったく被害を受けずにいます。テストしてわかりましたが、守られている建築物は、熱、ハリケーン並の速度の風、物理的衝撃、地雷、掘削、建造物の外壁に取り付けられた爆発物、電流、超音波、紫外線、X線、中性子、ガンマ線、乗物の衝突などで傷つけられることがありません。SCP-159影響下の建築物の中にいる人物はいつでもそこを離れることができますが、159が不活性になるまで再入場はできません。この作用は窓、ドア、その他の入口が開かれていても持続し、まるで閉じられているかのように外力が生じ続けます。

SCP-159影響下の建物は水や電力といった用役を受け取り続けますが、しかし、SCP-159の境界を越える際に外部由来の物資や化学物質は漉し取られることになります。加えて、緩衝作用があって衝撃波や超高温といった力が影響下の建物の表面を通り抜けるのを防いでいるように見受けられます。砲撃テストの間建築物の中にいたDクラスの報告によると、テスト兵器が与えた衝撃力は鎮められて、開放容器に入れた水に浮いた浮きが動かないほどだった、とのことです。

SCP-159のネオン管に寿命が来たら、相応の部品で交換しても構いません。SCP-159の作用はネオン管が取り付けられていてもいなくても具現化するでしょう。職員はSCP-159のネオン部品が駄目になったら交換してください。停電の間に線が抜かれたらSCP-159は起動に失敗することになります。

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