SCP-192
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アイテム番号: SCP-192

オブジェクトクラス: Safe

サイト-██Aからの移動計画192-M-1471607220の成功に伴い、収容プロトコルは更新されました。更新以前の情報は補遺192-M-Dを参照してください。

特別収容プロトコル: SCP-192はSCP-192-Fの内部に安全下で収容されています。SCP-192-Fはサイト-125-A北棟にある9-24号室 (放射性オブジェクト用の財団グレード-R堅固室) 内に配置されています。9-24号室では常に4台以上のガイガーカウンターを動作させなければなりません。9-24号室のガイガーカウンターおよび放射線防護の検査は隔週で行わなければなりません。いかなる状況下でもSCP-192の外装は破損させてはなりません。

SCP-192-Fの外装のいかなる部分の取り外しも、当該フロアを担当するレベル3職員の監督下でレベル2のスタッフが週毎に行うメンテナンス時以外には許可されません。SCP-192-Fの外装の破損はサイト-125A施設管理部に報告しなければなりません。SCP-192の外装の破損は財団およびサイト-125-Aのガイドラインに則り放射性オブジェクトの収容違反とみなし、北棟からの全職員の避難が行われます。現在のオブジェクト分析に基づく清掃・再収容措置については文書192-CUを参照してください。

SCP-192-Fのある部屋への実験目的での立ち入りはサイト-125A監督スタッフへの書面での申請があれば可能ですが、9階担当のレベル3職員1名以上の認可が必要です。実験中は常に認可を出した職員による立ち会いが必要とされます。

説明: SCP-192はX線真空管で、20██-██-██に███████が製造した診察用X線装置の主要部分を成すものであり、診察には20██-█-██に使われ始めました。この装置をSCP-192-1に指定します。内部にSCP-192がある装置で画像を生成すると、被験者の体の検査部位が未知の手段により最終的に生成された画像と適合するように変更されることになります。これには被験者に対し画像通りになるよう傷害や病変を導入したり除去したりする効果があります。

SCP-192は大量のアルファ線とベータ線を発しており、1分間の曝露で財団職員の年間被曝限度推奨値を越えるほどのものです。この放射はSCP-192が使用されていない時や電源に接続されていない時ですら存在します。現在の動作理論に基づき、これはSCP-192の陰極部分に使用されている物質が原因であると考えられています。

SCP-192-1はこの放射を吸収している様子ですが、とはいえ今のところSCP-192-1に対し行われたテストはそれがこの種の装置では標準的な素材から構築されていることを示しています。

保守更新 2014/██/██: SCP-192-1によるSCP-192の封じ込めは不完全であることが明らかになりました。製造過程における不備ならびにサイト-██Aで最初に行われた実験により、SCP-192-1の外装は傷みました。SCP-192の移動と再評価に関する要求が地元の司令部に提出されました。

サイト更新2014/██/05: 192-M-1471607220は2014/██/05に問題なく実施されました。サイト-██Aの全職員はサイト-125-Aに異動となり、サイト-██Aは閉鎖されました。SCP-192-1を財団が複製したSCP-192-Fが[データ編集済]で作成され、移動作戦に先立ちサイト-125-Aに設置されました。

通常動作中のSCP-192-1から実際に受ける被曝量は標準安全範囲に収まることから、これは現在もケースとしてSCP-192-Fとともに使用されています。

SCP-192の存在を発見したのは█████████博士、[データ編集済]にてSCP-███を追跡している財団の秘密捜査員でした。█████████博士はSCP-192-1の起動試験に立ち会うことを求められ、その効果を目撃する最初の████████病院スタッフとなりました。█████████博士は財団に通知し、一緒に立ち会った残りの非財団スタッフ3名には無事クラスA記憶処理が施されました。研究チームが続けて送りこまれ、SCP-192-1を収めた部屋は隔離されました。SCP-192の起源に関する調査結果は文書192-I██にて確認できます。

SCP-192のテストをして、以下の結果がどんな定常パターンもなしに発生することが注意を引きました。被験者の変化はどれもX線画像が撮られてからおよそ3秒で起きるようです。
画像結果 効果
画像にはどんな傷害も病変も見られません。 被験者は完治し、更なる問題や併発症は伴いません。
外傷により誘発された、憂慮すべき転移のある骨折が存在 撮影された骨部には、同程度の転移を伴う骨折が発生します。この傷害は常に24時間以内に負ったものと見受けられますが、これは検査前に隔離しておいた被験者についてもです。今のところ、SCP-192は骨が内臓を貫通したり皮膚を突き破ったりしている画像は生成していません。
検査部位にガン細胞が存在 被験者には検査部位におけるガンの進行に一致する症状が見られます。この腫瘍は決してT1N0M01を越えることはありませんが、しかしすべての場合で悪性です。被験者幾人かに生検をしたところ、SCP-192が原因のガンと人体で自然発生したガンにはなんの違いもないことが示されました。続けての治療が成功するかはガンの発生個所に依ります。
被験者の体内に異物が存在 被験者の手術を行うと体内から異物が発見されます。その物体がなにかは場合によりまちまちなようですが、一般には検査部位の手術をするときに使う外科器具です。サイト-██Aのどの部署からも外科その他の医療器具が不自然に消失したとの報告はあったことはありません。

既に検査をした被験者についてさらに検査を繰り返せば治療手段としてSCP-192を使えるのではないか、ということを判断するために行ったテストの最中に、SCP-192はぼやけた画像を出力しましたが、これは[データ削除済]という作用を結果し、ほぼ一瞬で被験者D-192-03█を殺すこととなりました(事件報告192-03█-02参照)。このテストの間SCP-192を操作していた職員はすぐさま精神鑑定に回されました。

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