SCP-1740-JP
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アイテム番号: SCP-1740-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1740-JPの解雇及び終了予定日は協議中です。

説明: SCP-1740-JPはモンゴロイド系のヒトの男性です。2019/4/2にD-64231として財団に雇用されました。

SCP-1740-JP-AはSCP-1740-JPの父親です。孤児院出身であり、SCP-1740-JPとSCP-1740-JP-B以外に配偶者となる人物は存在しません。実直な性格であり、職場での勤務態度も良好とされていますが、職務に没頭し家に帰らない日が多く、SCP-1740-JP-Bに浮気をする動機を与えていました。

SCP-1740-JP-BはSCP-1740-JPの母親です。複数の交際相手を持ち、SCP-1740-JPを出産後も3名の男性と交際していたことが判明しています。SCP-1740-JP-BはSCP-1740-JPに対し最低限の世話を行っていましたが、SCP-1740-JPとは疎遠な関係になっています。

SCP-1740-JP-CはSCP-1740-JP-Bの母親であり、SCP-1740-JPの祖母です。SCP-1740-JPが幼少期最も長い時間を過ごした人物であり、幼少期におけるSCP-1740-JPの人格形成に大きな影響を与えた人物です。65歳で他界するまでの間、SCP-1740-JPの精神安定における重要な人物であったと思われます。

SCP-1740-JP-DはSCP-1740-JPの最初の友人です。SCP-1740-JPが通った保育園の児童であり、SCP-1740-JPの人格形成において影響を与えた人物です。SCP-1740-JPとは友好的な関係を築いていましたが、小学校進学とともに疎遠となっています。

SCP-1740-JP-EはSCP-1740-JPが迷子になった際に親切にした警察官です。SCP-1740-JPが警察官を目指すきっかけとなった人物であり、正義感の強い人物であったという証言の獲得に成功しています。51歳の時にひったくり犯を取り押さえようとしたところを刺殺され、殉職しています。

SCP-1740-JP-FはSCP-1740-JPが通った保育園の職員であり、初恋の相手です。心優しい性格であったと証言されており、SCP-1740-JPを特別可愛がっていたという証言の獲得に成功しています。

SCP-1740-JP-GはSCP-1740-JPと喧嘩になった初めての存在です。SCP-1740-JPが初めて暴力をふるった相手であり、喧嘩はSCP-1740-JP-Fにより迅速に制止されました。その後のSCP-1740-JPとの友好関係は良好であり、高校在学中に海外転居するまでの間、SCP-1740-JPの友人として存在していました。

SCP-1740-JP-HはSCP-1740-JPが小学校に入ってから初めてできた友人であり、SCP-1740-JPの生涯において最も親しい友人となる人物です。野心家な性格であり、34歳の時に物流会社を起業しており、36歳の時に自殺しています。

SCP-1740-JP-IはSCP-1740-JPに対し敵対的なスタンスをとった教師です。他の生徒への態度とSCP-1740-JPへの態度は明らかに異なっており、日常生活や成績評価においてSCP-1740-JPへ不当な扱いを行っていました。40歳の時に鬱病を理由に退職しており、その後の足取りは解っていません。

SCP-1740-JP-JはSCP-1740-JPが下校中に助けた老婆です。当時SCP-1740-JP-Jは熱中症により昏睡しており、SCP-1740-JPの処置により一命をとりとめました。その翌年に心筋梗塞で死亡しています。

SCP-1740-JP-KはSCP-1740-JPの人格形成において重要な役割を果たした教師です。SCP-1740-JPは"行動的かつ活発な性格であるが、行動実行のために極端な選択を行う"という人物評価がなされていますが、その行動パターンは当時のSCP-1740-JP-Kのものと類似します。32歳の時に素行の悪い生徒に対する体罰と、生徒の自宅へ連日訪れるという奇行が問題視され、教員職を辞しています。

SCP-1740-JP-LはSCP-1740-JPの2人目の母親です。業務を左遷されたSCP-1740-JP-Aが交際した愛人であり、SCP-1740-JPと面識はありません。この時点でSCP-1740-JPは生活の拠点をSCP-1740-JP-Cの自宅に移しており、家族関係になってからも交流はありませんでした。SCP-1740-JP-Aが死亡して以降行方が解っていません。

SCP-1740-JP-MはSCP-1740-JPが飼育していたイエイヌ(Canis lupus familiaris)です。雑種犬であり、路上へ破棄されていたところをSCP-1740-JPが救助しました。SCP-1740-JP-Lの登場などで心理状態が不安定になっていたSCP-1740-JPの、精神的健康を維持するのに大きな影響を与えました。

SCP-1740-JP-NはSCP-1740-JPが描いた絵です。全体的に暗いタッチで描かれているものの、品質は極めて高く、教職員達からも好評でした。暗い洋室の窓辺に上下黒のタキシードを着た男性が立っており、窓の下を眺めている様子が描かれています。作品の評価として、20世紀の画家"ウォルター・シッカート"の作品と作風の類似点が指摘されています。

SCP-1740-JP-OはSCP-1740-JPを集団的に攻撃した主犯格です。軽率かつ粗暴な性格であり、生涯に渡り数多くの軽犯罪を犯し、一部は検挙されています。SCP-1740-JP-Oによる集団的攻撃はSCP-1740-JPの人格へ大きな影響を与えました。

SCP-1740-JP-PはSCP-1740-JPが特別に応援する野球選手です。SCP-1740-JPはSCP-1740-JP-Pの影響を受け、中学校進学の際に野球部へ入部しています。

SCP-1740-JP-QはSCP-1740-JPが入部した野球部の顧問です。怠惰的な人物であり、積極的な指導を行いませんでした。

SCP-1740-JP-RはSCP-1740-JPが野球部で出会った友人です。SCP-1740-JPとはそれほど親密な関係では無かったものの、生涯に渡り交友関係を維持する人物です。暴力団関係者との交友を持ち、それを公にしていました。

SCP-1740-JP-SはSCP-1740-JPが大けがを負わせてしまった友人です。SCP-1740-JPが投げた野球ボールが頭部へ直撃したことで、SCP-1740-JP-Sは入院し、出場を目指していた大会に出場できませんでした。SCP-1740-JP-SはSCP-1740-JPを快く許したもの、SCP-1740-JPの人格に強い影響を与えました。

SCP-1740-JP-TはSCP-1740-JPが高校進学のために入塾した塾の講師です。地元の大学生で熱心な性格で知られています。思春期のSCP-1740-JPのよき理解者として、SCP-1740-JPの私生活における悩みに関する相談にも応じ、アドバイスを行っていました。

SCP-1740-JP-UはSCP-1740-JPが所属していた野球部の後輩です。幼少期より野球を愛好しており、野球部へ所属した時点でSCP-1740-JPより高い能力を示しました。高校進学とともに怪我を理由に野球を辞めています。

SCP-1740-JP-VはSCP-1740-JPがアルバイトとして就労した職場のオーナーです。楽観的な性格であり、SCP-1740-JPが就労中に犯した失態を快く許すなど、SCP-1740-JPへ友好的に接していました。

SCP-1740-JP-WはSCP-1740-JPが初めて交際した女性です。交際期間は1か月程度であり、それほど親密な関係ではありませんでした。

SCP-1740-JP-XはSCP-1740-JPが高校で入部した野球部の顧問です。熱血教師と評される人物であり、熱心に練習に励むSCP-1740-JPを重用していました。SCP-1740-JPは高校卒業後もSCP-1740-JP-Xを恩師として慕っています。

SCP-1740-JP-Yは甲子園地区大会においてSCP-1740-JPから4安打を奪った打者です。SCP-1740-JPの所属する野球部はこの4安打が原因で地区大会を敗退しており、SCP-1740-JPが野球を挫折する切っ掛けとなりました。

SCP-1740-JP-ZはSCP-1740-JPが交際した2人目の女性です。約4年間交際し、学生時代の大半を野球に費やしたSCP-1740-JPの人格に大きな影響を与えました。自然消滅の形で破局し、その約3年後に別の男性と婚約しています。

SCP-1740-JP-AAはSCP-1740-JPの就職した企業の上司です。SCP-1740-JPが就職した時点で59歳であり、SCP-1740-JPへ積極的に業務指導を行いました。SCP-1740-JPと関係があったのは僅か約1年ですが、SCP-1740-JPの就労態度に大きな影響を与えました。

SCP-1740-JP-BBはSCP-1740-JPが住んでいたアパートの大家です。世話焼きな性格であり、まだ若年であったSCP-1740-JPへ複数の補助を行っています。SCP-1740-JPはSCP-1740-JP-BBに対し深い恩を感じています。

SCP-1740-JP-CCはSCP-1740-JPが交際した3人目の女性であり、SCP-1740-JPの配偶者です。SCP-1740-JPとの間に2人の子供を出産しており、SCP-1740-JPとの仲は良好です。やや内気な性格であり、SCP-1740-JP以外にはあまり感情を表にしません。

SCP-1740-JP-DDはSCP-1740-JPの就職した企業の社長です。SCP-1740-JPとSCP-1740-JP-CCの結婚式の挨拶を依頼され、快く引き受けました。SCP-1740-JP-DDがご祝儀として3万円を用意したことを起因として、SCP-1740-JPとは疎遠な関係になっていました。

SCP-1740-JP-EEはSCP-1740-JPの第1子です。健康的かつ向上心の高い性格であり、父と同じく野球を愛好しています。学業における成績も優秀であり、高水準なコミュニケーション能力を所持していると評価されています。

SCP-1740-JP-FFはSCP-1740-JPの就職した企業の後輩です。SCP-1740-JP-Rと交友関係があり、SCP-1740-JP-Rと共通する反社会的勢力に属する友人を多数持ちます。

SCP-1740-JP-GGはSCP-1740-JPの第2子です。病弱な性格であり、先天的に複数の臓器を患っていました。SCP-1740-JPにより闘病生活が行われていましたが、7歳の時に他界しています。

SCP-1740-JP-HHはSCP-1740-JP-EEの入学した小学校の教師です。暴力的な性格であり、体罰による指導を行っていました。SCP-1740-JP-EEが入学した同年に懲戒免職処分となっています。

SCP-1740-JP-IIはSCP-1740-JP-GGが患った病に関する最初の主治医です。医師として高い能力を持ち、SCP-1740-JP-GGに対し余命宣告を行いました。

SCP-1740-JP-JJはSCP-1740-JP-GGが患った病に関する2番目の主治医です。SCP-1740-JP-FFにより紹介された医師であり、違法な臓器ブローカーと交友があります。SCP-1740-JP-GGの治療において法外な報酬を要求しています。結果としてSCP-1740-JP-GGの治療に失敗しており、その後行方が分かっていません。

SCP-1740-JP-KKはSCP-1740-JPが殺害した最初の人物です。SCP-1740-JP-JJの要求した報酬に応じるため、SCP-1740-JPがSCP-1740-JP-Rから斡旋された殺人依頼の被害者です。反社会的勢力に属しており、SCP-1740-JP-Rが所属していた組織と敵対していました。

SCP-1740-JP-LLはSCP-1740-JPが殺害した2人目の人物です。SCP-1740-JP-Rが斡旋した更なる殺人依頼の被害者です。反社会的勢力に属しており、SCP-1740-JP-Rが所属していた組織と敵対していました。

SCP-1740-JP-MMはSCP-1740-JPが殺害した3人目の人物です。SCP-1740-JP-GGの死後、SCP-1740-JPが殺害した初めての人物です。SCP-1740-JPと面識はなく、SCP-1740-JPの動機も不明です。一般的な会社員であり、通勤途中に全身を複数回に渡り刺突され死亡しています。

SCP-1740-JP-NNはSCP-1740-JPが殺害した4人目の人物です。SCP-1740-JPと面識はなく、SCP-1740-JPの動機も不明です。派遣型風俗店に勤務している女性であり、SCP-1740-JPに呼び出された所を殺害されており、全身を複数回に渡り刺突され死亡しています。

SCP-1740-JP-OOはSCP-1740-JPが殺害した5人目の人物です。派遣型風俗店に勤務している女性であり、SCP-1740-JPに呼び出された所を殺害されており、全身を複数回に渡り刺突され死亡しています。

SCP-1740-JP-PPはSCP-1740-JPが殺害した6人目の人物です。派遣型風俗店に勤務している女性であり、SCP-1740-JPに呼び出された所を殺害されており、全身を複数回に渡り刺突され死亡しています。

SCP-1740-JP-QQはSCP-1740-JPが殺害した7人目の人物です。派遣型風俗店に勤務している女性であり、SCP-1740-JPに呼び出された所を殺害されており、全身を複数回に渡り刺突され死亡しています。

SCP-1740-JP-RRはSCP-1740-JP-EEの第1子であり、SCP-1740-JPの初孫です。SCP-1740-JP-RRの誕生以降、一定周期で行われていたSCP-1740-JPの殺人は途絶えており、SCP-1740-JPの思考になんらかの影響を与えたものと推測されています。SCP-1740-JPはSCP-1740-JP-RRを溺愛しており、周囲の人物からは"性格が変わった"と評価されています。

SCP-1740-JP-SSはSCP-1740-JPを連続殺人犯と突き止めた刑事です。SCP-1740-JP-MMが殺害された事件の担当刑事であり、SCP-1740-JPを数年に渡り追跡していました。

SCP-1740-JP-TTはSCP-1740-JP-RRへ集団的な攻撃を行った主犯格であり、SCP-1740-JPが殺害した8人目の人物です。SCP-1740-JP-RRが通う幼稚園の園児であり、粗暴な性格と評価されていました。SCP-1740-JPは報復として犯行に及んだと思われ、警察からの逃走期間中に犯行に及んでいます。

SCP-1740-JP-UUはSCP-1740-JPを逮捕した警察官です。SCP-1740-JP-TTの殺害後、SCP-1740-JPは自ら出頭しており、抵抗等は行いませんでした。

SCP-1740-JP-VVはSCP-1740-JPの弁護を行った弁護士です。検察により死刑が求刑されている中、懸命に減刑を主張しました。SCP-1740-JPの弁護を行ったことにより、世論から激しくバッシングされました。

SCP-1740-JP-WWはSCP-1740-JPへ判決をくだした裁判官です。裁判開始当初からSCP-1740-JPに対し強い嫌悪感を示しており、SCP-1740-JP-VVの発言を許可しないなどの行動が確認されています。

SCP-1740-JP-XXはSCP-1740-JPの拘置された拘置所の職員です。SCP-1740-JPとの深い接点は存在しません。

SCP-1740-JP-YYはSCP-1740-JPへキリスト教への改宗を薦めた教誨師です。SCP-1740-JPの話を親身になって聞いていた様子が確認されています。SCP-1740-JP-ZZの知人であり、財団の協力者の一人です。

SCP-1740-JP-AからSCP-1740-JP-ZZまでの副次的にナンバリングされた存在群は、いずれも財団による監視中に突如発生が確認された存在であり、本来は実在しません。出現に際してはSCP-1740-JPと実体の出現現場からは、0.3Hm程度の不安定な現実性が局地的に観測されており、SCP-1740-JPによる意図的な現実改変が推測されています。SCP-1740-JPは自身に不利益を齎す存在も発生させていることから、SCP-1740-JPは自身の境遇を意図的に作り出し、その状況を体験することを目的としていると思われます。

SCP-1740-JP-ZZはSCP-1740-JPを雇用した財団職員であり、この報告書の製作者です。
 

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