SCP-1775
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SCP-1775、非活性状態

アイテム番号: SCP-1775

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1775は使用禁止のビルに偽装しています。許可なき侵入を阻止するため周囲20メートルに有刺鉄線が配置されました。SCP-1775の状態についての問い合わせは財団フロント企業のサミュエル・クラーク・プロパティ1によって処理されます。

SCP-1775が活性状態にある間、研究員はSCP-1775-X実体の挙動及び振る舞いに如何なる逸脱もないか監視してください。何らかの逸脱が発見された場合、現在のSCP-1775主任研究員に即座に通達されなければなりません。

説明: SCP-1775はミシガン州デトロイトに位置する████デパートだった廃ビルです。SCP-1775は1979年に閉店し、放棄されて久しい屋内の梁や天井にはデトロイトの都市荒廃に典型的な磨耗及び損傷が見られます。SCP-1775は外見及び状態が他のデトロイトの廃ビルに似てはいますが、不法居住の痕跡(ゴミや間に合わせのベッド等)が無いことはSCP-1775に特有の特徴です。

SCP-1775の異常性は日曜日を除き9:00から20:00まで現れます。この間は内装への傷害は修復され、ほぼ完全な状態へと復元します(壁は塗り直され、崩れた梁は元に戻る等)。こういった内装の変化はありますが、SCP-1775は、SCP-1775-Xを除き、活性化イベントの前に存在していなかった物体が出現することはありません。

SCP-1775-X("X"は番号を示します)は活性化イベント中にSCP-1775内部に現れる一連の人型霊的実体です。稀な逸脱(補遺1775-Aを参照)を除き、SCP-1775-X実体は活性化イベントを通しパターン化された行動様式に従います。SCP-1775-Xの接触不可能性により、干渉もしくは行動の直接的変更は失敗しています。

20:00の活性化イベントの終了の後SCP-1775-X実体は消失し、SCP-1775の内装は再び非活性状態に似ます。この遷移中にSCP-1775を観察する試みは失敗しています。内部に設置された記録機器(追跡装置を含む)は自発的に機能を停止し、遷移中にSCP-1775内部にいた人員は回収されていません。

SCP-1775-X 行動記録

実体: SCP-1775-3
活動時間: 11:00-17:00, 月曜日-木曜日
説明: 店の裏の棚近くに出現する。出現イベントを通し、屈んで、存在しない物体を持ち上げ、それを棚に"置いて"いる。

実体: SCP-1775-9
活動時間: 9:00-18:00, 火曜日-土曜日
説明: 店正面のカウンターに出現する。(備品は見られないが)会計係だと思われる。頻繁に正面の"レジスター"に向かってタイピングするように指を上下させる。時折動きを止め、手を使って代金を取り払い、集めるしぐさを見せる。

実体: SCP-1775-29
活動時間: 9:00-20:00, 月曜日-土曜日
説明: 店の玄関近くに立ち、背中側に手を構えている。何者かが入店すると手短に手を降り、元の姿勢に戻る。現在まで何者かが入店した時を除き如何なる動きも見せていない。

補遺 1775-A: SCP-1775-X実体は記録されたものと異なる行動を複数回とっています。概略は以下の通りです。

実体: SCP-1775-3
日付: █/█/████
逸脱: 棚に他の物体を置く前に頭の上に手を置いてうずくまった。20:00のイベント終了までこの姿勢をとり続けた。

実体: SCP-1775-9
日付: █/█/████
逸脱: カウンターから離れて顔を手で覆い、明らかな落胆の兆候を見せた。30分後に中止し、通常の行動に戻った。

実体: SCP-1775-██
日付: █/█/████
逸脱: 店の西側の出現ポイントから東側へ駆け出し、対壁に衝突した。その後すぐに壁を約3時間にわたり殴り続け、壁が崩れると20:00のイベント終了まで身動きをとらずにいた。

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