SCP-1864
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SCP-1864-アルファ

アイテム番号: SCP-1864

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1864は現在SCP-1864-アルファの上に収容されています。新月の間に起こるSCP-1864-アルファ具現化イベントの際は、周囲にいる財団の船が民間の船の活動を監視し、SCP-1864-アルファの周囲5km以内に近づいた船を追い払います。

観測用サイト-1864がSCP-1864-アルファの上に建造されており、SCP-1864-アルファ具現化イベントの間、その島に在中する職員の拠点となります。

SCP-1864-アルファおよびSCP-1864の探索は、1864-アルファ具現化イベントの夜の夕暮れから夜明けの間にのみ行います。SCP-1864-3実体が現れた際は、その存在を素早く殺害するために必要な武力の使用が認められています。

説明: SCP-1864-アルファはハドソン湾にあるコーツ島の南西およそ80km地点にある島であり、現在その内部においてSCP-1864現象全体が収容されています。回収された情報からはSCP-1864-アルファにある建造物が本来は鉱業コロニー用途であることが示唆されていますが、調査結果はそれが75年以上放置されていることを示しています。

SCP-1864-アルファ自体に異常性があり、そこには新月の間のみ到達可能です。他の日にSCP-1864-アルファに近づくことは不可能です。一見SCP-1864-アルファに向かっているようであっても、船は全くその島に近づいていません。またSCP-1864-アルファ具現イベントの間、サイト-1864に在中している職員はいかなる手段を用いても島から離れることが出来なくなります。様々な方法が試みられましたが、SCP-1864-アルファから離れようとした全ての職員は島へ戻る結果となりました。

SCP-1864はSCP-1864-アルファの中心にある老朽化した建物内で発生する空間的異常です。その建物はかつて現地病院として使用されていたようですが、建物のメインロビー内にある未知の兵器類や機器の存在が謎を投げかけています。建物のメインエントランス脇にはドイツ語で銘記された詩があります。訳文は次のとおりです:

孤独な嘘つきの道を進む
水底の通路深く彼は堕ちる
目は邪悪な髪で縫い合わされ
静かな病んだ穴に閉じ込められる

SCP-1864はその異常性を収容している建物ロビーのメインドアの向かい側にある2重ドアを通り抜けてアクセスすることが出来ます。SCP-1864は巨大な迷宮であり、その構造は1864-アルファ全体の様式に一致します。それはおよそ15平方kmのエリアを取り囲んでおり、それが位置する島全体の大きさよりもかなり巨大です。SCP-1864の初期探索は迷宮の壁に沿って書かれた無数の銘に助けられました。これらの多くは補遺1864-1に文書化されています。迷宮の中央には大きなプールがあり、およそ直径65mです。SCP-1864-1はこのプールの隣に位置します。

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SCP-1864にある迷宮の内部

SCP-1864-1はクラスII疑人型実体であり、立ち上がるとおよそ4.3mの身長があります。SCP-1864-1の細長い胴体は下の床へつながっており、また1本の伸縮する腕のような外肢が背中の中心につながっています。顔は漠然と人間のようであり(ただし顔の側面から前方にかけて4つの追加の目があります)、全体的にやつれているように見えます。

SCP-1864-1は概して非敵対的であり、ドイツ語を話すことが出来ますが、とりわけ質問には答えません。SCP-1864-1はSCP-1864-2およびSCP-1864-3実体の現在の性質についてのみ詳細に述べようとします。さらに、SCP-1864-1は白いロングコートを着用しているようですが、その人型実体に四肢が無いためにその形状は著しく異なります。SCP-1864ー1に対して行われた現在までに唯一の包括的なインタビューは、補遺1864-2に文書化されています。

プールは約120mの深さであり、その底には直径約91cmの円状の鉄格子があります。プールの水や他のあらゆる形状の物質は、その格子を通り抜けることが不可能なようです。プールの深さとSCP-1864全体が光源に乏しいことから、プールの底を見るためには強力なライトが必要となります。格子を取り外そうとする試みは失敗に終わっており、通常それはSCP-1864-1に妨げられます。格子の先のエリアのサーマル画像は、1体の身長約130cmの人型実体が、小さな四角い部屋の隅にうずくまっている姿を特定しています。現在SCP-1864-2と呼称されるその存在は、[削除済]であると考えられています (SCP-1864-2の起源に関する更なる情報は補遺-3を参照して下さい)。

定期的に、SCP-1864-3と呼称されるクラスIV非人型実体がSCP-1864全体に無数に出現し、中央のプールに近づこうと試みます。これらの実体は不規則に移動し、映像/音声機器によって記録することが出来ず、それがどのように知覚されるのかに関する人間の記憶を改変することが出来るようです。現在までに、それらの実体が中央プール内の格子へ到達しようとする全ての試みは失敗しており、この大きな理由は通常SCP-1864-1がそれらの実体へ敵意を見せるためです。SCP-1864-1との議論によると、それらの実体はSCP-1864-2に到達しようと試みているようであり、もしそうなると[削除済]の結果となるようです (SCP-1864-2に関するさらなる情報は補遺-2を参照して下さい)。


SCP-1864に関する追加情報

補遺1: 初期探索記録

補遺2: 包括的なSCP-1864-1のインタビュー

補遺3: 付加的な収集された記録

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