SCP-186-JP
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初期捜査時のSCP-186-JP。画像編集済

アイテム番号: SCP-186-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-186-JPはサイト-8181の大型収容ガレージ-17にて保管されています。SCP-186-JPはタイヤの空気を抜いた上で、貨物コンテナの扉をロックされた状態で保管されなければなりません。車のエンジンスイッチおよび貨物コンテナの鍵は同サイト内の4番収容金庫に保管されています。SCP-186-JP担当主任が両方のスペアキーを持っていますが、スペアキーは故意に脆く作られており、一回しか実用に耐えられないことを留意しておいてください。現在、SCP-186-JPの実験・探査は禁止されています。また、補遺186-JP-Aを受け、貨物コンテナの扉には従来かけられていたものよりも厳重なロックがかけられるようになりました。これを解錠するための鍵は5番重要物収容金庫に保管されています。

説明: SCP-186-JPはかつて輸送業務に従事していたと思われる中型貨物自動車です。SCP-186-JPは東弊重工製と推測されていますが、外見上は目立った特徴などはなく、性能も一般的な中型貨物自動車と変わりません。後部に積載されている貨物コンテナの扉には液晶画面の付いたテンキーが備わっていますが、現在番号の入力はできず、画面には常に「E」の文字が浮かんでいます。コンテナの側面には小さく「空間跳躍転送運搬装置」と書かれていますが、詳細は不明です。特筆すべき点は貨物コンテナの内部であり、その中には外観とは比例しない広大な森が広がっています。コンテナ内部に持ち込んだGPS装置は、地球上のどの地点も指し示すことはありませんでした。

SCP-186-JPの貨物コンテナの扉を開くと、必ずその森の定位置に接続されます。森の中からは、コンテナの扉とそこから"こちらの世界"が地上0.5mの位置に浮いているように見えます。SCP-186-JPのコンテナ内の森にはSCP-186-JP-1と分類される身長およそ2mの敵対的人型実体の存在が複数確認されていますが、その生態や詳細は不明です。また、この森の内部には人体に有害な動植物や、精神汚染エリアの存在も確認されています。なお、探査186-JP-03を最後に探査実験は凍結され禁止されています。詳しくは探査186-JP-03・音声記録12-0004を参照して下さい。

SCP-186-JPの貨物コンテナ内部をX線でスキャンした結果、大量の未知の機械が積載されていることが判明しました。この機械の用途は不明ですが、コンテナ内部に異世界を再現するために使用されているのではないかと推測されています。コンテナに穴を開け、その内部を調査する実験はその結果に対しリスクが大きいと判断されたため、却下されました。

SCP-186-JPは東弊重工と関係が深い運送会社████████を財団が捜査した際にガレージから発見されました。その運送会社は調査時もぬけの殻であり、職員は1人も見つかりませんでした。後日、回収されたSCP-186-JPの研究時、貨物コンテナの扉の裏に多くの引っ掻き傷や人間のものと思われる皮膚や血液が付着している事が明らかになりました。

探査186-JP-02
20██/██/██、記録用HDカメラといくつかの採取キットを持ったD-0765とD-0043が、SCP-186-JPの貨物コンテナ内部の探査に派遣されました。探査開始から14分後に突如、扉が未知の力によって閉まりました。それから3時間が経過するまで、どのような方法をもってしても扉が開くことはありませんでした。扉が開いた後、二人は消えており、現在に至るまで消息不明のままです。唯一、故障したHDカメラのみ、扉から50m離れた場所で発見されました。

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探査186-JP-02で回収されたHDカメラのキャプチャー画像。複数体のSCP-186-JP-1の影が映っている

補遺186-JP-A: 最近、SCP-186-JPの貨物コンテナの扉を内側から叩く音が複数聞こえると報告されています。念のため、職員はこのノック音が聞こえている最中はSCP-186-JPの収容ガレージに近づかないで下さい。

参照: 探査186-JP-03・音声記録12-0004

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