SCP-1646-JP
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SCP-1646-JPから採取された血液

アイテム番号: SCP-1646-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-1646-JPは無菌室内のベッド上に寝かせた状態で人工呼吸器の装着・点滴による栄養補給・輸血・異常性を受けた血液の瀉血を常時行い、接続した心電計・脳波計他監視カメラ越しに確認出来る症状に合わせた薬物療法・医療用ロボットを使用した外科的治療を行って下さい。輸血用パック含めた有色の薬剤はSCP-1646-JPから3m以上離す必要が有ります。追記:延命治療により、SCP-1646-JPの下半身は防腐処理を施し、同エリア内の3*3*3mの低脅威物品ロッカー中央に保管されます。
SCP-1646-JPは防腐処理を施し、5*5*5mの収容エリアの中央部に固定された強化アクリルケース内に保管されます。実験を行う場合はセキュリティクリアランスレベル2以上の職員2名の許可が必要であり、エリア外への移動は禁止されています。

説明: SCP-1646-JPは身長153cm、体重31kgの人型実体だったモンゴロイド系の死体です。外見的特徴として肌、爪、髪、虹彩を含む全身が白色で構成され、上半身は女性的な形態、下半身は生殖器官を含めて男性的な形態を備え、腹部に粗雑な縫合痕が存在しています。SCP-1646-JPの周囲約3m以内に入った物品・生物の外観は急激な褪色を発生させ、8時間以内に完全な白色に変色します。Dクラス職員を用いた実験の結果、外見の変色以外は視力等各感覚器官に異常は発生せず、消化器官内他体内にも色の変化は確認されませんでした。
SCP-1646-JP本体は外見だけではなく内部、血中成分を含めて今異常性の影響を受けていると予想され、全身は髪、肌、爪、血液は完全な白色で構成されています。上半身と下半身それぞれを強引に接合させた事が発端とされる拒絶反応が発生、腎機能の低下、及び腰部の縫合痕周辺に著しい化膿が確認されていました。意識覚醒中の反応、後の調査によりSCP-1646-JPは虹彩の変色から重度の弱視、メラニン色素の完全な欠損による皮膚機能の弱化、血中ヘモグロビン色素の変質から酸素運搬機能が失われ、脳機能の低下が進行していたと予想されています。
SCP-1646-JPは200█年█月11日、██県███群██町の路上で当時ジョギング中だった通行人により発見、通報を受けた警察内に潜入していたエージェントによって確保され、目撃者全員には記憶処理が施されました。当時からSCP-1646-JPは意識不明の状態を保ち続けています。

200█年█月23日に容態悪化に伴い下半身の壊死が進行、延命治療の為にSCP-1646-JPの下半身を切断する事が決定、収容プロトコルに一部変更が施されました。
200█年█月27日、SCP-1646-JPの意識が覚醒しました。筋力低下・処置に対する反応を考慮し、精神安定剤の投与後トグルスイッチを用いた質疑応答形式によるインタビューが行われました。

<録音開始>

██博士: 此方の言葉は通じますか?

SCP-1646-JP: (小さく頷く)

██博士: 今から行う質問に「はい」ならば右手のスイッチを右側に、「いいえ」ならば左側に傾けて下さい。

SCP-1646-JP: (約3秒後、スイッチを用いて「はい」と回答)

██博士: ありがとうございます。あなたは自分の異常性…何を行っているのか自覚していますか?

SCP-1646-JP: (「はい」と回答)

██博士: その異常性は先天的に持っていたものですか?

SCP-1646-JP:(「いいえ」と回答)

██博士: それでは、何かによって付与されたもので間違い有りませんか?

SCP-1646-JP: (「はい」と回答)

██博士: 貴方に異常性を与えたのは人ですか?

SCP-1646-JP:(「はい」と回答)

██博士: ……では、何かの儀式的、魔術的な方式によって付与されたのですか?

SCP-1646-JP: (「いいえ」と回答)

██博士: ならば、

(SCP-1646-JPに痙攣が発生。血圧低下、脳波の乱れを確認)

██博士: 救護班!

(血圧、心拍数の低下が継続。SCP-1646-JPが自ら人工呼吸器を外す)

SCP-1646-JP: (咳)どうか運で、ありますよう

(SCP-1646-JPの心拍が停止)

<録音終了>

補遺: 今インタビューから2時間後、SCP-1646-JPの死亡が確認されました。死因は多臓器不全によるものと推察されています。異常性はSCP-1646-JPの身体に残存している為、収容プロトコルに変更が施されました。

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