SCP-1902
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実験中のSCP-1902

アイテム番号: SCP-1902

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:SCP-1902はサイト23地下室の初期発生位置に保管されています。SCP-1902収容のため、内部面積3m×3m、壁の厚さ1mの耐火コンクリート製収容室が現地に設置されています。SCP-1902との対話のため、収容室には双方向の音声および映像通信機が備わっています。SCP-1902を他の場所に収容する必要がある場合、計画書と材料のリストをホール博士の要請に応じて開示してください。

定期実験の場合を除き、質量2kg以下の物体、可燃物、発火源となりうる物品はSCP-1902に近づけてはなりません。実験中にSCP-1902を燃焼させた場合は、実験が終了した時点で速やかに消火してください。

1時間以上の録音音声を毎日準備し、SCP-1902に聞かせてください。音声は節制、ダイエット、謙遜、平和主義の大切さを賞賛して論ずる内容を主としたスピーチでなければなりません。このタスクに割り当てられた職員には、サイト23の機密解除された音声及び画像記録すべてへのアクセス権限が与えられます。同じ音声クリップを3日以上の間隔をあけずに流したり、合計で5回以上流したりしてはいけません。

上記プロトコルから逸脱する実験には、ホール博士の許可及び監督が必要です。通常と異なる録音音声をSCP-1902に聞かせる場合、3日以上の間隔をおいてください。

説明:SCP-1902は知性を持つ、およそ110kgの可変な質量の廃棄物の山です。SCP-1902は主として灰と燃え殻で構成されており、医療廃棄物、紙ごみ、anomalousアイテム1点を含むサイト23のanomalousアイテムからの生成物などの焼却物です。(補遺1902-1および補遺1902-2を参照)。SCP-1902は十分に発達した聴覚及び触覚を有していますが、ものを見ることはできず、嗅覚器官も有していないものと思われます。

SCP-1902は自身の構成物を自在に制御できます(短時間なら約40kNの、持続的にならば3kNの力を与えることができます)が、構成物の半分以上が常に接地していなければならず、「体」の構成物は互いに接触していなければならないという制限があります。SCP-1902は火によってある程度(表面積の30%以上)損傷している質量2kg以下の物体ならば、物理的接触により取り込むことが可能です。構成物をSCP-1902から取り除くとその物体は異常な性質を失いますが、SCP-1902の塊に再び取り込むことができます。

SCP-1902は体の形状を日本語の文字に似せて変形させることでコミュニケーションを取れるほか、現在まで実験で用いられたすべての言語を理解しました。成人した平均的なヒトとほぼ同じ知能を持つとともに学習能力も有しますが、1週間以上前の出来事を記憶しておくことができません。SCP-1902は新たな物質を自身に取り込みたいという欲求1と、地上に住むすべての存在から神として崇拝されたいという欲求2を一貫して示すと報告されています。しかし自身の本質的性質やアイデンティティについてはいかなる知識も意見も示さず、また先に述べたものを除いては一貫した人格、思考プロセス、振る舞いを見せません。

SCP-1902は過去40時間以内に周囲で行われた発話の内容にもっぱら影響を受けていると考えられています―SCP-1902は新たな情報を(その情報源を忘却したとしても)身につけることができますが、発話から40時間経過した後に行動への影響を与えた例は観察されていません。また、SCP-1902は繰り返し聞かされたスピーチに対して、「慣れ」を生じさせます—スピーチへの暴露によるSCP-1902の行動の影響は繰り返すごとに減衰し、10回聞かせた時点で影響が見られなくなります。

現在の収容プロトコルはSCP-1902の封じ込め違反及び自身の増量に対する欲求を制限する目的で設定されています。インタビューにより、SCP-1902には自身のサイズを大きくする欲求を抑えようとする意思が発生していることが確認されています。これによりSCP-1902には大きな精神的ストレスが生じていると思われますが、現在の収容手順制定以降、SCP-1902は封じ込め違反や職員への危害を起こそうとしていません。

補遺1902-1:SCP-1902は1966/02/15にサイト23の固形廃棄物焼却施設にて、焼却炉の内容物が自発的に動き出し焼却炉と担当職員2名を破壊及び殺害した際に発見されました。SCP-1902による死傷者及び研究施設への損害を防ぐため、臨時収容プロトコルが制定されました。

補遺1902-2:SCP-1902に含まれているanomalousアイテムの文書原文

説明: 琉球起源の古い木製の神像(添付画像参照)。一切の動力源を持たないにもかかわらず強度を変えつつ揺れ震える。
回収日: 1966/02/10
回収場所: 日本の沖縄、那覇のアンティークショップ
現状: サイト23の非SCPアイテム保管室。焼却予定。

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