SCP-1926
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Zupko博士によって撮影されたSCP-1926-1の1体。

アイテム番号: SCP-1926

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1926標本は10m×10m×3mの大きさのよく照らされた白塗りの収容部屋に収容されることになっています。それぞれの家族に対し4m2の空間が許可されています。部屋には65セットのカラフルなプラスチック製ブロックが支給されることになっています。

説明: SCP-1926は生命を持つ65体の、プラッシュ1製の子供向け玩具の集団です。

SCP-1926-1はSCP-1926標本のうちの64体の総称です。SCP-1926-1標本は2足であり、腕は欠如しており、0.7mの背丈です。標本の脚は子供用サイズの黒と白の縞々のレギンスから作られているように見えます。標本は大きなブラウンの眼とウサギに似た耳を持ちますが、口と鼻は欠けています。この文を書いている時点では、43の大人と21の子供のSCP-1926-1標本が収容されています。子供の標本は大人の半分のサイズで、成長して大人になることはありません。個々の標本にはいくつかの身体的なバリエーションがあります。

SCP-1926-1標本の衣類は胸部に白いボタンが1つ縫い付けられた黒いセーターから成ります。このボタンを押すことにより、標本はクスクスという笑い声を起こします。この音声を発生させる過程は不明です。大人の標本はボタンを同時に押すことにより繁殖します。この後、1体の大人の標本の前面からゆっくりとつぼみが芽生えるように子供の標本が発達し、表面に現れたときに大きくなります。このことはSCP-1926-1が収容されてから5回起こっています。他の大人の標本とペアになっていないSCP-1926-1-43という大人の標本がいます。SCP-1926-1-43は収容部屋に人間がいることをSCP-1926に警告する役割であることが推測されています。

SCP-1926-1標本はそれぞれ2体の大人の標本と1体の子供の標本という家族構成で活動します。各家庭の行動は人間の子供の「おままごと」のそれと似ているように思われます。SCP-1926-1標本は物を持ち上げたり、人間のようなジェスチャーを行ったり、お互いに交流するために、脚を腕のように使います。互いにけんかしがちでない場合は、SCP-1926-1標本は子供のおもちゃを用いて集団レクリエーション活動に従事することを楽しんでいます。

SCP-1926-2.jpg

他の標本との交流の試みに失敗した直後のSCP-1926-2。

SCP-1926-2は高さ0.2mのSCP-1926の幼体です。SCP-1926-2にはSCP-1926-1標本に見られるいくつかの特徴が欠けています。SCP-1926-2は非常に短い脚で歩行が可能ですが、その脚を使って物体の操作やその他標本との交流はできません。

SCP-1926-2はSCP-1926-1の全標本に避けられています。SCP-1926-2はSCP-1926-1-43に対し、注目と交流の試みを集中させる傾向があります。SCP-1926-2による交流が試みられたとき、SCP-1926-1標本は物理的な攻撃をもって反応します。キックや投げ技が一般的な攻撃です。これにも関わらず、SCP-1926-2は交流の試みを続けます。

暗闇の中では、SCP-1926-1標本は震え、めそめそとした声を出し、しっかりと寄せ集まる傾向があります。これはSCP-1926-2が集団内に存在することをSCP-1926-1標本が容認する唯一の時間です。

補遺: 以下の文はそれぞれのSCP-1926-1標本に付着しているタグに縫いこまれていたものです。

こちらがミューツです。
ミューツはとおくはなれたばしょからきた、まほうのいきものです。そこはあなたのゆめの、すぐとなりです。くちがないのでしゃべれません。うでがないのでだきしめられません。だけど、あなたがしっているどんないきものよりも、あいでみちあふれています。おおきな、よくわかるめで、わたしたちをみまもるためにいます。わたしたちがかわいいとおもうものすべてをまもるものです。ミューツがかわいいとおもうものは、わたしたちです。

以下の文はSCP-1926-2に付着しているタグに縫いこまれていたものです。

こちらがフロップシーです。
フロップシーはわたしたちがかわいいとおもうものすべてをまもることができなかった。フロップシーはわたしたちをまもることができなかった。

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