SCP-1786-JP
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異常性の発現が確認された水槽。

アイテム番号: SCP-1786-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1786-JPが発生しているサイト-8196はカバーストーリー”閉館した水族館”を適用し一般的な警備体制を整え、不法な侵入を防いでください。SCP-1786-JP-1が存在している淡水大水槽は、常に2名以上の女性職員及び監視カメラによって監視されます。SCP-1786-JP-1に対してはチューブを通じて流動食を中心とした食事を1日3回与え、適切なタイミングで酸素ボンベやウェットスーツの交換及び水分の補給、排泄の補助等を行ってください。また、1週間に1度財団が雇用する精神科医によるケアを行ってください。

説明: SCP-1786-JPはかつて██水族館として運営されていたサイト-8196内の淡水大水槽で発生する異常現象です。淡水大水槽内部にいる██ ██氏(SCP-1786-JP-1と指定)は██水族館がサイト-8196と指定される以前から勤務していた若年の女性であり、2013年の潜水清掃業務以来水槽から脱出できておらず、あらゆる脱出の試みは失敗しています。

SCP-1786-JP-1が水槽からの脱出を試みた場合やSCP-1786-JP-1を外部から救出する試みが為された場合に水槽上部3.0cmの水面が異常な硬質化を示します。その硬度は50~70HRC1ほどです。ドリル等を用いて硬質化した水を取り除くと、即座に取り除かれた部分の水面が再び硬質化します。脱出の試みや救出活動が断念された場合に水面は元の状態に戻ります。現在に至るまで、これ以上具体的な基準は明らかになっていません。

SCP-1786-JPは2013年8月2日に異常性の発現が確認され、同年8月6日に収容状態へと移行しました。詳しい収容経緯は以下の記録1786-JPを参照してください。


補遺: 201█年10月██日に行われた協議の結果、水槽内にSCP-1786-JP-1が希望する新たな魚を水槽内に用意する措置が許可されました。その決定が為された翌日、SCP-1786-JP-1に対しインタビューが行われました。以下はその記録です。
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