SCP-1931-JP
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アイテム番号: SCP-1931-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1931-JPはSCPS1もちつきにより他任務と並行して回収、同定が行われます。SCP-1931-JPを一般人が回収、入手した場合、警察組織等を介し収容に当たってください。各SCP-1931-JPは密閉された低用量収容庫に海水を注入した状態で保管し、各部位を接近させることは禁止されます。

説明: SCP-1931-JPは世界中の海洋において確認されているアメリカ合衆国の俳優、ボリス・カーロフ(Boris Karloff)の死体です。死体は体肢や一部分、破片のみの発見であり、全身が確認されたことはありません。

SCP-1931-JPは財団の調査により現在時点で約300の部位が発見されています。これらは全身を約30程度に分割したものであり、重複する部位も存在します。その一方、鑑定の結果、これらの部位は全てボリス・カーロフと一致することが判明しています。また、アメリカ本土において埋葬されているボリス・カーロフの遺体には異常が発生していないことから、複数にわたるボリス・カーロフのレプリカあるいはクローンが存在すると推測されます。

SCP-1931-JPは確認された全ての例で激しく破損、腐敗しています。海水中からSCP-1931-JPを取り出した場合、SCP-1931-JPは発火、焼失します。そのため、収容には海水を利用することが求められます。破損部位には人為的な切断、破壊の痕跡がみられ、専門知識、技能を持たない人間によるものと推測される吻合の痕跡も確認されます。また、多くの場合において深達性II度以上の熱傷が確認されます。

補遺1: 2███/██/██、SCP-1931-JPの破損していない頭部が発見されました。頭部は1931年に公開された映画作品『フランケンシュタイン』におけるフランケンシュタインの怪物と同様のメイクが施されていました。また、脳幹が炭化したオオウイキョウ(Ferula communis)に置換されていることが確認されています。

フランケン.jpg

【参考画像】
SCP-1931-JP頭部と同様のメイク

補遺2: 2███/██/██、SCP-1931-JPを一時的に保管していたSCPSもちつき内の管理庫において、複数のSCP-1931-JPが自律的に吻合される現象が発生しました。接着においては各部位の破損部位が接触するに伴って吻合糸が自律的に吻合を完了しました。吻合された部位は約20分間生体反応を見せたことが確認されており、生体反応が消失すると各SCP-1931-JPは吻合を自律的に分離させ、分離後、即座に発火等のプロセスを経ず炭化しました。

また、これらの吻合を再現する実験において以下の条件が発見されました。

  • 海水中に各部位が存在する
  • 各部位の切断面、破損面が至近距離まで接近する
  • 各部位が一般的な人体と同様の配置に存在する
  • 頭部においては発生しない

この条件が海洋内で発生し、完全な人型に至る可能性は10██████分の1以下であると試算された為、収容プロトコルの改定は見送られました。

インシデントレポート1931-JP - 2███/██/██

補遺2における吻合が発生した際、別サイトにおいて収容されていたSCP-1931-JP頭部のオオウイキョウから軽度の発火とみられる現象が発生していたことが確認されました。この事案発生時、SCP-1931-JP頭部が約30秒間生体反応を見せました。加えて、英語を用い「義務」「神」「フラスコ」といった単語が含まれる文章を発声したことが判明しています。

この発火現象及び生体反応の復帰現象は以降の吻合再現実験においては確認されていません。

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