SCP-1916-JP
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アイテム番号: SCP-1916-JP

オブジェクトクラス: Euclid Safe

特別収容プロトコル:

担当職員はSCP-1916-JP内部に建設されたサイトから侵入者の有無を監視してください。侵入者が発見された場合、即座に拘束し、Aクラス記憶処理を施し解放してください。

説明: SCP-1916-JPは北緯約3█度、東経約1██度に位置する島です。SCP-1916-JPの深部は霧のようなものが常時存在しているため、浜辺付近のみ観察することが可能です。地理的な情報の調査から、SCP-1916-JPが少なくとも2006年以前まではその存在が確認されていなかったことが判明しています。

SCP-1916-JPから約15mの範囲内に生物または物体(以降"対象"と表記)が侵入すると、対象は原因不明の力によりSCP-1916-JPに引き寄せられ、SCP-1916-JPに上陸します。この強制力に対抗することは不可能であることが確認済みです。SCP-1916-JPに対象が上陸すると自身の一部位が消失します。消失時に痛み、出血はなく、消失部位が生命活動を維持するのに不必要である箇所であった場合のみ、対象は生存が可能です。消失部位に規則性はありません。部位消失以降約5分間SCP-1916-JPに留まり続けた場合、対象はSCP-1916-JP深部へと自発的に進みます。このことについて、対象に元の位置に戻るように、あるいはその場に立ち止まるよう指示しても反応を得られなかったため、この行動は強制力によるものと考えられています。これから約10分が経過すると通信機器による通信は途絶します。

SCP-1916-JPは2007年10月28日にSCP-1916-JP内部から通報があったことでその存在が確認されました。通報の内容は通報者の右腕、友人の頭部が消失したことによる救助を要請するものでした。この通報は財団の関心を引き、確認のため機動部隊がSCP-1916-JPへと向かいました。そこでいくつかの実験を行うことでSCP-1916-JPの異常性が確認されました。通報者は現在まで発見されていません。

実験記録1916-JP

対象: D-1028

実施方法: D-1028をゴムボートに乗せ、SCP-1916-JPに接近させる。

結果: D-1028の全ての歯、D-1028の衣服の左袖、ゴムボートの持ち手が消失。D-1028は実験終了後ゴムボートで帰還。

実験記録1916-JP-2

対象: ニホンザル(Macaca fuscata)

実施方法: ニホンザルをゴムボート上に拘束し、SCP-1916-JPに接近させる。

結果: ニホンザルの頭部、ゴムボートのキャップが消失。ニホンザルは死亡。

実験記録1916-JP-5

対象: タンス

実施方法: タンスをゴムボートに乗せ、SCP-1916-JPに接近させる。

結果: タンスの真ん中の引き出し、ゴムボートのエンジンが消失。

実験記録1916-JP-7

対象: D-3765

実施方法: D-3765をゴムボートに乗せ、SCP-1916-JPに接近させる。

結果: D-3765の両腕が消失。ゴムボートに消失部位は見られなかった。D-3765はゴムボートで帰還後、両腕が消失する際に言い争うような声が聞こえたと報告。

実験記録1916-JP-7に現在まで把握されていなかった異常性が存在している可能性が指摘されました。そのためSCP-1916-JPについての再調査が計画されています。 計画は中止されました。

映像記録1916-JP-2

付記: この映像記録はD-8456の頭部に装着したカメラによって記録されたものです。D-8456にはSCP-1916-JPに上陸後5分間その場で待機するよう命令し、逃走する、長時間混乱した状態に陥るなどした場合は即座に終了措置の対象となると警告しています。

<記録開始>

00:01: 非常に高いスピードでD-8456の搭乗したゴムボートがSCP-1916-JPへと向かっている映像が映し出される。

00:05: D-8456、ゴムボートがSCP-1916-JPに上陸。D-8456の左手首が消失した様子が撮影された後に映像が途切れる。カメラの部品の一部が消失したことによる不具合だと考えられる。

[以下は音声のみの記録]

00:35: D-8456が泣き叫ぶ声が収まる。

<特筆すべき点がないため省略>

05:05: D-8456の足音が記録されている。監視を行っていた職員からもD-8456がSCP-1916-JP深部へと進んでいく様子が確認されている。

06:19 足音が止まり、D-8456のものではない、笑い声のような音が聞こえ始める。

06:25 複数の笑い声の後ろで僅かにぐちゃぐちゃという何かを引きちぎるような音が聞こえ始める。

06:50: D-8456が何かを呟き始めるが、複数の笑い声により阻害され判別不能となる。

07:21: D-8456が「いただきます」と発言。この後何かを咀嚼するような音が2分間に渡って記録されている。

09:35: 笑い声が近づいて来た後、バキッという何かが壊れたような音が記録された。

<記録終了>

終了報告書: SCP-1916-JP深部には笑い声の主である複数の他者の精神に干渉することが出来る生物が存在していると考えられています。最後の音声は対象がカメラを破壊した音だと考えられています。

追記: 2008年2月25日にSCP-1916-JPの異常性が消失が確認されたため、SCP-1916-JP内部の調査が行われました。観察が不可能であった深部へと進むと、複数の物体が発見されました。

発見された物体の抜粋

  • 「ブロックばこ」と書かれた木製の箱。中には肉片や金属片が入っていた。
  • ニホンザル(Macaca fuscata)の頭蓋骨の中に金属片や人間の指が詰められたもの。
  • 人間の骨や木片で作られた建築物、椅子、机。3つの椅子にはそれぞれ体の一部を喪失した人間が座っており、こちらの呼びかけに対して反応はなく、「こんにちは」 「たのしいね」 「いただきます」等の発言を繰り返し行うのみだった。1

これらの発見された建築物を回収しようと接近したところ、材料である生物の体の一部がこちらに対して攻撃を加えてきました。この際1名の職員が左腕を捕まれ、千切取られました。その後それは建築物の一部として合成されました。この際発見された4人もまた椅子に合成されましたが、痛みを感じているような様子は見られませんでした。銃などで攻撃をしてもこれらの物体は勢いを弱める様子を見せなかったため、回収は断念され、これらの物体を取り囲むように収容サイトが建設されました。

この建築物の壁、付近の地表からそれぞれ1枚の文書が発見されました。地表に落ちていた文書の付近には複数の人間の肋骨が散乱しており、そのうちの数本は破壊され、粉々になっていました。

ブロックあそびの しま
もっと ブロックほしいから みんなきてください
すごい ブロック です
だいすきなせかい ブロックあそびクラブ
むしより こっちのほうが いいや
おままごとクラブ もよろしくね
(余白に食卓を囲んでいる絵などが描かれている。複数の人物によって描かれたと思われる)

ふんじゃった いたい もうやらない
(余白に怒ったような顔をした子供の絵が描かれている)

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