SCP-177-JP
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収容前のSCP-177-JPを撮影した写真

アイテム番号: SCP-177-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-177-JPはサイト-8141内の大型格納庫に常時収容されます。収容室内には日に一度、食塩20gと水500mℓを部屋の角すべてに設置して下さい。SCP-177-JPの活動中に、収容室に近づいてはいけません。もしもSCP-177-JPに追いかけられた場合、追い抜かれないように注意して走り続けて下さい。

説明: SCP-177-JPは、黒いゴム質の肌を持つヒューマノイドです。活動停止中は室内で座り込み無害ですが、時折時速10~20㎞/h程度の速さで室内を周回し、また付近に人間が居る場合は、その人物を対象として背後から走り寄り抜き去ろうとします。活動中のSCP-177-JPに後ろから追い越された場合、対象は幻覚状態に陥ると考えられ、死亡するまで室内を周回し続けます。詳細は不明ですが、犠牲者の発言から「誰もいない」「暗い」「外に出た」「誰か居る」といった状況が推測されます。詳しくは実験記録-177を参照して下さい。

SCP-177-JPは食事を必要とする様で、室内に食塩と水が設置されていない場合は活動時間が飛躍的に伸びます。また速度もその時間に応じて速まる傾向にある為、その身体能力の限界が不明な以上、食塩と水の設置は必要な手順と考えられています。

時々、SCP-177-JPはドアの前で立っている事があります。ドアから呼吸音が聞こえたのなら、即座に退出し収容責任者へ報告して下さい。通常のパターンから外れた行動は必ず記録されます。

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