SCP-1708
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アイテム番号: SCP-1708

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1708はコロラド州、ロッキー山脈内の収容サイト-██に置かれています。SCP-1708の収容チャンバーは詰め物入りの素材で裏打ちしてください。いかなるコミュニケーションの要求も、少なくとも2名のレベル3職員に承認される必要があります。

説明: SCP-1708は未知の起源を持つ実体で、身長3.7メートル、体重およそ25キログラムです。対象は2足歩行で、14本の細い四肢を持ちます。2本は下部に位置し、その先端は2本の触手状付属肢に分岐しています。2本は胴体の上端に位置し、先端は尖ります。4本は肩甲骨の間から突き出しています。この4本の腕はひどい火傷を負っていますが、治癒の兆候は見られません。残る6本は多数の開口部を有する中空の肢で、上胸部の両側に3本ずつ上下に並んでいます。医学的分析では、この肢は対象の呼吸器系と直結しており、主にコミュニケーションを目的としたものであることが示されました。

SCP-1708の肉体は薄い金属色で、結合したアルカリ金属から構成されています。SCP-1708の筋力と運動能力は平均的な人間に遥かに劣ります。この虚弱さは対象の運動時に個々の筋肉が痙攣することに起因しており、動きは鋭く散発的なものになります。SCP-1708の頭部は楕円体で、その上半部に菱形に配置された4個の穴を除いては特徴がありません。この穴の中およそ2センチメートルの深さには、黒いガラス質の膜が張られています。

SCP-1708には与えられた命令を理解する能力があります。しかし、SCP-1708は既知の言語でコミュニケーションをとることが不可能であるようで、ほとんどの状況では他の種類の外部刺激にも応答しません。

通常、SCP-1708は部屋の中心でうずくまった姿勢にあります。非常に協力的に振る舞いますが、財団職員に指示されない限り動こうとはしません。宗教的な遺物、装飾、織物の存在下ではSCP-1708は混乱を起こして非協力的となり、ともすると自傷行為を行います。鎮静剤はこの行動の阻止に効果がなく、実験中は身体的拘束が必要となります。

対象に精神的苦痛を与えると、対象は高周波の金切り音を放射します。例として、対象を自身の反射像に曝露すると、対象は110デシベルを超える音を発し始めました。実験記録1708-Cを参照してください。

対象は音楽に対する明確な好みを示しており、妨害されていなければ収容下でほぼ常に同じ楽曲を演奏しています。対象は体前面の6本の肢を用いて胸に付属する金属の弦を弾きながら、肢に空気を吹き込み体内の繊維を振動させることでハミング音を生成して音楽を演奏します。録音ファイル1708-1を参照してください。

████/██/██現在、対象は██回にわたって自殺を試みています。潜在的に重要なデータの損失を防ぐため、財団職員は常にあらゆる武器を対象から遠ざけておくことが必要です。鋭い物体は施錠して保管してください。


補遺1708-A: 回収記録:

SCP-1708はブラジル、███████での未確認飛行物体の報告により財団の注目を集めました。報告には、翼のような器官を持った光を反射する大型実体が秒速██キロメートルで墜落し、無人の建物に激突したことが記述されていました。現地には未知の反射性物質が存在しましたが、財団はそれ以上のものを発見できず、プロジェクトは放棄されました。

████/██/██、███████のプロジェクトに関心を示していた█████████博士は、境界線イニシアチブの部隊がブラジル、█████のどこかに異常実体を保管している証拠を発見しました。財団エージェント6名からなる分隊が送り込まれ、██/██/████、閉じ込めた異常実体を輸送する"鉄槌計画"の構成員を発見しました。財団と境界線イニシアチブの部隊間で█週間にわたる隠密作戦やスパイ活動が展開され、████/██/██、財団の部隊が"鉄槌計画"の貨物の位置を特定して奪取を試みたことで███時間にわたる戦闘が引き起こされました。財団の部隊は苛烈な抵抗に直面し、██名の死者と負傷者を出した末に異常実体の回収に成功しました。対象は間もなく収容下に置かれました。


補遺1708-C: 実験記録1708-A

実験手順: 全面に鏡を貼った強化鋼製の3×5メートルのセルに対象を置く。対象の反応を観察するため、曝露時間を徐々に延長した。

実験1708-A-1:

日時: ████/██/██

曝露時間: 対象はセルに30秒間閉じ込められた。

結果: 対象はおよそ60デシベルの高周波音を放ち始めた。対象は抵抗なくセルから連れ出された。対象は苦痛の兆候を示した。


実験1708-A-2:

日時: ████/██/██

曝露時間: 対象はセルに5分間閉じ込められた。

結果: 対象はおよそ90デシベルの高周波音を放ち始めた。対象は抵抗なくセルから連れ出された。実験終了後に対象は短時間、意識不明となった。


実験1708-A-3:

日時: ████/██/██

曝露時間: 対象はセルに15分間閉じ込められた。

結果: 10分後、対象はおよそ120デシベルの高周波音を放ち始めた。残る5分間、実体の胸部から静かなハミング音が観測された。対象は少々の抵抗を伴ってセルから連れ出された。実験終了後に対象は短時間、意識不明となった。


実験1708-A-4:

日時: ████/██/██

曝露時間: 対象はセルに1時間閉じ込められた。

結果: 10分後、対象はおよそ120デシベルの高周波音を放ち始めた。続く10分間、実体の胸部から静かなハミング音が観測された。その後、対象はおよそ███デシベルの高周波音を放ち始め、チャンバーを破壊した。対象は直後にチャンバーの残骸の中で意識を失って発見された。


実験1708-A-5:

日時: ████/██/██

曝露時間: 対象はセルに6時間閉じ込められた。

追加情報: チャンバー内の3×5メートルセルはクラス1強化██████████合金に置換され、ロッキー山脈内、研究サイト-██の地下████メートルに置かれた。

結果: 10分後、対象はおよそ120デシベルの高周波音を放ち始めた。続く10分間、実体の胸部から静かなハミング音が観測された。その後、対象はおよそ███デシベルの高周波音を放ち始めた。続く10分間、実体の胸部から再び静かなハミング音が観測された。電圧異常が発生し、チャンバーの構造が破損し始めた。合金は振動しておよそ███デシベルの音を放射し始め、対象に向けて崩壊した。落ちる合金は対象の体型に沿って変形した。およそ30秒後に合金は地面に落ち、対象は倒れた。この事象の後、対象は3週間にわたって昏睡状態に陥った。

SCP-1708のさらなる実験は許可されていません。実験1708-A-5後に対象の身体構造を調査したところ、[編集済]が試みられた兆候が示されました。


補遺1708-F: 録音ファイル1708-1

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