SCP-1877
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SCP-1877-01, 内視鏡検査, 発生地点から1.7km南南西

アイテム番号: SCP-1877

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 輸送は不可能であるため、SCP-1877の各実体は対象の発生地点で現地収容されます。実行可能である時、財団は発見地点の所有権を保持し、対象の生活領域に防音措置を施し、対象に隣接する全てのドアに内側から開けられないように鍵を取り付けます。財団の医療職員は48時間サイクルで対象の体調を調べ、視認可能な体外の腸の長さを測定します。48時間以内に10mmを超える腸の退縮がある場合は、即座に████研究管理員に報告します。

体外の腸を含んでいる公共インフラは、可能であるならば故障しているようにし、もし不可能であるならば財団が承認した職員によってのみサービスが提供されます。内視鏡により更なる体外の腸が発見された際には即座に研究管理員に報告します。

説明: SCP-1877は地理的に離れた数名の人間に影響を与えている、異常な消化管障害です。対象はSCP-1877-01からSCP-1877-03と呼称されます。その異常に長く、連続した消化管に加え、対象は左半側空間無視や失語症などを含む深刻な神経精神病の症状を見せます。対象の移動不能性のためにほとんどの医療撮影は不可能ですが、予備的な脳波測定では対象の右頭頂葉に異常に高レベルの電気活動が見られています。

現在までに、30kmを超える長さの連続した腸の地図が内視鏡観察により作られています。対象の消化管は無数の人工物と交差していることが観測されており、これにはパイロットライト、電線ダクト、電球のソケット、受話器、給水管、下水管、地下鉄のトンネルなどが含まれます。オブジェクトがSCP-1977-01の消化管に入ると、31時間後にそれがSCP-1877-02の入口ストーマを通り抜け、その30分後に出ていく事を観測することができます。その後オブジェクトはSCP-1877-03へ流れていき、更に別の人間を通るか排泄されるものと推測されています。

SCP-1877の腸ネットワークの特定された部分には、以下のものを含みます:

幽門部を4cm過ぎた所でSCP-1877-01の十二指腸は彼の腹壁にある痛みのないストーマを抜け外側へ行き、対象のリビングルームを横切って伸び、アパートの天井に位置する照明器具の中へ入ります。構造上および内視鏡による検査により、それはその後アパートの壁を抜けて降下し、水道管へ入り、ワシントンDCの地下鉄システムの中へ転換し、その後対象を著しく傷つけなければ内視鏡検査が不可能となる、南方向への鋭い回転を行っているだろうことが判明しています。

その後対象の消化管は韓国、釜山において再び現れ、SCP-1877-02のオーブンのパイロットライトを抜け、キッチンと寝室を横切り、第2の対象の腹壁にある痛みのないストーマへ入ります。表面上は通常である1.4mの小さな腸を通った後、空腸は前方の腹壁にある2番目のストーマを抜け、対象のトイレのシンクを下降し、釜山の下水道水ステムを3.7km通過します。内視鏡検査ではSCP-1877-02の上部の消化管は、現在彼の体を占めている下部の消化管ともはや接続していないことが明らかになっています。第3の対象、SCP-1877-03は、存在していると考えられていますが、発見されていません。SCP-1877-02の小さな腸の南方への進行が連続していると考えると、収容されていない第3の対象はオーストラリア、アデレードの周囲30km以内に住んでいると仮定されています。

現在、対象の体調は安定していません。発見されている両方の対象の体外の腸は、2007年からアパートの構造上の特徴へ退縮を始めています。回収時、SCP-1877-01は24mの体外の腸のたるみがあり、住居内において制限された移動を行なうことが可能でした。現在、SCP-1877-01は8mのピンと張られた体外の腸のみがあり、アパートの1部屋に閉じ込められています。SCP-1877-02の退縮はそこまで深刻ではありません。回収時、対象は41mの体外の腸のたるみがありました。発見後の退縮により彼の腸のたるみは34mへ縮みました。

補遺: 2012年12月5日、財団の回収チームはSCP-1877-03の発生地点であると考えられたアデレートのアパートへ入りました。異常な特徴は検出されませんでしたが、アパートの食洗機の中に手書きの手紙が発見されました。手紙の複写は次のとおりです:

ゼネラル・エレクトリック社御中

私は長い間貴社の製品を高く評価してきました。しかし今私はコンセントに近づき、そして問題があります。

例えば何が問題でしょうか?私は問題はひどい病気があることだと思います。私の胃は痛みます。そして私はゼネラル・エレクトリックの食洗機、モデルPD968DPBBを持っていて、しかしそれは私を助けてくれはしません。全てはうなり、煮沸し、叩くだけです。ひどい臭いがします。私はアメリカにいるいとこに電話し、病気で困っていると伝えました。彼は私にあなた方へ連絡するように言いました。なぜならあなた方から問題が発生しているからです。食洗機から電波が起こり、私の内蔵へ行くのです。

そして何が起こるでしょうか?問題は今では非常に悪化しています。私は電波を聞く事ができるほどにあなた方の作ったコンセントの近くに立たなければなりません。クジラの歌の様な。私はすぐに行かなければなりません。私の内蔵がそうさせるのです。ゼネラル・エレクトリック社がそれを止めることができないことは分かっています。しかし家電の謎について答える必要があります。答えはコンセントと共に来る説明書の中にあるべきです。 そして我々皆が家電の中へ入り、地球の腸の中で生活することに心配しないようにするために。いつの日か我々の全てが行なうのですから。

明日私は中に入ろうと思います。それが終わる時、私は家電の名において1人で生きるのでしょうか?どのようにしたら問題がないように地球のはらわたを横切ることができるでしょうか?これは全ての食洗機から発生する電波を撃つ病気でしょうか、それとも私の食洗機だけでしょうか?

明日私に電話をして下さい、ゼネラル・エレクトリック社様。多くの時間はありません。私はとても心配しています。

全てのあなた方の製品に感謝を、
█████

手紙は送られていないようであるものの、電話記録の調査ではコネチカット州、フェアフィールドにあるゼネラル・エレクトリックの支所からアパートへ電話があったことが示されています。正確な発信源、それに続く会話の内容、個々の責任については████/██/██時点において未だ未解決です。

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