SCP-1858-JP
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割烹 森

アイテム番号: SCP-1858-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 月面にて活動するSCP-1858-JP-Aに対し、月面機動部隊アルファ-4000("ルナフレーム=アサルトギア")を派遣し拘束して下さい。拘束されたSCP-1858-JP-Aは月面コンポジットベース228-第2ブレード「隔壁構造体」にて留置した後、エリア-81763の地下94層「対人型オブジェクト強化収容区画」へ移送されます。

SCP-1858-JP群の異常性による民間人による月面への跳躍が、新たに確認された場合は機動部隊は-6("スカイコードリープ・プレアデス")を派遣し、跳躍地点の封鎖と事態の収拾を行って下さい。その後近隣住民に対しカバーストーリー「小惑星の着弾」を流布し、必要に応じてA級記憶処理を施してください。

説明: SCP-1858-JP群は岐阜県飛騨市内の飲食店「割烹 森」で提供されていたスッポン(Pelodiscus sinensis)の刺身や鍋料理から構成されるセット料理です。SCP-1858-JP群は全てで5種類存在し、摂食者に対し異常性を付与します。SCP-1858-JP群の摂食者の多くは、月を鍋料理として摂食する欲求を抱く精神影響と、跳躍にて月面へ到着する異常な脚力と、摂食者が月面に跳躍した場合に宇宙空間にて活動可能な異常耐久を獲得します。摂食者の多くは獲得した異常性を、鍋料理の材料として月の石を採取する為に利用します。これらの異常性は摂食したSCP-1858-JP群が完全に消化し排出される事で回復します。

SCP-1858-JP-AはSCP-1858-JP群を調理する技能を持つ人物です。当初は「割烹 森」の店主である森 武克氏のみが該当していましたが、インシデント-1858-JPにより民間人の中にもSCP-1858-JP-Aに該当する人物が存在する事が判明しています。詳しくは「インシデント報告-1858-JP」を参照して下さい。

SCP-1858-JP-Aである森 武克氏は、██████剤をはじめとする記憶処理薬や記憶改竄薬に対し強固な耐性を保有しています。「割烹 森」の店内メニューにて、森 武克氏がGoI-0655「イェンロン料理研究会2」の会員である事が示唆されている為、同氏が保有する異常性はイェンロン料理研究会の会員達に共通してみられる耐性と同一の物と予想されます3

SCP-1858-JP群の発見は、月面にて生身の人間が石の採取を行っている様子が月周回衛星「かぐや」に撮影された事が起因となりました。その後、撮影された写真を基にこの人物の特定を行いました。エージェント・██がこの人物の追跡を行った所、「割烹 森」への頻繁な出入りが確認され、SCP-1858-JP群の発見に繋がりました。

インシデント記録-1858-JP: █月█日にSCP-1858-JP-Aである森 武克氏が、SCP-1858-JP群を摂食していないにも関わらずSCP-1858-JPの異常性を発現し、収容室から跳躍する事でセクター-81JHの天井を突き破り収容違反を発生させました。この収容違反に呼応するようにDクラス職員██名がSCP-1858-JP群の異常性を発現し、SCP-1858-JP-Aと同様のプロセスを経て脱走しました。特筆すべき点として、この██名はSCP-1858-JP群の実食実験に参加し、月の石を摂食しています。また、財団が認知している過去にSCP-1858-JP群を摂食した経歴があるとして、財団諜報部より監視されていた民間人 ███名が、一斉に住居から最も近い山林へ移動し、月面への跳躍を行いました。

その後の追跡でSCP-1858-JP-Aが、月面に跳躍した民間人とDクラス職員に対して、SCP-1858-JP群の調理方法を教育している様子が確認されました。現在、SCP-1858-JP-A達は月の石を摂食しながら月面を移動しスネリウス峡谷付近に潜伏していると思われます。

追記: SCP-1858-JP-AよりSCP-1858-JP群の調理法を教育された民間人が、地球へ帰還し他の民間人に対しSCP-1858-JP群を提供しているのが確認されました。これを受け財団理事会は、SCP-1858-JP-AによりSCP-1858-JP群の調理法を教育された民間人をSCP-1858-JP-Aとして収容対象とする決定を行い、特別収容プロトコルの改定を行いました。

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