SCP-1791
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SCP-1791-E-1の部屋4のあるセクション。1929/██/██から1932/██/██までのSCP-1791-Eの生活を表している

アイテム番号: SCP-1791

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 機動部隊イプシロン-7("ゴッドマザーズ")が、SCP-1791-X個体をバイオ研究エリア-12のユニット16に収容します。SCP-1791-X個体は接触した際に鎮静され、直ちにその住居から取り除かれます。収容後、民間人がその住居に入る許可を出す前に、各実体の通常の構造と住居の内容を確認しなければなりません。

SCP-1791-Xの個体は、別々の標準人型実体収容独房に収容されます。独房のすべての領域は常にカメラの監視下に置かれなければならず、入り口ドアとSCP-1791-X-1実体へのドア以外のドアがあってはいけません。各個体は毎月読書資料を要求することができますが(研究代表者██████の承認を条件とします)、職員とのカジュアルな接触は許可されません。 SCP-1791-X個体に、他の個体の存在を知らせてはいけません。 ████/██/██の時点で、9体の完全なSCP-1791個体が発見され、収容されています。

SCP-1791-Omegaと命名された実体が存在すると考えられていますが、まだ発見されておらず、収容されていません。

説明: SCP-1791-A〜-J(総じてSCP-1791-Xと呼称する)は、互いに生物学的に兄弟関係であり、それぞれがSCP-1791-X-1と呼ばれる空間的異常に関連しています1。簡単に調査した時、 SCP-1791-X個体の住居は平凡な個人生活空間のように見えます。しかし、各住居には家の中で最も使用されていない部分、一般的には収納用クローゼットまたはゲストベッドルームの裏側に、記録されていないドアがあります。そのドアは必ずSCP-1791-X-1へつながります。SCP-1791-X-1は、軽度の強迫溜め込み症に苦しんでいる人物の生活場所に似た異常空間です。入り口に最も近い部分には、SCP-1791-Xの個人的な人工物が大量にあります。このコレクションには、現在SCP-1791-Xによって使用されているオブジェクトの複製と、それらとは別のオブジェクトの両方が含まれます2

この異常空間はピッチが約12°の対数螺旋状に配置されており、平均して7つの連続した部屋が含まれます。3。各部屋の内容物は、SCP-1791-X個体の人生においてある連続した時期に使用された私物と区別することができず、最も近いドアが現在であり奥に進むに連れて幼少期へ退行していきます。個体の人生において長期間保持されたオブジェクトはしばしば1つ以上、複数の部屋の中に存在します。SCP-1791-X-1の正確な内容物は個体毎に異なり、時とともに増加します。螺旋の長さは、各SCP-1791-X個体の年齢、以前の住居の数、蓄積された私物の数と関連しています。最年少の個体では螺旋の長さは87mであり、4つの部屋しかありません。一方、最年長の個体の螺旋は354mであり、19の部屋があります。

最後の部屋は螺旋の中心にある終端に位置し、全体が子宮組織で構成された約0.7m×0.7m×1.6mの家具のない空間です。空気の温度は平均37.9℃です。分析では、その部屋の肉組織がSCP-1791-Xの生物学的母親のものと遺伝的に一致する可能性が高いことが示されています。

現在の実験データは、各SCP-1791-X個体はそれぞれのSCP-1791-X-1をそれが住むところへ「運ぶ」ことを示唆しています。住居であると決定されるパラメータは不明ですが、すべてのSCP-1791-X-1は以前の住居から消滅しており、収容後1ヶ月以内に対応するSCP-1791-X個体の収容独房内に現れました。個体は、それぞれのSCP-1791-X-1から長期に渡り離されている間、様々なレベルの動揺と不安を見せます。

SCP-1791-Omegaと命名された、SCP-1791-Xの生物学的母親の特定はこれまでのところ成功していません。調査が進行中です。

補遺3.1.05.a, ████/██/██: すべてのSCP-1791-X個体は、乳児期に様々な地元の公共ケアサービスから合衆国軍隊の雇用者によって養子縁組され、多くの場合はSCP-1791-Xの10代後半まで、その世話人が死亡するまで義両親とともに生活したことが記録により示されています。SCP-1791-Xの4個体は、少なくとも週に1回、子宮部屋で睡眠をとることを報告しています。 2個体は、定期的にSCP-1791に入ることはないと報告していますが、その存在が "慰めになる"と述べています。 SCP-1791-Hは収容前、明らかにアパート内のSCP-1791-H-1の存在について知らず、その情報を知らされると極度に動揺し、長時間の吐き気、めまい、嘔吐、涙をこぼすなどを伴う断続的なパニック症状を見せました 。 SCP-1791-Hは彼が養子縁組されたことに気付いていませんでした。

補遺7.3.02.f, ████/██/██: SCP-1791-A-1の最も外側の部屋には、 11台の機能する監視カメラなどを含む、サイト-19にあった以前のSCP-1791-A収容独房の特徴があります。 カメラが記録している情報の受信場所は未だ判明していません。 SCP-1791-Aは質問されると、そのことを知らないと明言しますが、研究者によるさらなる「侵入」の示唆に動揺しており、SCP-1791-A-1が「今までに本当の家と感じた唯一の場所」であると繰り返し述べています。

補遺14.3.07.a, ████/██/██:

インタビュー対象: SCP-1791-B、Mme. ██████████ █████

インタビュアー: エージェント・J・ムネヴァル。監督者はN███████博士

前書き: SCP-1791-Bは██年間財団に勾留されており、概して従順で協力的であることが観測されているため、N███████博士はエージェント・ムネヴァルが彼の実戦インタビュー訓練をSCP-1791-Bと行なうことを許可した。以下は、エージェント・ムネヴァルとSCP-1791-Bとのインタビューからの抜粋である。

<記録の開始>

SCP-1791-B: ミッシェルを一度そこで発見しました。ルーアンからの私たちの居間に見せかけた小さなごみの山の中に座っていました。新聞を読みながら。

エージェント・ムネヴァル: あなたはどのように対応しましたか?

SCP-1791-B: (休止、4秒間) 私は彼を殴りました - 偽物の、彼が私の誕生日にくれた磁器のキャセロールの皿で、それが手の中で粉々になるまで。彼の顔を。神よ。それ以来私は家にいっていません。

エージェント・ムネヴァル: ルーアンへ?

SCP-1791-B: いいえ。(休止、9秒間。SCP-1791-Bは彼女の舌から葉巻を掴む) 馬鹿。

エージェント・ムネヴァル: それから "家"は -

SCP-1791-B : 家は私が取り除くことができない犬です。もし私がこの場所を出れば、家は私の後をついてきます。

<記録の終了>

終わりに: SCP-1791-Bは収容後、対応するSCP-1791-X-1に入っていない唯一のSCP-1791-X個体です。

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