SCP-1896
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SCP-1896と未知の人物を写した写真。SCP-1890の中で発見されたものの複製である。

アイテム番号: SCP-1896

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1896のロープ部分は巻き上げた上で丈夫な結束バンドで縛って保管し、タイヤ部分は密封可能なプラスチックカバーで十分に保護してください。この物品は現在、ボニフェイ一家に関する他のアーティファクトと共に研究セクター-09に保管されています(補遺を参照)。

説明: SCP-1896は麻のロープ(長さおよそ3メートル)と古い自動車用タイヤからなる、雑に作られたブランコです。

放置されるとSCP-1896は自身を不可視の支柱に固定します。タイヤ部分は地上から1メートルの地点に吊り下がり、ロープ部分は垂直に伸びて水平の支柱が存在するかのような輪を作ります。

理由は不明ですが、この現象はヒト被験者の直接観察下にある場合は発生しません。しかしビデオ映像による監視では、ロープ部分は浮遊するのではなく、投げ上げられているかのように突発的に動くことが判明しています。この「投げ上げ」は数回連続して失敗することがありますが、「引っ掛かる」ことに成功したロープは自身を支柱に数回巻きつけます。

一旦吊り下げられると、この異常物品は無期限にその状態を維持します。この状態でロープを切断する試みは成功しませんでした。しかし(いくらかの困難は伴いますが)結び目を手で解くことは可能で、この時点でSCP-1896は地面に落下します。この試みから、オブジェクトの見かけ上の「支柱」は不可視であるだけでなく実体もないことが判明しました。被験者は何ら障害や副作用なしにロープの輪に腕を通すことが可能でした。

浮遊している間、この異常物品は無風の室内にある場合でさえも、風に揺らされているかのように前後に揺れることが観察されています。あまり頻繁には起こりませんが、タイヤ部分が何らかの重量を支えているかのように伸び、一定間隔で揺れることもあります。この状態のSCP-1896に触れると、その動きは停止して「重量」は単に消滅します。

ヒト被験者を用いた実験によって、SCP-1896は吊り下げられた面上に座るか立っている人物の感覚認知を一時的に歪曲することが可能であることが示唆されています。この歪曲の強度はオブジェクトとの接触時間に比例して増大します。

補遺1:
SCP-1890の26枚の写真のうち、10枚から似たタイヤブランコが特定されています。これらの写真の精密検査(特に、1920年代のモデルと一致する特徴的なトレッドゴム)と実験3の結果から、封じ込め下のオブジェクトと写真内のオブジェクトは1つの同一の物体であることが強く示唆されます。

補遺2:
SCP-1928を参照

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