SCP-1723-JP
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SCP-1723-JP.jpg

最下層から撮影したSCP-1723-JP。

アイテム番号: SCP-1723-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1723-JPが存在する建造物は財団フロント企業の施設に偽装され、部外者の侵入を防止します。実験目的以外でSCP-1723-JPに侵入することは禁止されています。実験に用いる被験者は、過去にミーム的オブジェクトと接触した経験のない者でなければなりません。SCP-1723-JP-aの映像を確認する場合、予め撮影した映像をDクラス職員に視聴させ、危険がないことを確かめた上で行ってください。

説明: SCP-1723-JPは愛媛県今治市に存在する旧████ホテルの扉から侵入できる、起源不明の螺旋階段です。SCP-1723-JPは旧████ホテルの外観から予想される最高高度よりも明らかに上方まで続いており、最上階の確認は未だ為されていません。基本的な内装は旧████ホテルのもので統一されていますが、放棄されて██年が経過しているにも関わらず経年劣化の兆候を見せていません。

SCP-1723-JPを登る被験者は、不明な頻度で自身の過去の体験を映像として想起します。これまでに行われた全ての実験において、想起された体験は被験者が登ったSCP-1723-JPの段数×1日前のものであることが確認されています。反対に被検者がSCP-1723-JPを下った場合、段数に応じて被検者の細胞の一部が癌細胞と類似した異常増殖を始め、20段を下った辺りで被検者は死亡します。加えて、梯子等を用いてSCP-1723-JPの吹き抜け部分を上り下りする試みは被検者の身体及び精神に致命的な害を及ぼしました。SCP-1723-JPを20段以上登った被験者を無事に帰還させる手段は発見されていません。

SCP-1723-JPに同時に存在できる生きた被験者の人数は常に1名のみです。被験者がSCP-1723-JPへと続く扉を通った場合、自動的に扉が閉じ、被検者が死亡するまで外部から開放することはできなくなります。2名の人員を同時に内部へ侵入させる試みは、両者の消失という結果に繋がりました。

SCP-1723-JPに繋がる扉の外部には直径37.7cmの凹面鏡が取り付けられており、SCP-1723-JP-aに指定されています。SCP-1723-JPを登る被験者が映像を想起する間、SCP-1723-JP-aはその映像とおそらく同じものを表面に映し出します。SCP-1723-JP-aは扉に未知の力で固定されており、取り外す試みは全て失敗しました。

事件記録1723-JP-01: 2012/09/14、SCP-1723-JPを登っていたD-86637が過去に接触していたSCP-███-JPミームの影響を再発症しました。D-86637に対するSCP-███-JPの影響は外科的記憶処理によって除去されており、この事件は被験者が記憶処理された体験を想起した初の事例です。この事件の後、過去にミーム的オブジェクトと接触した経験のある人員はSCP-1723-JPへの侵入を禁止されています。

D-86637に行われた記憶処理は外科的なものであり、対象の脳からは当該記憶が物理的に抹消されていた。これはSCP-1723-JPが単純に記憶を読み取って体験を再現しているのではないということを示唆している。 - 野坂博士

実験記録1723-JP: 201█/11/03、SCP-1723-JP最上部への到達を目指す試みが提案され、実行されました。被験者であるD-14520は無線ビデオカメラ1、無線受信機、及び終了用の電撃首輪を装備しています。なお、被検者は個々の体験の想起が終了するまでその場に立ち止まるよう指示されている点に留意してください。

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