SCP-164-JP
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話しかけてくる謎の石として報道された際のSCP-164-JP。確保後直ちに全ての痕跡を処理した。

アイテム番号: SCP-164-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-164-JPはサイト-8154特別物品収容室内の金庫ろ-11に収容されています。金庫内には呼び出しボタンが設置されており、SCP-164-JPが活性化した際これを押す決まりになっています。

押されたボタンはサイト-8154第4研究室内に設置された専用通話装置に着信されます。着信があった際は30秒以内に取るようにしてください。また、SCP-164-JPから何らかの要求があったとしても全て拒否してください。

説明: SCP-164-JPは不定形の知性体です。姿形を自由に変異させることが出来ますが、概ね大きさは1m以内、重さは30kgから70kgの間になります。現在は直径47cm重さ67kgの赤い硬質な楕円形の物体です。発話器官を始めとする生物的な器官が一切存在しませんが、どのような形状であっても活性化状態ならば、成人女性のような声で話すことが出来ます。また後述する性質上、使用する言語には際限が無いと考えられています。

SCP-164-JPは1週間に1度程度、不定周期で活性化します。活性化した場合は誰かと会話をしようとします。このとき、周囲に会話の相手がいない、あるいは手段が無い場合、相手を見つける為にその状況に応じて変異し、移動を開始します。
不活性化状態の場合は最後に変異した状態を保ちながら、発話を始めとしたあらゆる活動を停止します。

自身をあらゆる物事の模範的存在であると主張しています。一度会話で言及された存在や事象について瞬時にある一定レベルまで理解し、そのものについての模範とは何かを語り始めます。しかし、得られた知識が完全ではないことや、SCP-164-JPが発見時から精神的に不安定であり感情の制御が行えない状態にある為、有用性は皆無です。

補遺:
会話記録164-JP-1:
確保の際に行われた会話の一部抜粋

あら?貴方達とは初対面ですよね? はじめまして。私は[言語化不能なノイズ]です。私は様々な場所を巡って見識を広げ、そこで得た物を他の方への手助けとして提供させていただく旅をしております。
ちょっとそこの貴方! なんだこいつと言いましたか? 口の聞き方には気をつけなさい! 私と貴方は今ここで知り合ったばかり。家族でも友人でもましてや恋人でもないのにこいつ呼ばわりされる理由はありません! 初対面同士の模範的な会話の仕方をもう一度学びなおしなさい!

会話記録164-JP-2:
収容後始めての活性化の際に行われた会話の一部抜粋

はじめまして、私、[言語化不能なノイズ]というものです。貴方のお名前は? 天王寺さんですか。なるほど、少々奇抜な出で立ちをされているようですね。どうしてわかったのかですか? 私には聞いたものの知識を得ることが出来ます。なので貴方のお姿を見ずとも、貴方のお名前を伺うだけで凡そのことは理解できます。
しかし、そのような言動でよろしいのでしょうか? どうやら研究者としては評価は悪くないようなので、もう少し落ち着いた方がよろしいかと。例えばですか? そうですね、ギアーズ博士のように如何なるときも冷静になられてはいかがでしょうか?

会話記録164-JP-5:
現在の収容プロトコルが確立された直後に行われた会話の一部抜粋

ちょっと貴方達!これはどういうこと?どうして私がこんな暗くて狭いところへ押し込まれなければならないのよ!大体貴方誰よ!天王寺はどこ?あの芸人気取りには言いたいことが山ほどあるのよ! 
はあ?他の研究で忙しいですって?私の担当でしょ!今すぐ呼びなさいよ!それがオブジェクトに対する態度なの?
私はねえ、その気になればいつでも収容違反できるのよ!液体になったことあるの知ってるでしょ!それをわかっているの! 

えっ、うーん、確かにそれもそうね。わかったわ。なら、今日のところはオブジェクトとして模範的に収容されておいてあげるわ。

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