SCP-1600-JP
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職員コード……認証完了
セキュリティクリアランスレベル……承認
報告書の閲覧後には自動的に記憶処理が行われます。
セキュリティクリアランスレベル3以上の閲覧者は収容違反に際して、この記憶処理を停止させる権限を持ちます。

報告書の表示……完了


警告: この報告書はミーム汚染を受けており、「なんつってね」以降は全て虚偽の内容である点に注意してください。


アイテム番号: SCP-1600-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1600-JPはサイト-81██の標準収容ロッカーに保管されています。持ち出し、及び実験は現在禁止されています。

説明: SCP-1600-JPの実体がどのようなものであるかは現在分かっていません。SCP-1600-JPはあらゆる伝達媒体に対し、何らかの方法で虚偽を付け加えます。この異常性はSCP-1600-JPに対する言及でのみ発生します。直視や写真に対しても虚偽が発生するために、SCP-1600-JPは見るたびに別の実体を持つように認識されます。また、SCP-1600-JPには自身に言及させるミーム効果を持っています。

虚偽を行う方法はそれぞれの伝達媒体によってある程度異なりますが、言葉による伝達媒体では共通して「なんつってね」という定型句が文頭に来ます。この定型句は異言語であった場合や、文脈上不自然であった場合でも挿入されます。

SCP-1600-JPに付け加えられた虚偽により、職員がオブジェクトの異常性を誤認する可能性があります。これにより、SCP-1600-JPに対する実験は、命令に対する誤認が発生する可能性を有しており、常に収容違反リスクを孕んでいます。このことから、SCP-1600-JPに対するあらゆる実験は禁止されました。

加えて、SCP-1600-JPの自身に言及させるミーム効果によって、オブジェクトに対する知識を持つ者は全て虚偽を付け加え、財団の混乱や収容違反を引き起こす可能性があります。このため、報告書を閲覧した全ての職員には記憶処理が義務付けられています。ただし、収容違反に瀕した際には、SCP-1600-JPに対する記憶が必要不可欠であるために、この記憶処理は停止させることが可能です。

以降は全て虚偽の内容である点に注意してください。
 
 
なんつってね


警告: この報告書はミーム汚染を受けており、「なんつってね」以降が全て真実の内容である点に注意してください。


rainbow_corkboard.jpg

SCP-1600-JPの写真はミーム汚染のリスクを高めるために、本来は秘匿されるべきです。

アイテム番号: SCP-1600-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1600-JPはサイト-8128の3階にある専用収容室に保管されています。後述の異常性より、職員コード、及びパスワードによるセキュリティロックは不可能であるため、指紋認証システム、及び顔認証システムによって、専用収容室の入室はセキュリティクリアランス3以上の職員に制限されています。持ち出し、及び実験は現在禁止されています。

SCP-1600-JPに暴露した対象は記憶改変処理を受けてください。対象が複数である場合、全ての対象が同時に記憶改変処理を受ける必要があります。また、大規模な収容違反に際しては、SCP-1600-JPに関する虚偽を含んだ世界的な報道が行われます。ミーム汚染の拡大が収束した時点で、SCP-1600-JPの異常性を知る人間の調査・記憶処理を行なってください。

説明: SCP-1600-JPは虹をモチーフにしたコルクボードです。SCP-1600-JPに暴露した対象は虚偽や秘匿を行うことができなくなります。この異常性はSCP-1600-JPへの言及でない場合も発生します。

以降、SCP-1600-JPに暴露した個体をSCP-1600-JP-1と呼称します。対象はSCP-1600-JPについて正しく理解することでSCP-1600-JP-1へと変化します。SCP-1600-JPに関しての一部誤認は異常性の防止に有効であり、記憶改変処理はSCP-1600-JPに関しての間違った情報を確信させるために存在しています。記憶改変処理により異常性を喪失させても、別のSCP-1600-JP-1が近くにいる場合は、即座にSCP-1600-JPについて再説明を受けてしまいます。このため、複数のSCP-1600-JP-1に対する記憶改変処理は全て同時に行われる必要があります。

SCP-1600-JPは自己に言及させるミーム効果を有しています。加えてSCP-1600-JP-1は虚偽、秘匿を行えないために、あらゆる伝達媒体でSCP-1600-JPに関して説明してしまいます。このため、SCP-1600-JPによるミーム汚染は極めて拡大が早いことが特徴です。財団職員のミーム汚染は、一般社会に対するオブジェクト情報の開示、カバーストーリーの無力化、虚偽により収容しているオブジェクトの収容違反を起こすことにより、即座にK-クラスシナリオを起こすことに留意してください。

SCP-1600-JPによるミーム汚染は極めて大きなリスクであり、報告書を閲覧した職員には基本的に記憶改変処理が義務付けられています。ただし、収容違反の際には迅速な行動が必須であるために、セキュリティクリアランスレベル3以上の職員は、実際に収容違反に瀕しているかどうかに関わらず、常に記憶改変処理を停止させる権限を有しています。


自己に言及させるミーム効果への対策として、報告書はロックされており、編集を行うことはできません。

職員コード
パスワード

記憶処理を停止しますか?……No

記憶処理実行しています。……完了
報告書は自動的にクローズされます。

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