SCP-192
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アイテム番号: SCP-192

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-192はその現在位置であるイギリス███████病院(サイト██-A)にて封鎖状態を維持し、更なる実験については審理中です。

SCP-192を収容した部屋には█████ █████████博士所有の鍵で施錠しておいてください。SCP-192での実験を執り行いたい者は、この物体担当のレベル3職員から許可を得なくてはいけません。SCP-192を収納している病棟は閉鎖しておき、病院の建物の補修工事は保留とします。どんな状況でもSCP-192が収納状態にあることを侵してはならず、週毎に確認をしなくてはなりません。メンテナンスは週毎に行うものとします。

説明: SCP-192はX線真空管で、██-██-20██に███████が製造した診察用X線装置の主要部分を成すものであり、診察には█-██-20██に使われ始めました。内部にSCP-192がある装置で画像を生成すると、被験者の体の検査部位が未知の手段により最終的に生成された画像と適合するように変更されることになります。これには被験者に対し画像通りになるよう傷害や病変を導入したり除去したりする効果があります。現在SCP-192がその内部にある装置をSCP-192-1とします。

SCP-192は大量のアルファ線とベータ線を発しており、二分間の曝露でSCP職員の年間被曝限度推奨値を越えるほどのものです。この放射はSCP-192-1が作動中でない時や電源に接続されていない時ですら存在します。SCP-192のケースはこの放射を吸収している様子ですが、とはいえ今のところSCP-192-1に対し行われたテストはそれがこの種の装置では標準的な素材から構築されていることを示しているのです。通常動作中のSCP-192-1から実際に受ける被曝量は標準安全範囲に収まります。

SCP-192の存在を発見したのは█████ █████████博士、[データ削除]にてSCP-███を追跡している財団の秘密捜査員でした。█████████博士はSCP-192-1の起動試験に立ち会うことを求められ、その効果を目撃する最初の████████病院スタッフとなりました。█████████博士は財団に通知し、一緒に立ち会った残りの非財団スタッフ三名には無事クラスA記憶消去をできました。研究チームが続けて送りこまれ、SCP-192-1を収めた部屋は隔離されました。

SCP-192のテストをして、以下の結果がどんな定常パターンもなしに発生することが注意を引きました。被験者の変化はどれもX線画像が撮られてからおよそ三秒で起きるようです。
- 画像にはどんな傷害も病変も見られません。もし検査部位にどちらかがあったなら、被験者は完治し、更なる問題や併発症は伴いません。
- 画像は憂慮すべき変位のある外傷により誘発された骨折があることを示します。この傷害は常に24時間以内に負ったものと見受けられますが、これは検査前に隔離しておいた被験者についてもです。今のところ、SCP-192は骨が内臓を貫通したり皮膚を突き破ったりしている画像は生成していません。
- 画像は検査部位にガン細胞が存在することを示します。この腫瘍は決してT1N0M0を越えることはありませんが、しかしすべての場合で悪性です。被験者幾人かに生検をしたところ、SCP-192が原因のガンと人体で自然発生したガンにはなんの違いもないことが示されました。続けての治療が成功するかはガンの発生個所に依ります。
- 画像は被験者の体内に位置した異物の存在を示します。その物体がなにかは場合によりまちまちなようですが、一般には検査部位の手術をするときに使う外科器具です。サイト██-Aのどの部署からも外科その他の医療器具が不自然に消失したとの報告はあったことはありません。

既に検査をした被験者についてさらに検査を繰り返せば治療手段としてSCP-192を使えるのではないか、ということを判断するために行ったテストの最中に、SCP-192はぼやけた画像を出力しましたが、これは[データ削除]という作用を結果し、ほぼ一瞬で被験者D-192-03█を殺すこととなりました(事件報告192-03█-02参照)。このテストの間SCP-192を操作していた職員はすぐさま精神鑑定に回されました。

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